なぜ、オイル美容がおすすめなのか?
界面活性剤不使用という点がお気に入りの理由
最近、にわかに注目されるようになってきた植物性オイルを使ったオイル美容ですが、まだまだ多くの人はその効果に半信半疑だったり良さに気付いていないな、と思います。
私がオイル美容に目覚めたのはクレンジング代わりにオリーブオイルを使いだしたのがきっかけです。クレンジング剤を使ってメイクを落とすのをやめたのはクレンジング剤にたっぷり含まれている界面活性剤が肌のうるおいに欠かせない肌のバリア機能を壊すことを知ってしまったから。
どんなにエステに通ってケアしようが、セラミド入りの美容液で保湿しようが、毎日お化粧してそれを落とすたびにクレンジングを使っていたのでは、界面活性剤が角質層を溶かして洗い流してしまうスピードのほうがセラミドが生成されるスピードより早いので絶対に乾燥肌はよくならないんです。
保湿目的にオイルを利用する人は多いと思うんですが、オイルの保湿力というのは大したことはありません。(※後述します。)なので個人的にはセラミドを守るためにクレンジング代わりにオイルを使うというのがオイル美容の一番のポイントではないかと思います。
オイル美容のメリットとデメリット
オイル美容をはじめるきっかけとして多いのは保湿目的だと思います。
女性の場合、男性と比べて皮脂が少ないですし、普段のスキンケアで顔を洗いすぎているので皮脂が足りない状態になっていることがよくあります。
それが女性の肌が乾燥に敏感になってしまう原因でもあるんですが、実はこの皮脂というのは肌のうるおいに対して2%程度しか貢献していないことがわかっています。
残りの98%は80%がセラミドなどの細胞間脂質、17%程度が天然保湿因子によるものです。なので、皮脂が減少してきたからと代わりにオイルで補ったところで肌がうるおうようということは皆無に近いです。
ただ、水分を逃がさないための油分としては界面活性剤入りの保湿クリームを使うよりは植物性オイルを使ったほうがずっと安心で低刺激ですし、肌を柔らかくする、肌に栄養を与えられるなどメリットのほうが大きいです。
オイル美容はベタつかない?酸化、油やけの心配は?
オイル美容によくある疑問について答えたいと思います。
◎ ベタつかない?
純度が高い他のオイルとブレンドされていない純正系オイルであればべたつきません。むしろ驚くほどサラッとしていてその浸透力の早さに驚くと思います。高純度の植物性のオイルは馬油やワセリンとはそこが違います。
◎ 酸化しませんか?
酸化はします。ただ、オイルによって酸化のしやすさに差があります。スクワランやホホバは非常に酸化しにくい(6か月~1年)です。オリーブやアーモンドも酸化しにくいほう(~6か月)。グレープシード、馬油は酸化しやすい(~3か月)です。初心者の方は扱いが簡単なスクワランやホホバがおすすめです。
◎ 油焼けの心配は?
油焼けは、太陽光による不純物の酸化が原因なので純度が高く酸化しにくいオイルを使っていれば特に問題はありません。食用のオイルをスキンケアに使うなどしなければ大丈夫だと思います。
よくある勘違いとしてはミネラルオイルは油焼けをして植物性オイルは油焼けしないというもの。繰り返しますが油焼けは不純物の酸化が原因なのでミネラルオイルであっても純度が高ければ油焼けしません。逆に植物性オイルでも純度が低ければ油焼けする可能性がありますのでご注意を!
オイル美容の本当の効果
オイル美容の最大の魅力は界面活性剤の脅威を減らせることにあります。クレンジング代わりにオイルを使う、保湿クリーム代わりにオイルを使うetc。界面活性剤入りの化粧品を使う機会を減らせるということが一番大きいです。
極端なことをいえば、オイルでメイクを落とし、洗顔した後のスキンケアはオイルだけというのが理想です。
化粧水はただの水分なので意味がないし、美容液やクリームに配合されている有効成分は気になりますが、合成界面活性剤、防腐剤が入っているので効果としてはプラスマイナスゼロだからです。
こういってはなんですが、いわゆるスキンケア化粧品って肌にとって悪いものばかりなんです。私自身、スキンケアに気を使っていたほうなのでこの事実を知ったときはショックでしたが化粧品に使われている成分を勉強して、それがどう肌に浸透して効いているのかを知ってしまったらもう使えないんですよ、怖くて。
スキンケア化粧品を使えば使うほど肌の状態はよくなるどころか乾燥肌や敏感肌になってしまうということから脱ケミカル・ノンケミカルの動きがでてきてオーガニックコスメに注目が集まり、その一環としてオイル美容にも関心が集まっているんだと思います。
【コラム】脱ケミカル・ノンケミカルを成功させるには?
今を使っているコスメをオーガニックコスメに変えるというのは脱ケミカル・ノンケミカルにはなりません。オーガニックコスメには怪しいものがたくさんありますし、肌への負担にしても天然成分が必ずしも化学成分よりも低刺激で安心だとは限らないからです。ポイントはこれまでの常識であったクレンジングから乳液・クリームまでの一連のスキンケアのステップを見直すということ。省けるものはどんどん省きます。それから成分表示を理解できるように勉強することも大切です。全部を理解できる必要はありませんが合成界面活性剤の有無、合成ポリマー、防腐剤(代替成分を含む)ぐらいは見分けられるようにしたいところです。