まずダイエットのキーになるのは「代謝」です。
代謝コントロールが、うまくいくコツを握っています。
そして、代謝の要となっているのが、血液です。
血液を「川」と見立ててみてください。
水の量と質(キレイさ)が適切であれば、どんどん水路を移動していきますよね。
血液も同じで、水分の量と質が適切であれば、血液の巡りが良くなってどんどん流れて、細胞まで行き届くスピードが改善=代謝が上がる、という事になります。
代謝が上がる→エネルギー消費率が改善→カロリー消費量が増える。
だからダイエットに効果的だと言えます。
ダイエットで2つめに大切なのが、腸の状態。
腸は栄養の約80%を吸収する臓器です。何らかの理由でその吸収を阻害された場合、例えダイエットに効果的な物質を摂取しても、吸収されずに排出される可能性が高くなってしまいます。
腸を健康的に保つためには食物繊維や良質な油、ミネラルなどバランス良く摂取する事ももちろんですが、まず一番に必要なのが水。
現代の日本人は便秘に悩まされている方が多いですが、見る限り、単純に水分不足が原因ではないかと考えられる方が多い気がします。
また、便秘が解消されれば溜める物も少なくなるので、根本的解決ではありませんが、おなかのぽっこりも少し改善される可能性があります。
1で話したように代謝が上がると、自然に体温も上昇します。そして体温が上がると、脂肪燃焼コンスタント率が上がります。
なんと、体温が1℃上昇するだけで、代謝が約12%上昇!
という事は、体温が上がれば、運動も何もせずに脂肪燃焼率が上がるという、とってもステキな体質になりやすいってことです。
体が温かい人ほど脂肪燃焼しやすい体、と言うことなんですね。
血液は約50%が水分で、体中を巡って老廃物を運んできます。また、細胞に酸素を運ぶのも、血液の役割です。
ですが、酷使して汚れた血液の水分は、新しい水分が入ってこないと交換できません。
なので水分が足りないと、汚れた水分が仕方なく腎臓から再吸収されたり、成分濃度が高まってドロドロになります。
そうなると1のように川に見立てたとき、流れも悪くなることが分かります。濁ってヘドロを含んだ沼の水のような感じですね。
血液サラサラ→代謝上昇→ダイエットに。
病気防止としても、血液の質は大切にしたいですね。
ダイエットの上で強敵な「セルライト」というものがありますが、実はこれ、脂肪細胞と老廃物がくっついたものなんです!
これ以上増やさない為にも、老廃物はどんどん出していきたいものです。
2の腸もそうですが、尿で排出される老廃物も忘れてはいけません。これは腎臓を通して行われています。
水を飲むとトイレが近くなる現象は、回数が多い分、あなたの体(主に血液)は老廃物が溜まってますよ、という体の静かなサインとも受け取れます。
ちなみに1日の排尿回数は、体のしくみから8~10回が良いとされています。これより少ない方は、そもそもトイレの回数が少ない、という可能性も。
どんどん排出しましょう。
汗をかく=デトックスと思っている方が多いですが、実は汗そのものから排出される老廃物は、体が排出する老廃物の全体量の約3%と、とても少ないです。
とは言え、汗からでしか排出されない老廃物もありますし、代謝が上がると多少の汗は自然と出るので、適度な汗をかくことは良いことと言えます。
でも、そもそも体の水分量が少ないと、汗がかけません。血液など、他に優先しなければいけない箇所があるからですね。
また、汗は体温調整の役割をしているので、ダイエットの際に簡単でも運動を考えている方は、体調維持の為にも大切な要素のひとつです。
老廃物を回収するリンパ腺ですが、実はリンパ腺自体には運動能力がないことを知らない人が、多いのではないでしょうか。
リンパ液が流れるのに必要なのは、筋肉と静脈の動きです。この2つがきちんと動いていないと、老廃物も流れない、ということです。
リンパマッサージなどで、表面の腺は改善が見込まれますが、リンパは腎臓にも繋がっているので、内臓など内側はどうしても難しいですよね。
水をきちんと摂取することで、リンパの流れを全体的に改善→老廃物の排出に繋がります。
水は本当に大切な役割をしてくれていますね。
ダイエットに効果的な取る水についてもまとめます。
1、温度は常温~ぬるま湯。
2、水道水そのままは×。ミネラルウォーターか、有害物質をきちんと除去した浄水。
3、アルカリイオン水、活性酸素水など、病状を回復する目的の水は飲みすぎ注意。
4、日本人は軟水が○。硬水はほどほどに。
5、コップ半分の量を、何回かに分けて。一気飲みはよほど喉が渇いてる状態以外は×。
Q:水は飲みすぎると、体を壊すと聞きました。
A:体が水分を欲しがってないのに、一気に多量の水を飲みすぎると良くないです。理由は、体のミネラルバランスが崩れるからです(水中毒)。通常(運動ほぼなし)で飲むと良いとされている量は1日2㍑。運動・熱中症予防など、体の水分不足を考慮に入れつつ「少なすぎないか」を意識しながら、適量を小分けして飲みましょう。
Q:「水太り」が気になります。
A:水を飲むと太るは間違いで「代謝が落ちている状態なので、水分を溜めやすい」が本当です。早めに代謝を改善した方が良い状態なので、水をこまめにとりながら、体を温めるなど工夫して、少しずつ改善すると良いと思います。
■参考文献
「水で解決!―健康と活力を手に入れる 」辻 麻理子 (著), 齋藤 博之 (監修)
「世界一の美女になるダイエット」エリカ・アンギャル