リンパ腺は病気のサイン?
疲れている時や熱を出した時、首や脇の下、股関節などのリンパ腺が腫れていることがあります。
熱が下がったり、疲れが取れたりすればリンパ腺の腫れも自然となくなっているので、あまり気にしない場合も多いものです。
しかし、リンパ腺は病気が原因で腫れてしまうこともあります。
もし病気が原因であれば、治療をしなければ大変なことになるかもしれません。
リンパ線が腫れる原因や対処法などについて具体的に見ていきましょう。
リンパ腺が腫れる原因は?
風邪などをひいたとき、耳に後ろや首などのリンパ腺が腫れる場合があります。
これらの原因は、細菌やウイルスなどがリンパの流れにのってリンパ腺に達した場合に起こります。
体の中の免疫細胞が病原菌を退治しようと活動していることで、リンパ腺が腫れてしまうのです。
高熱を伴う場合は、亜急性壊死性リンパ節炎の可能性があります。
この病気はリンパ節が腫れることと、原因不明の高熱、時には皮膚の発疹を出しますが、1~3ヵ月で改善する良性のリンパ節疾患と言われています。
原因ははっきりしていませんが、ウイルス、アレルギー、局所の異常免疫反応などが原因となるのではないかと考えられています。
年齢に関しては幅広く見られますが、特に10~30代の女性に多く見られる病気です。
腫れが生じるのは、首が圧倒的に多く、次に脇の下で痛みを伴います。
治療をしないと1ヵ月熱が下がらないこともあるので、早目に病院に行くようにしましょう。
リンパの腫れや痛みがすぐに改善するならほとんど心配はないようですが、中には液自体ががん細胞に犯されている場合もあります。
リンパ節が痛いと感じるようであれば、原因を見つけ正しい処置をしましょう。
健康を守るために重要な働きをするリンパ液
リンパ液は私たちの体内を循環しながらそれぞれの細胞と情報交換を行い、病原菌が侵入していないかを常に見張っているもので、何かトラブルが起こっている場合はそれを知らせようとして表面に現れてくることが多いそうです。
リンパ腺は全身に約800個あると言われていますが、表面に現れてくるのは首や耳など上半身にあるものの付近です。
リンパの痛みが発生した場合、原因は腫れた部分の近くにあることが多いです。
例えば首のリンパが腫れた場合は、病原菌が口や鼻などの粘膜から体内に侵入したことが原因と考えられます。
リンパの痛みというのは、腫れあがっていることもありますが、分からない場合もあります。
基本的にリンパの腫れは心配ないものですが、大きさが変わらない、硬さが気になるという場合は、医師の診察を受けるようにしましょう、と外科医の狭間研至医師は言います。
発症が早い段階であればいいのですが、悪化してから発症するパターンもあります。
リンパの痛みが長く続くようであれば、病院に行って診察を受けるようにしましょう。
リンパについてはまだ分かっていないこともあり、症状や原因によっては治療法もさまざまです。
普段の生活において体調管理をしっかりすること、栄養バランスの取れた食事と睡眠、こまめな運動をするようにして、健康な生活を心がけることが大切です。
家族で協力をしながら、リンパが腫れない生活をするようにしましょう。
目にトラブルが起こった場合も、リンパ節が腫れるケースがあります。
例えば流行性角結膜炎です。
目が充血している、ゴロゴロする、といった症状のほか耳前リンパ節が腫れて痛みを伴います。
風邪のように咳が出たり、発熱したりすることもあります。
感染疾患なので、誰かから感染することが原因で起こります。
治療は免疫に任せることになるのですが、後遺症を残さないように治すために点眼を行います。通常は1~2週間で治癒しますが、ウイルスが強いと角膜白斑などが残ってしまうことがあります。
感染しないためにも、外出先で目をこすらない、外から帰ったら手洗いすることが大切です。
脇の下のリンパ節が腫れているのは乳がん?
女性の病気で注意したいのが乳がんです。
リンパ節が腫れていると乳がんではないか?と心配になります。
脇の下のリンパ節が腫れるケースも多いもの。心配はないのでしょうか?
確かにリンパ節が腫れてしまうのはガンが転移しているケースもあります。
乳がんは脇の下や胸骨の近く、鎖骨の上下などのリンパ節が腫れることがあります。
乳がんの場合はさらに腕がむくむ、しびれなどの症状が出る場合もあります。
女性の場合は生理が近くなると脇の下が腫れることもあります。
女性ホルモンの変化によって血液循環が悪くなることでリンパ節が腫れることがあります。
女性ホルモンの分泌の影響で、睡眠不足になったり、血行が悪くなったりすることで、リンパ節も腫れてしまうのです。
生理が終わればリンパ節の痛みもなくなります。
もしリンパ節の痛みや腫れがひかないようであれば、病院に行くようにしましょう。
風邪をひいたり、疲れが溜まっていたりすると、リンパ節が腫れやすくなります。
リンパ節の腫れや痛みは、体内に侵入してきた病原菌を退治使用としている免疫細胞の働きの影響です。
女性の場合は生理前になると脇の下のリンパ節が腫れたり、痛んだりすることもあります。
女性ホルモンの影響で血行が悪くなるためです。
ただし、乳がんの危険性もあるので、痛みや腫れが引かない場合はすぐに病院に行くようにしましょう。
リンパ節の痛みや腫れは基本的には心配する必要はありませんが、大きさが変わらない、硬さが気になるという場合は、医師に診てもらうことをお勧めします。