おでこにできる小さな大人ニキビの治し方は?

最近、おでこにプツプツと小さなニキビができてしまいます。なかなか治らず、鏡を見ると目立ってしまうので憂鬱です。おでこにできる小さなニキビの治し方について教えてください。

専門家からの回答
ホルモンバランスが崩れてニキビができている可能性があります。
3行でまとめると?
  • おでこは皮脂量が多く、ニキビが悪化しやすい
  • ホルモンバランスが乱れ、皮脂が過剰分泌に
  • おでこニキビの予防は、生活の見直しと外部刺激の排除が大切

大人のおでこニキビとは?

おでこのニキビは10代だけではない!

おでこのニキビは思春期だけのものと思われがちですが、大人になってもおでこのニキビに悩まされている方は少なくありません。おでこはTゾーンといわれる皮脂の分泌量が際立って多い部分の一部です。

皮脂量が多いおでこは、大人でもニキビの発生や悪化する可能性が高い部分といえるでしょう。また前髪がおでこにかかったり、整髪料や洗い残しのシャンプー、コンディショナーなどの外部の刺激が加わったりすると、炎症が起こりやすくニキビができやすくなります。また、一度できたニキビは治りにくくなってしまいます。

おでこニキビの原因とは?

大人になってからニキビに悩まされるのは、ストレスや、睡眠不足・不規則な食事などの生活面に原因があると言われます。これにより免疫力が低下し、ホルモンバランスが乱れます。ホルモンバランスが崩れると肌が生まれ変わるサイクルが乱れ、肌が固くなったり、皮脂の分泌が過剰になったりして、毛穴づまりの原因になります。

おでこはもともと皮脂が多いので、皮脂の過剰分泌は致命的です。そして免疫力が低下したことで、皮膚の常在菌であるアクネ菌が異常に繁殖して、ただの毛穴づまりが赤ニキビへと発展してしまうのです。

おでこのニキビは体が生活の改善を求めているサインかもしれません。ニキビができてしまったら、この機会に、生活を見直してみるのもいいのではないでしょうか。

おでこニキビの治し方、予防方法とは?

おでこのニキビを治すには、生活スタイルを見直してホルモンバランスを整えることが大切ですが、正しいスキンケアやおでこへの刺激を取り除くことも重要です。

正しい洗顔と保湿ケアを
洗顔時はしっかり洗い、余分な皮脂や角質、汚れを落としましょう。髪の生え際やこめかみなどすすぎ残しがないようにすることが大切です。そして、洗った後はしっかり保湿するのを忘れないでくださいね。ニキビができたからと言って、保湿をしないのはNGです。大人ニキビの場合は、保湿をきちんとすることがニキビケアの基本となります。

前髪や洗浄料など外部刺激にも注意
他にもニキビ予防のためには外部刺激を排除することも大切です。前髪がおでこに当たらないような髪型を考えたりするのもひとつ。またシャンプーやコンディショナー、洗顔料の洗い残しに気を付けてください。洗い流しがないように、お風呂では「 髪 → 体 → 顔 」の順番に洗うといいでしょう。また整髪料、特に油分の多いものの使用はさけて使うなどの工夫をすることで、おでこのニキビ予防につながります。

私がお答えしました

皮膚科医 梅田さやか
肌クリニック 表参道皮膚科院長。過去に自身が肌に悩んだ経験を活かし、女性が美しくあるお手伝いをいたします。
編集部からのコメント

ホルモンバランスを整えておでこニキビを治すには?

  

おでこにできるニキビには様々な要因が関わっており、治し方としてはホルモンバランスを整えること、正しいスキンケアや刺激に気をつけることが重要だと解説していただきました。

  

では、ホルモンバランスを整えるには具体的になにができるのでしょうか?

女性ホルモンとは?

女性ホルモンには2つの種類があり、それぞれ「黄体ホルモン」「卵胞ホルモン」といいます。この2つのホルモンのバランスが乱れると、体には様々な不調が起こってしまいます。

黄体ホルモンも卵胞ホルモンも、脳の視床下部から指令を受け、卵巣から分泌されています。しかし、脳の視床下部がうまく指令を出せなくなったりすると、ホルモンバランスが乱れてしまいます。

ホルモンバランスの乱れを改善するには?

睡眠
睡眠としては、睡眠時間のみならず睡眠の質が大切です。睡眠時間は6~7時間程度確保するようにしましょう。睡眠の質を高めるためには、睡眠前に温かい湯船に浸かって体を温めたり、アロマを焚いたり、質のいいパジャマや寝具を使ったりすることで、リラックスして眠りにつくことが大切です。

食事
冷たい飲み物やカフェインが含まれた飲み物の過剰摂取は避けましょう。また、炭水化物だけ・野菜だけなどの単食ばかりでは栄養バランスを欠いてしまうので、主食・汁物・主菜・副菜の揃った食事を意識できるとよいですね。

ストレス対策
脳の視床下部はストレスに弱いです。環境の変化など、自分でも気が付かないうちにストレスは溜まってしまいがち。引っ越しや職場の異動、季節の変わり目など、環境が変化したときにはストレスが溜まらないよう、軽い運動や趣味などで息抜きをしましょう。

血行改善
血行が悪化すると脳から卵巣への指令が届きにくくなってしまうとされています。血行を悪化させないためには、体の冷えに注意しましょう。日頃から食べ物や飲み物は温かいものを選んだり、お風呂の際はシャワーですませずに湯船に浸かるようにしたりしましょう。

日頃のスキンケアや生活習慣を見直してニキビを改善し、心地よく過ごしたいですね!

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