今回の内容は題名の通りである。
安直でひねりのないタイトルだと思う方もたくさんいるだろう。
しかし、このタイトルこそが現状のシティの問題を明確に示しているのではないか。
画像はManchesterCity公式サイトより
グアルディオラたっての希望で獲得されたブラーボだが、ここまでファンが納得できるパフォーマンスを見せているわけではない。
そして、このGKに納得していないファンは決まってこう言う。
「ハートを追い出してまでGKに据えるべき人物か?」と。
実際、ブラーボのセービング力には疑問を感じる時がある。
先日のチェルシー戦で決められた3ゴールは全てがあまりにも簡単に決められてしまった。
決められた時の状況を確認してみるとどうにもポジショニングが悪い。
ウィリアンの2点目なんかはそれが顕著だ。
オタメンディがディフェンスに行っているのに前に出すぎている。
その結果ファーへのシュートに対して全く反応できず失点。オタメンディの失望した顔が印象的なシーンだった。
僕にはブラーボがプレミアリーグのシュートスピードについていけていないことが印象的に映る。フットボール人生のほとんどをリーガで過ごしてきたこのチリ人からはこんな戸惑いを感じる。
1 シュート速くね?
2 シュート打つ体勢悪くね?
3 そこでシュート選択するの?
などなど。
そのせいからか、ポジショニングや判断に迷いがある。ニアによりすぎることもあればファーによりすぎることもあり、前に出てくるタイミングも悪い。イングランドのGKは良くも悪くも思い切りが良いのでブラーボのプレーは中途半端に見えてしまう。
これを考慮すると昨年バルセロナが敷いていたGKのターンオーバーには納得がいく。セービング力がより高いテア・シュテーゲンを国際舞台で起用するのもよくわかるというものだ。
また、このチリ人はプレー中においての指示がなかなか見られない。コミュニケーションが取れていないのではないかと言うことだ。ペップシティにはピッチ上のリーダー、精神的支柱というものが存在しない。前任者の例のように、GKという性格と年齢的に見てもブラーボがもっと指示を送るべきなのだ。
他にも駆け引きというものが苦手らしく1:1を止めるシーンがなかなか見られない。
これに関してはGKだけの問題ではなく、チームの問題だ。シティは裏を取られることが1試合に3度はある。これでもたぶん控え目に言っている。相手がフリーな状態でシュートを打たせることが他のビッククラブに比べると多いのだ。
そのような幾多のピンチを救ってきたのがメッシに「怪物」と言わしめたハートだった。
全身を投げ出し、体のどこかにボールを当ててゴールを防ぐ。その姿はさながらハンドボールのGKのよう。文字通り体を張ったチームのリーダーはプレーでチームを鼓舞し雄叫びをあげていた。
まさに守護神ここにあり!といった具合に。
だから、決定的なシーンでもシチゼンだけでなくチームメイトでさえ最後はGKが止めてくれるという気持ちがある。
ここから核心に触れていく。
ブラーボへの不信感というものは主にここから来ているのではないかと思う。
神がかったセーブを連発してはチームのリーダー自らチームを鼓舞する。そんな理想ともいうべきGK像に慣れたファンからすればブラーボは
『守護神らしくない』のだ。
だからペップがいくら擁護し、ブラーボがチームに馴染んだとしてもシチゼンの中でハートの存在を超えることはまずありえない。ハート待望論が消えることはないのだ。
ブラーボも年齢的にこれ以上の成長は見込めないしスタイルを変えることもできない。それに得意のパスでCLバルセロナ戦のような酷いミスを犯したブラーボに全幅の信頼を置くファンはもういないのではないだろうか。
選手、ファンにとってこれほど悲しいことはない
現在チームの状況は悪い。
プレミアの各チームがシティのポゼッション対策としてGKとディフェンスラインに積極的にプレスをかけてくる。
ブラーボは繋ぐが結局はディフェンダーがロングボールを蹴らせられるシーンが目立ち、ブラーボの存在意義に関わる事態となってきている。
獲得は正しかったのか。
疑問を持たざるを得ない。
ここで改めて問い直そう。
ブラーボは本当にシティの求めるGKなのだろうか?
以上になります
今回はほとんどの内容がくろーぷ君 (@kuro__pu)とSkypeで話していたものを参考にし、それを元に僕なりの意見を交え読みやすいように文章化したものになります。
ご協力ありがとうございます。
読者の方々もここまでありがとうございました!
追記
くろーぷ君の意見をかなり取り違えていましたのでくろーぷ君の意見をここに記載させて頂きます。
キーパーとしてはブラボの方がハートより上だと思います。
良くも悪くもブラボはチームに引っ張られるキーパーであって、ブラボがいることでチームに大きな変化をもたらすタイプではない。
環境が整えば90点のプレーを継続できるのがブラボ 。どんな状況でも85点のプレーをするのがハート です。
ただ今のシティはあまりにポゼッションの土台や連携が整っていないせいでブラボは70点のプレーをしている。
これからのシティにブラボはふさわしい。
ただ、"現在"の話をしてるので。
ペップが来ても変わらない、根底にあるメンタルの部分やシティのアイデンティティを考えると現在の状況にあっているハートが恋しいということです。
以上になります。
勘違いさせて申し訳ありません!