界面活性剤は「界面活性剤不使用」以外のクレンジングに配合されている成分です。
ここでは、クレンジングとは切っても切れない関係の、界面活性剤について紹介したいと思います。
みなさんはコップの中に水と油が入っていたら、この2つをどうやって混ぜあわせますか?
管理人ともみならとりあえず振ってみます・・・。
でもまざりあわないですよね?
そこに登場するのが界面活性剤です。
混ざり合わうことなかった水と油をとりもって、簡単に混ぜ合わすことができる成分なんです。
化学的に合成された界面活性剤の種類は全部で2000種類以上あり、親水基で4種類に分類されます。
| イオン化する | イオン化しない |
|---|---|
| 陰イオン界面活性剤(アニオン) 陽イオン界面活性剤(カチオン) 両性イオン界面活性剤 | 非イオン界面活性剤(ノニオン) |
4種類の中では非イオン界面活性剤は、分子量が大きく肌に影響する可能性が少ない為、1番刺激性が少ないと言われています。
現在ほとんどのクレンジングで使用されているのは、非イオン系の界面活性剤となっています。
その他、肌に優しい化粧品で使われている界面活性剤に、レシチン、カリ石鹸素地があります。
レシチンは卵黄に多く含まれる成分で、食品の乳化にも使われている成分です。
カリ石鹸素地は石けんの事です。
クレンジングと界面活性剤
クレンジングでは界面活性剤は、メイク汚れを落とすため、落としたメイク汚れを水で洗い流すために配合されています。
界面活性剤が全く入っていないクレンジングは、ふきとるタイプになるかと思いますが、水と油は混ざり合わない関係なので、浮かせたメイク汚れを水で洗い流す事ができないのですね。
1番簡単でお手軽にメイクを落とせるのが、界面活性剤配合のクレンジングなのです。
界面活性剤には毒性があるの!?
クレンジングが肌に悪いと言われていますが、これはクレンジングに配合されている界面活性剤の事を指しているのです。
なぜ界面活性剤は肌に悪いと言われているのかは、界面活性剤のもつ洗浄力が、メイク汚れだけではなく肌のバリア機能(細胞間脂質と角層)を壊すからと、肌に残留するからだと言われています。
バリア機能が壊されると、潤い成分が外へもれだして、乾燥肌そして敏感肌という肌質に傾いてしまいます。
ちなみに石けんも界面活性剤でできていますが、石けんの界面活性剤は肌への残留性が少なく、バリア機能をこわす程の影響力をもたないといわれています。
クレンジングの使い方で防げる事もたくさんある
ですが、メイクはしたいし、できれば簡単にメークを落としたいもの!
そこで私達ができる事は、正しくクレンジングを使う事だと思います。
・各クレンジングの使い方にそってきちんと使うこと
・クレンジングを肌にのせている時間をできるだけ短くする事
・きちんんと洗い流す事
・各クレンジングの使い方にそってきちんと使うこと
使い方自己流になっていませんか?
時間をかけてクルクルしたり、1回の量が少なすぎor多すぎたり、メイクとなじませる時に力を入れすぎていたり・・・、意外と自己流で使ってしまっている方が多いのではないでしょうか?
少しの違いかも知れませんが、その違いが肌を傷めている原因の1つかも知れません。
心あたりがある方は、もう一度お使いのクレンジングの説明を見なおしてみて下さい。
・クレンジングを肌にのせている時間をできるだけ短くする事
このためにはポイントメイクを最初に落としておく事もおすすめです。
ポイントメイクリムーバーを使わなくても、オイルやワセリンを使う方法だと肌への負担を軽減できます。
こうしておくと1分以内でクレンジングをする事は難しくないと思います。
・きちんんと洗い流す事
クレンジング剤が肌に残らないようにきちんと洗い流す事も大切です。
クレンジングによっては「〇回以上すすいで下さい」と書かれているものもあります。
商品によって乳化が必要なものは、きちんと乳化をしてから洗い流しましょう。
乳化というのは、指先を水で濡らして、顔の上のクレンジング剤となじませてから洗い流す事です。
こうする事で水と油(クレンジング剤)の乳化を起こして、クレンジングが残留しないように丁寧に洗い流せます。
界面活性剤はいいの?悪いの?
界面活性剤の害については、皮膚科医でも意見がわかれています。
一昔前に使用されていた界面活性剤の中には、肌に悪影響を及ぼすものもあったらしいですが、最近使われているもの、開発されているものは安全性の高いものが多いとも書かれています。
ー界面活性剤は分解されずにお肌に蓄積される?ー
合成界面活性剤は分解されずにお肌に残ってバリアを壊し続けると思っていらっしゃる方も多いかと思います。
大昔の合成界面活性剤には生分解性の悪いものがあり、環境的に問題がありました。しかし、現在化粧品で使用されている界面活性剤は生分解性のあるものがほとんどです。 特に油性成分と水溶性成分とがエステル結合したものは、一般的に化粧品によく使われますが、これはお肌の上の酵素で容易に分解されます。
界面活性剤は肌にいい成分か?と聞かれれば、NO!となりますが、
クレンジングには必要な成分か?と聞かれればYES!と答えます。
大切なのは自分の肌にあうクレンジングを選ぶ事、見つける事、そして、
クレンジングの使い方や容量を守り、肌に残さないようによくすすぎ、クレンジングを正しく使う事で界面活性剤の影響も少なくできるのではないかと思います。