乾燥肌なのに脂漏性皮膚炎になる?

暑い季節がやってくると、汗をかく事も多く、一日に何度もシャワーを浴びたり、頭を洗う事もあるでしょう。

けれど、顔や頭の洗い過ぎには注意が必要です。

ひょっとしたら脂漏性皮膚炎の原因になる事もあるからです。

どうして、清潔にしているのに顔や頭が痒くなってしまうの?乾燥肌なのに脂漏性皮膚炎になる事があるの?と疑問に思う人もいるかもしれません。

確かに脂漏性皮膚炎の原因になるマラセチア菌は、皮脂を好む為、皮脂の分泌が多いと菌が増殖してしまいます。

このマラセチア菌は普段から人間の皮膚に存在しているカビの一種ですが、異常繁殖すると、顔や頭の痒みや発赤、頭皮のカサつきなどの不快な症状をひき起こすのです。

一見、エサである皮脂を除去する事でマラセチア菌の増殖を抑える事が出来るような気がしますが、返って頭皮のバリア機能が失われ、菌が繁殖しやすい環境を作ってしまう事があります。

乾燥肌なのに脂漏性皮膚炎になってしまう原因はこの為です。

市販されているシャンプーは、商品にもよりますが皮脂を落とし過ぎてしまう事がありますので注意が必要です。

マラセチア菌の増殖を防ぐ為には、専用のシャンプーを使用した方が良いでしょう。

頭皮の皮膚症状としては、他にも皮脂欠乏性湿疹やアトピー性皮膚炎と言ったものもありますので、自己判断は危険です。

なるべく早めに皮膚科などの専門医を受診する事が大事です。

脂漏性皮膚炎は根気よく治療していく事が必要な皮膚症状で、少し良くなったと思って油断していると、また症状が悪くなってしまったと言うのも良く聞く話です。

また、頭皮だけでなく、身体の免疫が衰える事で皮膚の常在菌のバランスが崩れやすくなると言う事もあるので、睡眠不足や、栄養の偏りには普段から気を付ける事が大事です。

特にビタミンB2、B6と言った栄養素は積極的に摂ると良いでしょう。

乾燥肌なのに・・・、と言う事ではなく、乾燥肌だからこそ、症状が出ると言う事もあります。

健康な頭皮と言うのは、適度な皮脂とうるおいで守られているものです。

正しい知識とお手入れ、そして早めの対処で健康な肌や頭皮、髪の毛を守っていきましょう。

脂漏性皮膚炎専用のシャンプー、石鹸

脂漏性皮膚炎になったら、まず使いたいシャンプーや石鹸は、真菌剤入りのシャンプーと石鹸です。

有名なのは、持田製薬のコラージュフルフルシリーズのシャンプーと石鹸です。

コラージュフルフルは、真菌剤や殺菌成分でカビ菌や雑菌を殺菌しかゆみ、炎症を防いでくれます。

マラセチア菌を殺菌してくれるシャンプーやソープで有名なのは持田製薬のコラージュフルフルです。

ただこの手の薬剤は悪い菌だけでなく、肌にとって良い働きをする菌まで殺してしまうので常用はしないほうが無難です。

ある程度症状が治まったら、菌のバランスを整えてくれる洗浄剤を使ったほうが良いので、自分で様子を見ながら上手に切り替えながら使用しましょう。

菌のバランスを整えてくれる洗浄剤は、「整菌ラボ」の全身洗えるボディーソープです。

正確には、シャンプーもありますが、中身は同じなのでソープで大丈夫です。

真菌剤入りのシャンプーと整菌ラボのボディーソープの両方を備えておけば、洗うことに関して不安はないと思います。

保湿はした方が良い?

保湿に関しては賛否両論ありますね。

ここでいう保湿は、肌に蓋をする事でしょうね。

そういった意味での保湿は逆に症状を悪化させる場合があります。

脂漏性皮膚炎の肌は傷つき炎症を越して菌が繁殖しやすい状態です。

そんな肌を油でフタしたら、余計に菌が繁殖します。

ですので、肌に蓋をする保湿ではなく角質の水分バランスを整える保湿が必要です。

そもそも、脂漏性皮膚炎になったきっかけは、皮脂の異常分泌です。

皮脂が多く出るようになったきっかけは、体調やホルモンのバランスもありますが、間違ったスキケアや化粧品成分での肌の炎症がきっかけででインナードライになったことが大量の皮脂分泌につながっているので、皮脂分泌を正常に戻すため、食生活や清潔週刊をみなしながら角質層の水分バランスを整えていく事が大切です。

角質の水分バランスの乱れは、肌バリアと言われる角質脂質が足りていない事が分かっています。

角質間脂質とは、角質の間と間の隙間を埋める成分で、この成分のおかげで水分の蒸発を防ぎ、外からの刺激を内部に入れないようにしてくれています。

この成分の60%以上はセラミドとう成分でできていますが、この成分は化粧品で補う事ができます。

セラミド化粧品

現在、セラミドは肌にとって重要な成分だという認識が高まっていて、化粧品もたくさんあります。

ですが、脂漏性皮膚炎の人は蓋をしてはいけないので、クリームや乳液など油分のある化粧品ではなく、化粧水などえ補給するのが理想です。

しかも、クリームや乳液は界面活性剤を大量に使用していることが多いので肌トラブルを抱えている人にとっては不向きです。

できるだけ界面活性剤の使用の少ないセラミド化粧水を使用すると良いですね。

まとめ

乾燥肌でも十分脂漏性皮膚炎になる可能性はあるという事と、スキンケアには真菌剤りの洗浄剤と皮膚常在菌のバランスを整えてくれる製品を状態によって使い分ける事や角質の水分バランスを整えるにはセラミドが必要になるというとです。

長引けば、浮き出た血管が元に戻らず赤ら顔になる可能性が高くなります。

早く改善できるよう、スキンケアも適切に行いましょう。