2016/12/09
年齢別スキンケア?20代は肌が不安定になる時期?
社会人になれば、化粧をして身だしなみを整えることもマナーの一つと言えるのではないでしょうか。スキンケアからメイク術まで一通り基本的なことを覚え、また自分なりのお手入れが確立してきた頃でしょう。
18歳の頃からだったでしょうか。思春期ニキビに悩まされていた私ですが、その頃を境に徐々にニキビの出現が減っていたように思います。20歳ほどになるとほとんどニキビに悩まされることもなく、トラブルとは無縁と言って良いほどお肌が安定していた次期でした。しかし、21歳になった年の夏からそれは激変してしまったのです。丁度出産を経験していた年であり、そのことが関係していたのかどうかは正直なところ分かりません。ただ、7月の中旬辺りから思い出したようにニキビができ始め、気づいた時には思春期の頃さながら、いやもしかしたらもっと酷い状況になっていたかもしれません。その状況は半年ほど続き、年末から年を明けた頃に突如としてニキビの出現がなくなりました。この現象は翌年の全く同じ時期にも起こり、その翌年以降はニキビが大発生するという現象は起こらなくなりました。
一つ言っておきたいのは、そのトラブルが起きる以前と起きた時のスキンケアに全く変わりはないということ。食生活や生活習慣が激変したなどということも勿論ありません。一般的に、「25歳はお肌の曲がり角」などという言い方をしますが、その不安定な時期が人より早く訪れたのかもしれません。このニキビが出現する半年ほどの期間は、本当に様々なケア用品を試したものです。それはまるで、思春期の頃に戻った様に。しかし一向に状況は良くなりませんでした。そして先述のとおり真冬の年の瀬の頃になると、ぱったりと火が消えた様にニキビが収まり、以降は翌年の7月中旬まで何事もなく過ごしていました。まさかその大発生がもう一度やってくるなどとは夢にも思っていませんでしたので、全く同じ時期に全く同じ症状が表れ始めた時は、この先毎年こんな辛い思いをしなければならないのかと精神的にも酷く追い詰められていました。幸い、その現象は2年で終わり、今ではニキビに悩まされる日々とは無縁と言って良い生活を送ることができています。
お肌が突如として不安定になる時期。それが20歳の肌だと私は考えています。それは私の様に原因がよくわからないものから、仕事や家庭でのストレス、生活習慣の乱れなどが関連している場合もあるでしょう。実際には20歳の肌はまだまだ若く、潤いもあります。しかし、見えない所で着々と老化が進んでいるのも事実です。肌の新陳代謝のピークは20歳前後と言われており、本当の肌のターニングポイントはこの時期とも言えるかも知れませんね。20歳を過ぎた肌は細胞の新陳代謝が鈍り始め、皮膚膜の形成、皮膚の様々な機能の低下が始まります。肌の新陳代謝が弱まると、張りや弾力の要となる「コラーゲン」の生成能力も低下してしまいます。新しいコラーゲンを作り出すだけでなく、古くなったコラーゲンの分解能力も落ちてしまうのです。
10代では比較的脂性だったという人も、20代に入って気がつくと乾燥が気になり始めたということはないでしょうか。やはり年齢を重ねるにつれて、お肌は乾燥へと傾き始めます。しかしながら、Tゾーンや頬はテカリが気になるなど脂性の性質もまだ持っている状態かと思います。部分的な乾燥やテカリが気になるのも20代ならではと言えるでしょう。10代の頃と同じ様な、強力な洗顔用品を使用してはいないでしょうか。脂を落とすための強力な洗顔料は、20代のお肌には少々刺激が強すぎるかもしれません。余計な脂質まで落とし、乾燥の悪化やそれによる「大人ニキビ」の要因となっている場合があります。細かい部分では「唇」の老化が気になり始める方もいることでしょう。メイク乗りが悪く感じたり、乾燥が頻繁に起こったり、更には細かいシワが刻まれてきたりすることも。日中はリップクリームや口紅などでUV対策も忘れずに。パックをして潤いや栄養を補給するのも有効でしょう。
20代後半になれば、エイジングケアも視野に入れたスキンケアを考えてみてはいかがでしょうか。20代に行ったお手入れで将来の肌がどうなるか決まるとさえ言われるものです。30代になり本格的なエイジングケアを行う前に、徐々にその準備を始めておいても良いかもしれません。まだまだ強力なエイジングケアをする必要はありませんので、初期の軽いケアとして取り入れられるものから検討してみて下さい。
20代は外的要因による肌トラブルが多くなる時期です。生活習慣に気を配り、肌が不必要に不安定な状態に陥らない様に注意しましょう。自分なりのスキンケアから抜け出せない人もいるかもしれませんが、年齢や状態に合わせたケア用品の選択を心がけましょう。ころころとケア用品を変える必要はありませんが、加齢による衰えを感じ始めるその前に、老化を抑えるケアの事も考えるべきかもしれません。
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執筆者:rihira
一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー
注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。