はじめに
ピーリングとは、古い角質を取り除き、肌本来の新しい角質に取り戻すという意味。
肌のターンオーバーの理想周期は28日で、肌細胞はすべて入れ替わります。
しかし、加齢などでこの新陳代謝が衰えてくると、メラニン色素の沈着がおこり様々な肌トラブルの原因ともなります。
肌表面を酸などの化学物質を使い角質を剥がしていくといった薬剤を利用したケミカルピーリング、薬剤を用いずに物理的な方法で行うレーザーピーリングなどピーリングの種類も様々です。
ピーリングの効果
- シミやくすみ
- 毛穴の汚れ
- 黒ずみがうすくなる
- 美白
- ニキビ跡の凸凹
- 角質肥厚
ピーリングの種類
ホームピーリング
肌にやさしいので毎日でもいいようですが、毎日角質を落とす必要もないので、週に2~3回程度の使用がいいでしょう。
◆ピーリング石鹸
ピーリング石鹸は薄い酸が配合されており、洗顔時にピーリング効果を得ることが可能です。
ピーリング石鹸はにきび治療に効果的で、大人にきびや吹き出物に悩む方、またくすみにも効果があります。
◆ピーリングジェル
ピーリングジェルは、洗顔後にマッサージを行いながら角質を取り除くものです。
少しずつ角栓がポロポロと落ちてくるので、目に見えて効果が実感できます。
肌が弱い方や、荒れやすい目元、口元にも優しく使用することが可能。痛みもありません。
◆ホワイトピーリング
素材はすべて天然のものを使用し、ノンアルコール、ノンアレルゲンで低刺激。肌に残った古い角質だけに反応し、取り除いてくれます。
ホワイトピーリングではマスクやジェル、石鹸など種類が出ており、顔以外に首、背中、ひじ、ひざ、かかとなどにも使用が可能です。
皮膚科のピーリング
◆ケミカルピーリング
皮膚科で一般的なのは、ケミカルピーリング。
「酸性」の薬剤を皮膚の表面に塗り、古い角質を取り除くと同時にコラーゲンやエラスチンを増加させて、皮膚の活性化を進めることにより、新しい皮膚を作る治療方法です。
【メリット】
- ピーリングの中でも手軽に行える (自宅でも可能)
- ターンオーバーの正常化 (老角質の除去)
- 新陳代謝の促進
- 他のピーリングに比べ安価
【デメリット】
- 軽度の痛み、赤み(個人差あり)
- 一時的なバリア機能の低下により乾燥と紫外線の影響を受けやすくなる
- 薬剤を利用するため、超敏感肌の方やアトピー性皮膚炎の人は受けられない
- 化粧水や美容液などのアフターケアが必須
【価格の相場】
【ケミカルピーリングに一番使われている「酸」は3種類】
グリコール酸
αーヒドロキシ酸のひとつで、砂糖キビなどに含まれる最も分子量の小さなタイプ。
医療用ピーリングに使用されるのは、グリコ-ル酸は20%以上の濃度で用いられます。
一番使用されている「酸」です。
サリチル酸
角質溶解作用があります。
表皮をはがすのが目的で使用。エタノール溶液とマクロゴール液の2種類が使用されます。
治療をしてから1~2週間後に効果が表れ、にきびの原因となるコメドという角栓をできにくくすることが知られています。
トリクロール酢酸
タンパク質変性作用、腐食作用を持っており、日本では劇物指定を受けています。
劇物に指定されているのに肌に使用できるのかと不安になりますが、酸の濃度を下げて使用していきます。
◆クリスタルピーリング、ダイヤモンドピーリング
物理的なピーリングとは薬剤などを使用せずに、粒子の細かい粉末や器具などで物理的にこする・削る・磨くなどして皮膚の表面を均一にピールしさまざまな肌トラブルを改善させます。
【メリット】
- アレルギー体質、乾燥肌などの肌質にかかわらず、誰でも治療可能
- ターンオーバーの正常化(老角質の除去)
- 全身に使用可能
- 効果が均一
- 副作用の心配がない
- 治療後の安静時間が短い
【デメリット】
- 一時的なバリア機能の低下により乾燥と紫外線の影響を受けやすくなる
- 化粧水や美容液などのアフターケアが必須
- ケミカルやレーザーピーリングに比べ回数が掛かる場合もある
【価格の相場】
【体験談】
◆レーザーピーリング
エステや医療現場などで使用されるレーザー機器で、光線を患部に照射し、古くなった角質や表皮さまざまな肌トラブルの元となる部分を除去、改善させるピーリングです。
角質や表皮の奥にある真皮の部分にも届くので、深いニキビ跡などの肌トラブルの改善効果が期待できます。
【メリット】
- アレルギー体質、乾燥肌などの肌質にかかわらず、誰でも治療可能
- ターンオーバーの正常化 (老角質の除去)
- 新陳代謝の促進
- コラーゲンの生成を促進
- 肌奥への照射が可能
【デメリット】
- 軽度の痛み、赤み(個人差あり)
- 一時的なバリア機能の低下により乾燥と紫外線の影響を受けやすくなる
- 化粧水や美容液などのアフターケアが必須
- 費用がケミカルピーリングに比べ割高
【価格の相場】
【代表的なレーザー機器】
- フォトプラス (SPL、IPL、LP560)
- フォトプライト
- 炭酸ガスレーザー
- Qスイッチヤグレーザー