日焼けのシミが目の下や肩で大きくなったのを消す薬や方法は?
日焼けって日焼けした直後は真っ赤になって痛いけど、我慢しているうちになんとなく治りますよね。
それで気にせず放置していると、夏の終わりから秋にかけて、ふっと気が付きます。
・・・あれ?
こんな大きな茶色のシミ、無かったよね、夏の前までは。
でも、薄茶色のシミが肩に、背中に次第に目立ってくる。
よく見ると、目の下の頬骨のあたりにもその大きなシミの兆しがあ!
というときに読んでくださいね。
日焼け染みを消すには日焼けを避けて、二つの薬を飲むべし
日焼け染みを消すにはどうすればいいのか?
方法はいくつかありますが、自宅で何とかできる方法を書いておきます。
- 今シーズンはそれ以上日焼けしないように日焼け止めをしっかり塗る
- 薬局でトラネキサム酸を買ってきて飲む(トランサミン、リカバリンなど)
- 薬局でL-システインやビタミンC製剤を買ってきて飲む(ハイチオールC、シナールなど)
この三つをやってください。
これで2~3か月で日焼け染みは色が薄くなり、効果的な人ではほとんど目立たなくなります。
6か月程度服用すると(あるいは3か月程度服用して、それから3か月は日焼けしないようにして待っていると)、日焼けシミはほとんど目立たなくなる場合が多いです。
いずれの薬もふつうの薬局で処方箋なしで買えますし、皮膚科でも処方してもらえます。
なお、トランシーノのように最初から「トラネキサム酸+ビタミンC」が配合されているお薬もあります。
そして、これらの薬を飲むと同時に今シーズンはこれ以上日焼けしないことがとても重要です。
なぜなら、また日焼けすれば、また新たなメラニン色素が作り出されてしまうからです。
次の章では、どうしてトラネキサム酸とビタミンCが日焼け染みを消すのに効果的なのかを説明します。
日焼け後に大きな濃いシミができる光線性花弁状色素斑
白人の方や色の白い方にできやすい日焼けのシミがそばかす(雀斑)です。
それの大きくて色の濃いやつが日焼けした後にしばらくしてできて、どんどん大きくなることがあります。
光線性花弁状色素斑という難しげな名前があります。
肩や頬骨のあたりにできやすいのと、25歳を過ぎるとできやすくなるので、大人は不用意な日焼けには注意してください。
小さなシミも、大きなシミも、できるメカニズムは同じなので、治療法も同じです。
では、メカニズムを以下に説明します。
日焼けすると、表皮にいる色素細胞が紫外線で活性化されて、メラニン色素を大量に作り出しますよね。
それで皮膚が黒くなりますが、黒くなると紫外線が色素のあるところより深くまで届かなくなります。
紫外線はDNAを破壊して皮膚がんを起こすので、あなたの体を守るためには、黒くなるのはありがたいことなのです。
でも、そのメラニン色素の一部が、そのままいつまでも皮膚に残って色素が蓄積され続けている状態が日焼け染みです。
日焼けから1~2か月後に最も大きくなり、人によってはそのまま次の夏まで残ってしまいます。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File%3ASeborrheic_keratosis_on_human_back.jpg
(こちらは老人性角化症ですが大きな日焼けシミとイメージは似ています。)
どうしてこうなるかというと、理由は二つあります。
- メラニン色素がいつまでもそこで色素を作り続けている
- 色素細胞から表皮の基底細胞に受け渡された色素がそのまま消えなくなってしまっている
この二つです。
だから、日焼け染みを消してやるには、これらの細胞に働きかけてやることが重要なのです。
トラネキサム酸は、メラニン色素を作るのを阻害する作用があります。
L-システインやビタミンCは表皮基底細胞の代謝を活発化して、細胞の中に蓄積した色素を排出するのを刺激する作用があります。
それぞれ、色素細胞と表皮基底細胞に働きかけてシミを改善してくれるというわけです。
日焼けシミがトラネキサム酸+ビタミンCでも改善しない場合は?
トランサミンやハイチオールCはあなたの皮膚の細胞をやさしく応援してシミを消すのを手伝ってくれます。
でも、これで消えない場合にはもっと強い薬でシミを消すこともできます。
ハイドロキノンやレチノイン酸と呼ばれる薬です。
これらは色素細胞のメラニン産生を強力に抑えますし、表皮基底細胞の細胞分裂を促します。
これにより、強力な美白効果を期待できるわけです。
しかし、これらの薬は効果的であると同時に、皮膚への刺激がけっこう強いものです。
そして、これらの薬の合う人と合わない人がけっこうはっきり分かれます。
だから、自分で薬局でこれらを買ってきて試してみるのは私はあまりお勧めしません。
皮膚科で見てもらってから処方してもらって、さらに経過を観察しながら、薬があっているかどうかを医師に判断してもらうのが理想的です。
日焼けのシミが大きくて目立つときの対処法のまとめ
以下の順番で対処してください。
- 今シーズンはそれ以上日焼けしないように日焼け止めを塗る
- トラネキサム酸製剤を飲む
- L-システインやビタミンC製剤を飲む
- 上の三つで効果がなければ皮膚科に相談してハイドロキノンやレチノイン酸の処方を考える
- それでも効果がなければ、レーザー治療を考える
- あるいは、シミを気にしない(笑)
以上です。
最初から日焼けしないようにケアしておくのが一番大事なんですけどね。