アクアチム軟膏のニキビに対する効果と副作用について!
大塚製薬からつくられている、アクアチム軟膏はカンジタやおできなどの感染症による皮膚炎によく処方される軟膏です。中身は白色の軟膏で若干べたついてしまいます。
アクアチム軟膏は薬局やドラッグストアでは手に入れることはできず、皮膚科で医師の処方が必要になります。アクアチム軟膏の薬価は1gあたり41.1円とされています。軟膏の中では高額な部類に入ります。
そしてアクアチム軟膏はニキビに対しても高い効果があるとされ、皮膚科で処方される場合があります。昔はアクアチム軟膏がニキビに処方されることが多かったですが最近はアクアチムクリームがアクアチム軟膏に替わって処方されるようになりました。
ここではアクアチム軟膏の他のアクアチム系との違いも踏まえて、ニキビへの効果と塗り方、副作用などをくわしくお伝えしたいと思います。
アクアチムのニキビへの効果
アクアチムの有効成分としてニューキノロン系の抗生物質であるナジフロキサシンが配合されており、これがニキビに効いていきます。
そしてこのナジフロキサシンは高い殺菌性を持っておりニキビの元になるアクネ菌やブドウ球菌を殺菌することで根本からニキビを治療します。アクネ菌を完全に殺菌することで黒ニキビ、白ニキビ、赤ニキビ、ニキビ跡など全てに効いていきます。
またおでこのぶつぶつニキビや背中ニキビの原因とされるマラセチア菌も殺菌することで、これらのニキビにも有効とされます。特に市販のニキビ薬ではマラセチア菌には効果がないので注意してください。
アクアチム軟膏がどれくらいニキビに効果的なのか、臨床実験を行いました。赤ニキビの患者さん67人に対してアクアチム軟膏を使用したところ、1か月後には45%の方が改善効果がありました。およそ2人にひとりはアクアチム軟膏が有効であると証明されました。
このように抗菌剤であるナジフロキサシンを配合したアクアチム軟膏は非常にニキビに対して高い効果を得られると言えます。
効き目の時間
アクアチム軟膏はニキビに塗ることでどれくらいで効くのかというと
・白ニキビや黒ニキビなどの初期ニキビであれば2~3日ほどで芯が小さくなり治っていきます。
・赤ニキビなどであれば1週間ほどで赤みは目立たなくなり1週間後にはほとんど改善されていきます。
・ニキビ跡もクレーターには効きませんが、赤みなどであれば1か月の使用で効果が出てくるとされています。
殺菌性が高いため、市販のニキビ薬よりも効き目が高いとされます。
実際に試した私の感想
自分もアクアチム軟膏は処方されたことがありますが、正直あまり効果はありませんでした。抗菌剤なのですが、他の抗生物質などの方が効き目は強かったですね。
ちなみにアクアチム軟膏が効かなかった私のニキビの完治法はこちら↓
アクアチムクリームとの違い
またアクアチム軟膏の他にアクアチムローションやアクアチムクリームなどがあります。これらとアクアチム軟膏にはふたつ違う特性を持っているのです。
①ひとつははアクアチム軟膏は皮膚を柔らかくする作用があります。これによりナジフロキサシンが浸透しやすく効果が上がります。
②そして本来の肌が持っているバリア機能を高める効果があり、これにより、乾燥や刺激といった外部の影響を受けにくくなるのです。
アクアチム軟膏にはこのような特性があるため、角質化が進んでいる方のニキビに対してはよく効くとされています。
ただアクアチム軟膏は結構べたついてしまいます。そのため最近では使いやすいアクアチムクリームが処方されています。皮膚科で処方された時にアクアチム軟膏とアクアチムクリームのどちらがよいか医師に聞いてるようにして下さい。
またアクアチムローションは化粧水のような形状で体全体に使用する際に処方されます。
アクアチムの副作用について
アクアチム軟膏は殺菌性は強いのですが、刺激は強くないので副作用は起こるということはほとんどありません。ただし稀にですがかゆみ、刺激感、発疹、発赤などが起こる場合があります。
ただ副作用の報告例はほとんどありませんので心配ありません。またアレルギーの症状がある方や妊婦さん子供の場合は強く副作用が出てしまいますので気を付けましょう。
これらの症状が起きた場合には数日は使い続けるとほとんど治まります。ただしそれでも副作用が起こるっ場合には使用を中止して医師に報告するようにしてください。
アクアチム軟膏のニキビへの塗り方
アクアチム軟膏でニキビを治す場合の使い方ですが
①アクアチム軟膏は朝と夜の洗顔後の2回使用していきます。
化粧水を使っている場合には化粧水を使った後に塗ります。
②軟膏を手にとり、ニキビ部分に塗るようにしましょう。軟膏ですので、かなりべたついてしまうので少量で薄くなじませるように塗りましょう。
また塗りすぎてしまうと、アクアチム軟膏が毛穴を塞いでしまい
そこから炎症を引き起こす可能性があるので要注意です。
③通常の赤ニキビや白ニキビであれば1週間、ニキビ跡であれば4週間塗っても効果がない場合には使用を中断してください。そして医師に診てもらうようにしましょう。
以上がアクアチム軟膏のニキビへの使い方です。
個人差はありますが、基本的な使い方はこのような感じです。
細かい使い方は皮膚科の医師にしっかりと聞いてくださいね。
ということでアクアチム軟膏のニキビに対する効果と副作用についてでした