福祉車輌、どんなタイプを選べばいいの?《在宅介護》
朝の9時頃、目に止まるのがデイサービスの送迎車。
「エッ!こんなに」というほど、よくすれ違います。
福祉車輌は、高価で特殊な車という感がありましたが、高齢化と在宅介護推進の観点から、各メーカーは力を入れ、家族のための便利なアイテムへと進化しています。
福祉車輌の購入を検討するときに、数多くある車種やタイプの中から、家族にとって「どんな車を選べば良いのか?」という選択が大切になってきます。
在宅介護という目線で、トヨタのウェルキャブ(福祉車輌)をベースに整理してみました。
購入時の参考としてお役立てください。
| 2つのタイプ「車いす仕様車タイプ」と「シート車タイプ」 |
福祉車輌は大きく分けると「車いす仕様車タイプとシート車タイプに分かれます。
①車いす仕様車タイプ=車いすを着座したまま乗降・固定されます。
メリット:移乗の必要がなく、介護する方も介護される方にも負担がない。
デメリット:車いすのままなので、長時間の搭乗には向いていない。
②シート車タイプ=車いすからシートに移乗して搭乗します。
メリット:シートの乗り心地で長時間の
搭乗には適している。
デメリット:移乗した車いすを車内に搭載する必要が生じる。
移乗の際、介護する方も介護される方にも負担があり、
乗降を頻繁にする場合には適さない。
※車いすから車外でシートに乗り換え、車の座席が乗降・回転する
リフトアップシートが人気となっています。
■車いす仕様車タイプとシートタイプの価格比較(目安)
| A.車いす移動車 | B.助手席リフトアップシート車 | 価格差(A-B) | |
| エスクファイア | 3,087,000円 | 2,787,000円 | 300,000円 |
| シエンタ | 1,950,000円 | 1,909,000円 | 41,000円 |
| ポルテ | 2,242,000円 | 1,978,000円 | 264,000円 |
※車種により価格差が少ないことが解ります。
■車いす仕様車タイプとシートタイプの両方の良さを合わせ持った「サイドリフトアップシート車(脱着タイプ)」
車いす仕様車タイプだと長時間の搭乗は大変だし、シートタイプだと介護する方も介護される方も負担がありそう。
そんな方には、シートが脱着でき、車いすとして利用できる「脱着タイプ」がお勧めです。
乗降を頻繁にする場合は、自宅からシートに乗っていくことで、車いすを積み込む必要もありません。
また長時間の搭乗にも適しています。
※「手動式」と自走が可能な「電動式」の2タイプがあります。
もちろん通常のサイドリフトアップシート車としての利用もできます。
価格はエスクファイアで比較してみると、
サイドリフトアップシート装着車が2,823,000円、
脱着タイプだと2,939,000円と約11万円の差があります。
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| どんな車を選べば良いの?《在宅介護》 |
| 見て選ぼう!! チャートで選ぶ「車輌のタイプ」 |
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| 減税・助成について |
■福祉車両には減税と助成があります。
消費税:車いす仕様車や昇降シート車、運転補助装置付車などを購入される場合は非課税。
自動車取得税・自動車税・軽自動車税:身体の不自由な方の利用などで減免。
福祉車両への改造:費用の一部を助成する制度。
※適用基準や減免条件などは各自治体によって異なります。
お住まいの地区の税事務所または福祉事務所にお問い合わせください。
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| 購入時に注意したいこと |
■購入時には実際に試乗や操作をしてみてください。
福祉車輌には、車いすの方用の専用の装備がついています。
後々後悔をしないためにも、実際に車いすの乗降の操作を体験しておくことが大切です。
一般のディーラーでは福祉車輌を置いていない店舗があります。また減税や助成のことを知らない場合もあります。
また修理の際にも専門の知識が必要となります。
静岡トヨタのウェルキャブステーションは、福祉車輌を体感していただける店舗です。
展示車・試乗車の常設に加え、専門の資格を身に付けたウェルキャブコンサルタントが、常駐しています。
店舗はバリアフリー設計ですので、どなたでも安心してご来店いただけます。
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| すでに福祉車輌に乗っている方に |
■修理に関して
福祉車輌は一般の車とは違い、いろいろな装備がついています。また部品や設置にも安全性に留意されています。
そのため修理には専門知識が必要です。
業者選びがポイント!!
Point1.福祉車輌取扱士資格の有無
Point2.福祉車輌の代車の有無
Point3.特殊部品の調達が可能なのか
Point4.福祉車輌の修理実績があるのか
■福祉車輌を売却するときは
一般の業者は、売却後の販売ルートもありませんので、一般車としての市場価値での査定となる可能性があります。
その点、福祉車輌を専門で取り扱っている業者は、福祉車輌としての価値を査定してくれます。
参考:福祉車輌の専門家 株式会社オー・ルージュ(日本福祉車輌協会加盟)