オリザセラミド®(米セラミド)について
|試験のデータや応用例をご覧になることができます。
| 製品名 | 性状 | 内装 | 外装 | 重量 | 用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| オリザセラミド®-PT,PCD,P8T,P20CD | 粉末 | ポリビニリデンコート袋,缶 | ダンボール包装 | 1kg | 食品 |
| オリザセラミド®-WSP,WSP8 | 水溶性粉末 | アルミ袋 | ダンボール包装 | 1kg | 食品 |
| オリザセラミド®-PC,PC8,PC20 | 粉末 | ポリビニリデンコート袋,缶 | ダンボール包装 | 1kg | 化粧品 |
| オリザセラミド®-WSPC,WSPC8 | 水溶性粉末 | ポリビニリデンコート袋,缶 | ダンボール包装 | 1kg | 化粧品 |
| オリザセラミド®-L,L0.8 | 液体 | キュービーテナー | ダンボール包装 | 5kg | 食品 |
| オリザセラミド®-LC,LC0.8 | 液体 | キュービーテナー | ダンボール包装 | 5kg | 化粧品 |
原料・素材についてRaw materials
オリザセラミド®(米セラミド)は米ぬか及び米胚芽から抽出,精製された製品です。この製品には米由来スフィンゴ糖脂質が多く含まれています。
米由来スフィンゴ脂質は動物性スフィンゴ脂質と同様に,長鎖塩基スフィンゴシンに脂肪酸が酸アミド結合した疎水性セラミドが基本骨格となっています。米由来スフィンゴ脂質は長鎖塩基スフィンゴシン及び脂肪酸の炭素数の違い,水酸基や二重結合の有無により分子種に多様性があり,帯広畜産大学 藤野教授らの報告では少なくとも20種類以上のスフィンゴ脂質分子種が存在します。
我々は各種クロマトグラフィー及びNMR分析よりオリザセラミド®(米セラミド)の構造解析を行い,4種類のスフィンゴ糖脂質 (図1) の化学構造を明らかにしました。
図1. オリザセラミド®(米セラミド)の構造と組成
さらに近年,北海道大学大学院薬学研究科 五十嵐教授らとの共同研究により,含量が多いと予想される米由来スフィンゴ糖脂質 (図2のNo.7) について化学構造の解析を試み,主スフィンゴ糖脂質の構造を図3のように決定しました。
図2. 米由来スフィンゴ糖脂質のHPLCチャート
図3. 米由来スフィンゴ糖脂質の主セラミド
安定性データStability Data
熱安定性
オリザセラミド®(米セラミド)に含まれるスフィンゴ糖脂質は,通常の食品加工温度に対して安定です。
図4. オリザセラミド®(米セラミド)の熱安定性
pH安定性
オリザセラミド®(米セラミド)に含まれるスフィンゴ糖脂質は,幅広いpH領域で安定です。
図5. オリザセラミド®(米セラミド)の熱安定性
*90%エタノール溶液 (pH 6.8) のスフィンゴ糖脂質を100%とした
安全性試験データSafety profile
(1) 残留農薬
残留農薬について一斉分析 (447項目 (456物質)) を行った結果,全項目において検出されず,との結果が得られました。
試験依頼先 株式会社マシス 食品安全評価分析センター
試験成績書発行年月日 平成18年9月5日
(2) 急性毒性 (LD50)
体重30 g前後,5週齢のICR系雄性マウスにオリザセラミド®(米セラミド)を5000 mg/kgの用量で経口投与し,温度23±2℃,湿度50±10%,エサ,水自由摂取の条件下で14日間飼育しました。コントロール群との比較をおこなったところ,異常な体重変化はみられず,また試験終了後の剖検においても臓器に異常は認められませんでした。従って,マウスに対するオリザセラミド®(米セラミド)のLD50値は5000 mg/kg以上です。
(3) 無毒性量 (28日間反復経口投与試験)
4週齢のSlc:ddyマウス雌雄にスフィンゴ糖脂質を60 mg/kg (ヒトの体重を60 kgとして3.6 g/ヒト) の用量で反復経口投与し,温度22±3 ℃,湿度50±20 %,エサ,水自由摂取の条件下で28日間飼育しました。コントロール群との比較をおこなったところ,異常な体重変化はみられず,また試験終了後の血液検査及び剖検においても異常は認められませんでした。従って,マウスに対するスフィンゴ糖脂質の無毒性量は60 mg/kgと推定されます。
(4) その他
オリザセラミド®(米セラミド)中のスフィンゴ糖脂質 (米ぬかから得られた,スフィンゴシン誘導体を主成分とするものをいう) は,食品添加物の乳化剤としても登録されています。種々な起源のセラミドが存在する中で唯一,厚生労働省が許可した安全性の高い製品です。
オリザセラミド®(米セラミド)の栄養成分Nutritional profile
| 項目 | オリザセラミド®(米セラミド) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| PT | PCD | P8T | P20CD | WSP WSP8 | L L0.8 | |
| 水分 (/100 g) | 1.2 g | 1.8 g | 1.1 g | 2.2 g | 1.8 g | 40.2 g |
| タンパク質 (/100 g) | 5.3 g | 3.8 g | 7.3 g | 4.7 g | 3.8 g | 0.4 g |
| 脂質 (/100 g) | 19.6 g | 33.8 g | 21.8 g | 42.2 g | 33.8 g | 5.9 g |
| 灰分 (/100 g) | 66.3 g | 2.5 g | 67.2 g | 3.1 g | 2.5 g | 0.2 g |
| 糖質 (/100 g) | 5.6 g | 58.1 g | 0.4 g | 47.8 g | 58.1 g | 53.3 g |
| 食物繊維 (/100 g) | 2.0 g | 0.0 g | 2.2 g | 0.0 g | 0.0 g | 0.0 g |
| ナトリウム (/100 g) | 337 mg | 524 mg | 328 mg | 655 mg | 524 mg | 52 mg |
| エネルギー (/100 g) | 224kcal | 552kcal | 232kcal | 590kcal | 552kcal | 268kcal |
オリザセラミド®-PTは実測値を記載
試験依頼先 : 財団法人日本食品分析センター
試験成績書発行年月日 平成19年5月17日
試験成績書発行番号 第307040849-001号
他製品は米抽出物の栄養成分分析値からの計算値
米抽出物
試験依頼先 : 財団法人日本食品分析センター
試験成績書発行年月日 : 平成11年9月7日
試験成績書発行番号 : 第399080329-002号
推奨摂取量Recommended dosage
美白効果あるいは保湿効果を期待する場合には,以下に示している摂取量をおすすめします。
| 製品名 | 美白効果 | 保湿効果 |
|---|---|---|
| オリザセラミド®-PT, PCD (粉末タイプ) | 30~50 mg/day | 20~40 mg/day |
| オリザセラミド®-P8T (粉末タイプ) | 11~19 mg/day | 7.5~15 mg/day |
| オリザセラミド®-P20CD (粉末タイプ) | 4.5~7.5 mg/day | 3~6 mg/day |
| オリザセラミド®-WSP (粉末タイプ) | 30~50 mg/day | 20~40 mg/day |
| オリザセラミド®-WSP8 (粉末タイプ) | 11~19 mg/day | 7.5~15 mg/day |
| オリザセラミド®-L (乳化液タイプ) | 300~500 mg/day | 200~400 mg/day |
| オリザセラミド®-L0.8 (乳化液タイプ) | 113~188 mg/day | 75~150 mg/day |
※オリザセラミド®(米セラミド)は厚生労働省より食品として認められた製品です。
食品として安心してお使いいただけます。
応用例Application Example
| 利用方法 | 具体例 |
|---|---|
| 健康食品 | ソフトカプセル,錠剤,ハードカプセル等 |
| 食品 | キャンディー,グミ,錠菓,クッキー,ウエハース,ドリンク等 |
| 化粧品 | シャンプー,リンス,ファンデーション,クリーム,乳液,石鹸, 洗顔料,化粧水,口紅,ローション等 |