肉食ドイツ人がどうして健康維持されているか検証。導き出された3種の食材。~①キャベツ~
2016/01/31
肉・小麦・ジャガイモだけじゃなかった!ドイツの食生活に欠かせないキャベツ
ドイツ料理と言ったら、
ビールにソーセージ、パンに豚肉料理など
なにかと肉・小麦・ジャガイモが登場します。
尿酸値が下がるイモ類はともかく
肉や小麦などの穀類が多くなると
痛風など生活習慣病が気になるところです。
また、野菜が少ないと
腸の中の掃除をする食物繊維が不足して
大腸・小腸・直腸に負担が掛かり
ガンのリスクが高まります。
また、ビタミン類の不足も心配です。
いまでこそ、流通が発達して
ドイツでもサラダなどの野菜料理が
手軽に食べれるようになりました。
駅では(あまり美味しくないですが、、)、
生野菜サラダとお好みのドレッシングを
気軽に買って食べることも出来ます。
しかし、冬の寒さが厳しいドイツは
歴史的に野菜の栽培が難しかった土地。
温帯な日本の様に豊富な種類の野菜を使った
伝統料理というのはあまり見かけません。
では、今までドイツ人は
その種類少ない野菜をどのように食べて
健康を維持していたのでしょうか?
今回は、その断片を「キャベツ」を通してみていきます!
ドイツで必須食材「キャベツ」。栄養価高し、種類多し。
ドイツ料理に欠かせない食材の一つとして
「キャベツ」があります。
焼いた豚肉などの付け合わせとして
Krautsalat(キャベツサラダ)が
提供されるのはもちろん、
発酵食品のザウアークラウト(SauerKraut)や
スープの材料など色んな用途に使われます。
日本でも有名なロールキャベツも
ドイツでは有名な家庭料理です。
日本では「キャベツは安い食材」「キャベツは栄養が無い」
なんてイメージがありますが、
実はキャベツはビタミンCなどの栄養価が高く
ビタミンKという胃腸の働きを整える
珍しいビタミンも存在します。
食物繊維も豊富なので、
肉食が多いドイツ料理で、
腸に負担が掛かり易いのを助けてくれます。
さらに、キャベツには
イオン化合物の一つであるイソチオシアネート
という物質があり、ガン予防に効果があるという
情報もあります。
また、ドイツでは紫キャベツも
生や煮込みなどでよく食べられます。
紫キャベツになると、アントシアニンなどの
ポリフェノールが豊富に含まれます。
ドイツではこのキャベツが至る所に登場します。
これだけ栄養豊富なキャベツが
肉、小麦、ジャガイモにイメージが偏りがちな
ドイツの食事に一石を投じているのは
間違いなさそうです。
青汁の原料「ケール」もドイツで有名なキャベツの一種!
クリスマスマーケットの屋台や
肉屋のデリカテッセンなどのお惣菜に欠かせないのが
「GruenKohl(グリューンコール)」と呼ばれる料理。
Gruenkohlは日本語に直訳すると「緑キャベツ」の意。
日本ではケールと呼ばれる野菜です。
寒さが厳しいドイツ北部でよく食べられるそうで、
現地では「霜が降りたらグリューンコール(ケール)の季節」
と言われるそうです。
日本ではケールというと
青汁の原料のイメージがどうしても強いですが
ドイツでは冬によく食べられる食材です。
青汁の原料として有名なケール。栄養価高しです。
ケールは健康食品に使用されるくらいなので
栄養価が高い食材です。
豊富なビタミン類にカロテン類、
食物繊維も豊富にあります。
しかしながら、青汁というとどうしても
「あ゛ぁぁぁーまずぅーーーい!もう一杯!」
有名なCMフレーズのイメージがあるので、
「味は大丈夫なのか?まずくないのか?」
と心配になります。
ということで、味については
続きにてレヴューしていますのでご覧ください。
実はイケる?青汁の原料ケールのドイツ料理
ドイツで食べられるケール料理は
下の画像のようにソーセージなどと
煮込まれれて提供するのが一般的です。
作り方は、刻んだケールを下茹でして、
玉ねぎやジャガイモ、ソーセージやベーコンなどと
じっくり1時間以上少しの水で煮込むそうです。
味は普通キャベツの味に
ほうれん草を足した様な感じ
またはキャベツの外側の緑の部分が
やや多めになったような味です。
すこし苦みがありますが、
ソーセージやベーコンの味に対し
良いアクセントになってくれます。
ドイツでは冬の風物詩として愛される「ケール」
クリスマスマーケットで有名なドイツ。
その屋台ではケールの煮込みは
こんな大鍋で煮込まれて
売られているんです。
そんなに不味い料理だったら、
人気も出ないですし、
こんなに大量に販売できないですよね。
この様な屋台では看板に大きく
「Gruenkohl」と書かれています。
ドイツでは、冬の季節が来たら
このケールの煮込みを食べるのを
楽しみにしている人がいっぱいいるんですねぇ。
他のブログでは大根の葉っぱで
代用したレシピもありましたね。
大根の葉っぱも手頃で
栄養価の高い食材なので
是非マネしてみたいと思います!
結論:8000万人のドイツ人の胃腸と健康を守っているキャベツを侮るなかれ!
前述したように、
キャベツは高い栄養価を誇り、
ドイツ人の胃腸の健康を守り、
かつ多くのドイツ人に愛される味。
手頃な値段で入手できるからと言って
決して価値が低いというわけではありません。
ドイツはヨーロッパでは
8000万人の人口を抱える大国です。
長年の歴史を考えると、
キャベツは、悠に1億人を超えるドイツ人の
健康を支え続けた食べ物なのです。
みなさん、
葉キャベツの緑の部分や
大根の葉っぱなど、
捨てるような部分にも
沢山栄養があります。
その高い健康効果を
ドイツの料理と歴史から
ひも解いてみた今日この頃でした☆