日記詳細
気がついたら2年間で14キログラムも太ってしまって、
体重87.2キロになっていたぼくは、
驚き、あわて、デイヴ・アスプレイさんの
シリコンバレー式ダイエットに救いを求めた。
これは、食事は1日6時間内に行い、
毎日(睡眠時間を含め)18時間ほどの断食を習慣にして、
炭水化物は週に1回もしくは数回ほどにして、
ただし、蛋白質や脂肪は気にせず好きなだけ食べるというもの。
なお、毎日の小断食によって毎日1回、腸内細菌たちを飢餓状態にさらし、
そのタイミングで痩せ菌のエサであるところの
ポリフェノール(=コーヒー)を飲む。
そうすれば腸内フローラは痩せ型のものになる、
という戦略である。
12日続けてみた、(毎日18時間断食を基本にしながら、
30時間断食も3回ほど交ぜてみて、
炭水化物完全カットも5日ほどおこなったところ)、こんな結果になった。
体重 87.2kg → 83.5kg
BMI Body Mass Index/体格指数 30.1 → 29.1
体脂肪率 28.5% → 26.8%
内臓脂肪 17.0kg → 変わらず
小断食は18時間ならばそれほど辛くはなかったし、
30時間までは耐えられた。
体は最初の2日ほどはかなりヘロヘロになった。
宿便は3回出る、
鼻水は出る、咳は止まらない、
痰はからむ、(体内の毒が出てゆくせいらしい)、
顔の皮膚から脂っけが抜け、鼻梁がカサカサになって赤くなる、
(軽い脂漏性皮膚炎になってしまった可能性がある)、
体中にかゆみは出る、(納豆アレルギーにかかったかもしれない)、
おもいのほかハードだった。
おそらく軽い自律神経失調症にかかっていただろう。
小断食中は、
自分の体があわてふためいて、
なんだなんだなんだ食料が入ってこないぞ、
非常事態だ、臨時対策本部結成、自衛隊出動・・・・
というふうに対応していることがよーーーーくわかった。
逆に、食事をすると、
体中から拍手喝采が巻き起こり、
「来た来た来た来た来たーーーーーーーーーーー、
食料が来たーーーーーーーーーーーー!!!」
というどよめきがよーーーーく伝わってきた。
ケトン体モードになると、
唾液が銅っぽいというか錫っぽいというか、苦くなった。
おそらくぼくの口からはケトン臭が出ていたことだろう。
自分の体がリセットされている実感もあった。
毒出しもなされたのだろう、
もしかしたら免疫は強くなったかもしれない。
鼻のとおりもとても良くなった。
体重も3キロ半減って、体も軽くなった。
空腹時のふしぎな快感も知った。
断食にはー小断食であってなおー魔力がある。
断食に魅了される人が多い(?)理由もよくわかった。
ついでながらぼくとしてはめずらしくアルコールも欲しくならなかった。
そんなわけでこの12日間は、
ぼくにとってとても得がたいエキサイティングな体験だった。
しかしながら、結果はどうかと言えば、
小断食とコーヒーによって、
ぼくの腸内細菌叢をデブ菌優勢モードから、
痩せ菌優勢モードへ変更することは、
ざんねんながらできなかった。
また、体重こそ3キロ落とせたものの、
しかし内臓脂肪は変わらず、体脂肪にいたっては増えてしまった。
おそらくこれはぼくが小断食対策で
エビオス~わかもとを増量したためだろう。
筋肉量も骨量もやや落ちてしまったし、
基礎代謝も同様だった。
総じて、たいした効果は得られなかった、
と見るべきだろう。
あらゆるダイエットには向き不向きがあり、
シリコンバレー式はぼくには向いていなかったのだろう。
世間では炭水化物制限は賛否両論で、
否定論者は筋肉量・骨量・骨密度の減少が危険である、
と主張する。しかしボディビルダーたちにも
炭水化物制限ダイエットは人気である。
なるほど、筋肉に負荷をかけた運動をしこたますれば、
問題はない、のだろうか?
いや、運動主義者のなかにこそ、
激烈な、糖質制限ダイエット否定論者がいる。
人呼んで「京大の筋肉」森谷敏夫先生は、糖質制限ダイエットを評していわく、
「体重は減りますけど、細胞内の水分が減るだけで、
けっして脂肪は減らず、ダイエットをやめれば体重はすぐ戻る、
つまり、糖質制限ダイエットは 水の泡ダイエットですよ。
もしもちゃんとダイエットしたければ、
食事のカロリーを減らして、運動をすることですよ。」
たしかにぼくについては森谷先生のおっしゃるとおりだった。
しかしながらこの10日間の体験はひじょうに鮮烈で、
なにも食事をいつもいつも1日3回する必要はないかもしれない、
とおもうようにはなったし、
これからもときどき週末小断食くらいは、
試してみたいとおもう。
それと同時に、ぼくはあいかわらず、
腸内細菌のふしぎに魅了されている。
だって世の中には、毎日青汁1杯とエビオス錠とスピルリナ錠剤だけで、
なーーーんにも食べず、それでいて筋肉量も骨量も十分な、
そんな驚くべき50代女性もいるそうな。
むろんわれわれの近代栄養学では、まったく理解できない事象である。
あまりにも例外的なあまりにもサンプル数の少ない事象ではあるにせよ、
ただし、そこには示唆的ななにかがありはしないだろうか?
なぜならそこには腸内細菌の謎がある。
おそらく近未来には、栄養学は書き換えられるだろう。
むろんそのときには、われわれの健康観もまたダイナミックに、
変わっていることだろう。
ヒトマイクロバイオームプロジェクトに代表される、
ヒトと細菌の共生と相互作用の研究は、
現代科学の最前線であり、
世界中の人たちがその進展に注目している。
われわれはいま、とてもおもしろい過度期に生きているようだ。
ついでながら、ぼくも少し運動を取り入れながら、
もう少し痩せてみたい。
体重87.2キロになっていたぼくは、
驚き、あわて、デイヴ・アスプレイさんの
シリコンバレー式ダイエットに救いを求めた。
これは、食事は1日6時間内に行い、
毎日(睡眠時間を含め)18時間ほどの断食を習慣にして、
炭水化物は週に1回もしくは数回ほどにして、
ただし、蛋白質や脂肪は気にせず好きなだけ食べるというもの。
なお、毎日の小断食によって毎日1回、腸内細菌たちを飢餓状態にさらし、
そのタイミングで痩せ菌のエサであるところの
ポリフェノール(=コーヒー)を飲む。
そうすれば腸内フローラは痩せ型のものになる、
という戦略である。
12日続けてみた、(毎日18時間断食を基本にしながら、
30時間断食も3回ほど交ぜてみて、
炭水化物完全カットも5日ほどおこなったところ)、こんな結果になった。
体重 87.2kg → 83.5kg
BMI Body Mass Index/体格指数 30.1 → 29.1
体脂肪率 28.5% → 26.8%
内臓脂肪 17.0kg → 変わらず
小断食は18時間ならばそれほど辛くはなかったし、
30時間までは耐えられた。
体は最初の2日ほどはかなりヘロヘロになった。
宿便は3回出る、
鼻水は出る、咳は止まらない、
痰はからむ、(体内の毒が出てゆくせいらしい)、
顔の皮膚から脂っけが抜け、鼻梁がカサカサになって赤くなる、
(軽い脂漏性皮膚炎になってしまった可能性がある)、
体中にかゆみは出る、(納豆アレルギーにかかったかもしれない)、
おもいのほかハードだった。
おそらく軽い自律神経失調症にかかっていただろう。
小断食中は、
自分の体があわてふためいて、
なんだなんだなんだ食料が入ってこないぞ、
非常事態だ、臨時対策本部結成、自衛隊出動・・・・
というふうに対応していることがよーーーーくわかった。
逆に、食事をすると、
体中から拍手喝采が巻き起こり、
「来た来た来た来た来たーーーーーーーーーーー、
食料が来たーーーーーーーーーーーー!!!」
というどよめきがよーーーーく伝わってきた。
ケトン体モードになると、
唾液が銅っぽいというか錫っぽいというか、苦くなった。
おそらくぼくの口からはケトン臭が出ていたことだろう。
自分の体がリセットされている実感もあった。
毒出しもなされたのだろう、
もしかしたら免疫は強くなったかもしれない。
鼻のとおりもとても良くなった。
体重も3キロ半減って、体も軽くなった。
空腹時のふしぎな快感も知った。
断食にはー小断食であってなおー魔力がある。
断食に魅了される人が多い(?)理由もよくわかった。
ついでながらぼくとしてはめずらしくアルコールも欲しくならなかった。
そんなわけでこの12日間は、
ぼくにとってとても得がたいエキサイティングな体験だった。
しかしながら、結果はどうかと言えば、
小断食とコーヒーによって、
ぼくの腸内細菌叢をデブ菌優勢モードから、
痩せ菌優勢モードへ変更することは、
ざんねんながらできなかった。
また、体重こそ3キロ落とせたものの、
しかし内臓脂肪は変わらず、体脂肪にいたっては増えてしまった。
おそらくこれはぼくが小断食対策で
エビオス~わかもとを増量したためだろう。
筋肉量も骨量もやや落ちてしまったし、
基礎代謝も同様だった。
総じて、たいした効果は得られなかった、
と見るべきだろう。
あらゆるダイエットには向き不向きがあり、
シリコンバレー式はぼくには向いていなかったのだろう。
世間では炭水化物制限は賛否両論で、
否定論者は筋肉量・骨量・骨密度の減少が危険である、
と主張する。しかしボディビルダーたちにも
炭水化物制限ダイエットは人気である。
なるほど、筋肉に負荷をかけた運動をしこたますれば、
問題はない、のだろうか?
いや、運動主義者のなかにこそ、
激烈な、糖質制限ダイエット否定論者がいる。
人呼んで「京大の筋肉」森谷敏夫先生は、糖質制限ダイエットを評していわく、
「体重は減りますけど、細胞内の水分が減るだけで、
けっして脂肪は減らず、ダイエットをやめれば体重はすぐ戻る、
つまり、糖質制限ダイエットは 水の泡ダイエットですよ。
もしもちゃんとダイエットしたければ、
食事のカロリーを減らして、運動をすることですよ。」
たしかにぼくについては森谷先生のおっしゃるとおりだった。
しかしながらこの10日間の体験はひじょうに鮮烈で、
なにも食事をいつもいつも1日3回する必要はないかもしれない、
とおもうようにはなったし、
これからもときどき週末小断食くらいは、
試してみたいとおもう。
それと同時に、ぼくはあいかわらず、
腸内細菌のふしぎに魅了されている。
だって世の中には、毎日青汁1杯とエビオス錠とスピルリナ錠剤だけで、
なーーーんにも食べず、それでいて筋肉量も骨量も十分な、
そんな驚くべき50代女性もいるそうな。
むろんわれわれの近代栄養学では、まったく理解できない事象である。
あまりにも例外的なあまりにもサンプル数の少ない事象ではあるにせよ、
ただし、そこには示唆的ななにかがありはしないだろうか?
なぜならそこには腸内細菌の謎がある。
おそらく近未来には、栄養学は書き換えられるだろう。
むろんそのときには、われわれの健康観もまたダイナミックに、
変わっていることだろう。
ヒトマイクロバイオームプロジェクトに代表される、
ヒトと細菌の共生と相互作用の研究は、
現代科学の最前線であり、
世界中の人たちがその進展に注目している。
われわれはいま、とてもおもしろい過度期に生きているようだ。
ついでながら、ぼくも少し運動を取り入れながら、
もう少し痩せてみたい。