はだしのすごいとこ

西洋とは異なり、住居では靴を脱ぐ文化が浸透している日本。今でこそが靴下やスリッパを履いて、自宅で過ごされている方も多いですが、裸足でいることはリラックス効果もあり未だに裸足で過ごされている方も少なくありません。また裸足でいることで身体にさまざまな良い影響を与えてくれます。今回は裸足で過ごすことによる健康効果について、ご紹介いたします。

足のトラブルを予防できる!

外出時は必ず靴を履いて出かける習慣が根付いた日本では足のトラブルも増え続けています。しかし、裸足で過ごすことにより、足のトラブルを未然に防ぐことができます。外出時はともかく、自宅では可能な限り裸足で過ごしたいものです。裸足でいることで以下のような足のトラブルを防ぐことができます。

水虫の予防と治療

一日中、靴下・靴を履いていると足の指の間や足の裏などに湿気がたまりやすくなります。特に梅雨など高温多湿の時期には男女問わずに発症しやすくなります。しかし、裸足でいることで足周辺に湿気が溜まることはありません。そのため、水虫の予防や治療に役に立てることができます。日中はどうしても靴を履かなければならない方は自宅に帰ったら、すぐに足を洗い、裸足にいるようにしましょう。冷え性などを患っている方は夜寝る間だけでも裸足でいると良いでしょう。

偏平足防止

土踏まずのアーチが少ない偏平足は足の裏の筋力の低下、靭帯が緩んでいることが原因です。偏平足になると疲れやすい足の裏になってしまい、長時間歩けなくってしまいます。そのため、日頃から歩く習慣が減ってしまい、運動不足に陥り、運動不足による肥満や生活習慣病などを引き起こしてしまいます。しかし、裸足でいることで地面からダイレクトに刺激を受けるため、筋力や靭帯が強くなり、偏平足を防ぐことができます。

外反母趾・巻き爪の予防になる

明治時代以前は外反母趾や巻き爪という足のトラブルはほぼありませんでした。これは当時の履物が草履や下駄だったためです。草履や下駄を履くことでつま先に力がかかり、足の指の力が強くなるので、足の裏の形が適正なものになります。これにより、足の裏の筋肉が強化され、転倒しにくくなります。しかし、ハイヒールや革靴などつま先に強い力がかかる西洋由来の靴は足の指に横から力をかけてしまいます。これにより、足の指が横に曲がってしまい、外反母趾を発症してしまいます。

また、草履や下駄のようにつま先に圧力がかかることで、足の爪がまっすぐに伸びるのに対して、西洋由来の革靴やハイヒールは足の指を上から下へと包み込むような造りになっているため、巻き爪になってしまいます。しかし、裸足でいることで足の指への圧力はゼロになるため、外反母趾や巻き爪は起きにくくなります。

 

体臭対策にもなる?

裸足でいることで体臭、特に"ワキガ"に効果的だそうです。足裏マッサージがあるように老廃物は足の裏に集中します。重力によって、体内の老廃物が溜まりやすい傾向があります。また、汗腺が集中しているため、足裏から老廃物を排出される働きもあります。"ワキガ"の原因は体内に溜まった老廃物が原因といわれています。普段から蒸れた靴をずっと履いていると老廃物が排出されにくく、一方的に溜まっていく傾向があります。そのため、"ワキガ"を始めとする体臭につながるといわれています。

しかし、裸足でいることで老廃物が排出されやすい環境にし、清潔に保ちやすいので、スムーズに老廃物が排出されます。また、足の裏は「第二の心臓」といわれ、足にかかる圧力により、心臓に血液を送り返す働きがあります。その際に足の裏に溜まった老廃物も肝臓や腎臓などに運ばれ、尿などと一緒に排出されます。足裏マッサージを行うと尿が濃くなる現象は、足の裏に溜まった老廃物が肝臓や腎臓に移動し、排出されるためといわれています。

 

足裏のツボを刺激する

足の裏にはツボが集中しており、ツボを押すことで身体中の臓器が活性化され、健康促進の効果があるといわれています。癌患者の方が足ツボマッサージを受けると、少しの刺激でも耐えることができないほどの激痛が走るといわれています。裸足でいることにより、ダイレクトに刺激が足裏に伝わります。そのため、足裏にあるツボを刺激し、健康を促進することができます。

 

裸足でいるとうつ病対策にも良い?

現代病と言われるうつ病などの精神疾患を患う人は、現在、100万人以上いるといわれ、その数は年々増加傾向にあります。しかし、裸足で生活することでこのうつ病を防ぐことができるという研究結果もあります。例えば、普段から裸足で生活をする国の人々にはうつ病というものは極端に少ない傾向にあります。

これは西洋靴によって、発生する外反母趾や浮き指は足のバランスを不安定にさせます。バランスが不安定になると、頚椎を変形させてしまいます。頚椎が変形してしまうとカルシウム・脳脊髄液が流れ出てしまい、自律神経を圧迫することからうつ病を発症するという説があります。外反母趾や浮き指は裸足でいることで防ぐことができるので、結果的にうつ病の防止につながるといわれています。

こう考えると、もしかしたら足の裏は様々なバランスをとっており、そのバランスを安定させることで様々な体の調子も安定させているのかもしれません。そんな自分の心身のバランスをとっていいる足はしっかりケアしておきたいものです。