脳のゴールデンタイムを活かせる人、ムダにする人
朝、鼻水とくしゃみが止まらない・・・
こういった症状で悩む人は、近年増え続けていると言います。
私もそのうちの一人でした。朝起きて、朝食を食べた後くらいから、鼻がムズムズしだして、鼻水が出始め、
そして、くしゃみを連発し、その後、数時間はひどい鼻水と鼻づまりに悩まされる、というものでした。
これらの症状はモーニングアタックと言われているそうですが、まさに「アターック!!」という感じで、
朝から午前中にかけて、ダメージが大きすぎて、仕事に支障が出るくらいです。
症状の度合いにもよりますが、私の印象では、鼻水鼻づまりによって、仕事のパフォーマンスは半分以下に落ちます。
しかも朝は、脳が一番元気で、本来最高のパフォーマンスを発揮できる時間帯なのです。
という事は、この時間帯を活かせないのは、多くの方にとって、非常に大きな損失であると言えます。
会員制転職サイト「BizReach(ビズリーチ)の調査によれば、1000万円以上の収入を得ている人の4割は、朝の時間帯を仕事やプライベートに活かす為の「朝活」に使っています。
朝活の内容は、人それぞれですが、この脳のゴールデンタイムを「活かせる人」になるのか、「ムダにする人」になるかで、人生が大きく変わると言っても過言ではありません。
そこで、このページでは、朝の鼻水やくしゃみなどの辛い鼻炎症状を改善し、朝からスタートダッシュを決め、そのままトップギアで一日の良い流れを作っていくための方法を解説します。
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朝、鼻水とくしゃみが止まらない原因は?
朝、鼻水とくしゃみが止まらない原因は、自律神経、あるいはダニ、ハウスダストなどのアレルゲンが主な原因と言われています。
考えられる理由として、以下のようなことがあげられています(この項は『鼻アレルギー基礎と臨床』奥田稔/医薬ジャーナル社 を参考に書いています)。
(1)活動の少ない夜間は空気が落ち着くので、舞っていた花粉が落下する。すなわち、床に近いほど花粉濃度が高まる。それを吸うからではないか。
(2)起きるときに布団をはねあげたりするため、布団の上や床にたまっていた花粉を舞い上げる、それを吸い込むからではないか。
(3)起床時は自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが移行するため、それにともなって鼻の刺激過敏性があがるからではないか。
(4)朝は鼻粘膜に好塩基球が多くなっているからではないか。
実際のところ、朝の鼻水鼻づまりの原因は未だ完全には解明されていません。
おそらく原因は一つではなく、様々な要素が関係しているのだと思います。それに、人によって原因が違うという事もあり得るので、これさえやっておけば大丈夫!みたいな対策も無いのです。
ただ私の経験上、朝はアレルギーの反応が極端に出やすいという事は間違いないです。そして、日頃からの習慣や、食事を変える事によって、朝の不快な症状を無くすことが出来ます。
それでは、さっそく対策法を見ていきましょう。
朝の鼻水とくしゃみ対策法
やるべき事は明確です。鼻の炎症を起こさないようにするだけです。とにかく鼻の炎症を抑え、沈静化させていきます。鼻水もくしゃみも鼻づまりも、鼻が炎症しているから起きるわけです。
朝の辛い鼻炎症状を経験されている方なら良く分かると思いますが、炎症と言うのは、読んで字のごとく、炎のように熱を持っている状態です。多くの方は、その炎に油を注いだり、薪を投げ入れるような朝の習慣を持っています。そんな習慣を無くして、徐々に炎を消していきましょう。
まずは、朝出来る対策法を解説していきます。
- ①朝の体温コントロール
- ②朝食の糖質コントロール
- ③鼻水くしゃみを抑える朝の新習慣
そして、朝以外の時間に出来る3点。
- ④室内環境の改善
- ⑤布団の見直し
- ⑥腸内環境を整える
この6本柱で、朝の鼻水くしゃみを根治していきます。かなりボリュームがありますが、鼻炎を解消する為の方法を網羅しているので、じっくりと読み進めていただきたいです。
それでは早速いきましょう。
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「体が冷えると、鼻水やくしゃみが出る」
この現象は、おそらく多くの方が実感として持っていると思います。そして、一日の内で体温が最も下がるのが、AM5:00くらいと言われています。実は、睡眠時に心臓発作で亡くなる方は、この時間帯が一番多いんです。それくらい体温と体調は密接に関わっています。
太陽が昇り、だんだんと気温が高まるにつれて、体温も上昇してきます。昼くらいから鼻炎症状が回復してくるのはこの為です。
気温が下降し始める9月に鼻炎症状で悩む人が増え始め、逆に気温が上昇し始める4月頃から減少していきます。もちろん花粉の飛散量の推移や、ダニやハウスダストなどアレルゲン量も関係していると思います。
私の実感としては、
「アレルゲン量×体温の低下=鼻炎症状の強さ」
と言う感じです。3月はスギ花粉の飛散量が多く、気温も低いため、最も花粉症が重くなるのだと思います。
では、出来るだけ朝の体温を下げない為にはどうすれば良いでしょうか?
もちろん、朝に体温が下がるのは避けられません。体はそういう風に出来ているからです。ですが、下がり過ぎないように、コントロールする事は可能です。それでは、対策法を見ていきましょう。
寝具は適切か?
意外と多いのが、薄着、布団の防寒性の低さによる体の冷えです。夜中に目が覚めてしまう事が多い場合は、体が冷えすぎている可能性が高いです。
布団に入って寝付くまでは寒さを感じなくても、朝は気温が下がるので、体が冷え切った状態で目覚めている方も多いんです。朝鼻水が止まらないという方は、
- パジャマを厚手の物に変える
- 肌着をもう一枚着る
- 保温性の高い掛布団を使う
などの対策をしてみてはどうでしょう。けっこう当たり前の対策法ですが、効果は非常に高いです。
寝る前に体を冷やさない
朝の体温を上げるためには、夜寝る前に体を冷やさない事が重要です。体が冷えた状態では寝つきも悪くなるので、寝る1時間くらい前に、体温を上げるのがお勧めです。
- 入浴
- 白湯を飲む
- 入念にストレッチ
入浴してから寝るまでに時間が開き過ぎると、その間に体が冷えてしまうので、寝る1時間~3時間くらい前に入るのがお勧めです。
白湯は元々、アーユルヴェーダというインド医学で使われる、万病に効くとされる飲み物です。水をやかんや鍋でグラグラと強火で15分くらい沸騰させた物です。15分くらい沸騰させると、お湯に空気が含まれて、非常に軽く、すっと体に入ってくるような感じがします。寝る前にゆっくりと時間をかけて飲むのがお勧めです。朝体が冷えていると感じる時は、すりおろした生姜を入れて飲むと、体がポカポカと温まります。
ストレッチや体操などをする場合は、うっすらと汗をかくくらい入念に行って下さい。30分~1時間くらい行うと体全体が温まり、寝つきも非常に良くなります。
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食事を変えれば体が変わると言われるくらい、食事と健康状態は、切っても切れない関係にあります。いつも何気なく食べている朝食を変えるだけで、朝のくしゃみや鼻水はかなり軽減されるのです。
特に糖質は、炎症を悪化させる作用が強く、食べた直後から体に影響が出ます。なので、糖質の摂取量をコントロールする事で、鼻炎症状の改善に繋がります。具体的に言うと、糖質がたくさん含まれている、ご飯、パンなどの主食を控えるという事です。
特に白米は不純物が入っていないので体に吸収されやすく、食べた後、30分~1時間ほどで鼻炎症状が一気に出てきます。たまに耳の中がやたら痒い!とか首回りが痒いという症状は無いですか? 実はあれも糖質を摂りすぎによる炎症の可能性が高いです。人によって症状が出やすい箇所は違いますが、摂り過ぎるとどこかしらに変化が出ます。こういう時は、直前に食べた食事を振り返ってみましょう。
いつも朝からご飯やパンをもりもり食べているという方は、主食の代わりにバナナやりんごなどのフルーツを摂る事をお勧めします。
続ける事で効果が出るメカニズム
確実に効果を出したい!と言う方は、朝食に主食をとらない生活を1週間は続けてみて下さい。1日でも効果はありますが、しばらく続けていると、かなり大きな変化を実感できると思います。
なぜかと言うと、朝、鼻水やくしゃみを連発するような症状が一度出てしまうと、鼻の粘膜が敏感な状態になってしまい、その状態が数日間続きます。炎症と言うのは、急に収まるということは無く、徐々に収まっていくものなんです。
例えば、蚊に刺されると、刺された箇所が炎症を起こし痒みを感じるんですが、刺された直後が一番かゆくて、徐々に和らいでいき、ゆっくりと腫れが引いていきますよね。これと同じで、鼻炎も時間をかけて改善していきます。
鼻炎状態を脱するには、糖質を制限し、とにかく鼻へ刺激を与えない事が重要です。そうする事で、徐々に鼻粘膜の炎症が沈静化されていき、鼻水やくしゃみが出にくい状態に整っていきます。
糖質は3大栄養素の一つ
ただ、一つ注意点として、糖質=悪、みたいに短絡的に考えないでほしいという事です。近年、糖質制限ダイエットがブームになって、「糖質は全く摂らない!」という方が増え、体調に支障をきたす実例が多数報告されています。そもそも糖質制限ダイエットとは、糖質の摂取量を減らし、タンパク質や脂質などで栄養を補完する事で、健康的に痩せる事が出来るというものです。
糖質は生きる上で非常に重要な栄養素の一つなので、極端に制限すると、生活に支障をきたす可能性が高いんです。ですが、現代的な生活をしていると、どうしても糖質過多になりがちなので、意識的に摂取量を減らし、炎症を起こさないようにする、というのが鼻炎症状を抑える上で重要な考え方になります。
朝は鼻が一番敏感になっている時間帯です。原因は、自律神経が不安定になっている事と、起きた直後は、体温が低いからです。
鼻への刺激として注意してほしいのは以下の7点です。
- 鼻の粘膜を乾燥させない
- 急に体勢を変えない
- 強く鼻をかまない
- 顔を洗う時、ゴシゴシ顔をこすらない
- 冷たい水で洗顔しない
- 寒い時季はマスクを着用する
- 朝食時、口の動きを最小限に
鼻の粘膜を乾燥させない
秋~冬にかけて、気温が低くなると空気が乾燥します。乾燥肌の人なんかはハンドクリームやリップクリームなどが欠かせない季節です。乾燥すると、痒くなったり、ひどい場合は切れて出血する事もありますよね。実はこれ、鼻の中でも同じことが起こります。
乾燥した空気を吸い続けていると、当然鼻の中も乾燥してきて、ムズムズと痒くなったり、痛みを伴う場合もあります。そもそも、「痒み」というのは、「非常に弱い痛み」なんです。乾燥して傷が付くと痛いですが、実は乾燥による痒みと言うのは、肉眼では確認できないレベルの傷がたくさん付いている状態です。
傷が付くと、その部分を修復するために血が集まってくるので、それが鼻水やくしゃみ、鼻詰まりを誘発してしまいます。なので、鼻の中の乾燥を防ぎ、傷をつけない事が、鼻炎症状を改善させるポイントになります。
加湿器で部屋の湿度を上げたり、マスクをして鼻周りの潤いをキープするのが効果的です。仕事などで、それが難しい場合は、ワセリンや保湿クリームを綿棒などにとって、鼻の中に塗るのがお勧めです。私は、朝一リットルくらいお湯を沸かして、それを水筒に入れ、数時間おきに飲んでいます。その時に鼻から蒸気を吸うとかなり保湿されますよ。体も温まるので一石二鳥です。
急に体勢を変えない
朝は自律神経が不安定なため、急に体勢を変えると、血液が顔に集まって、くしゃみや鼻水を誘発します。
- 顔を洗う時
- 床にある物を拾う時
- 椅子に座る時
などなど、体勢が変わる時は注意が必要です。分かりやすく言うと、頭の位置を急に急に変えないという事です。例えば、顔を洗う時は、前かがみの状態で洗うより、洗面台に片手を付いて、出来るだけ頭を下げずに、もう片方の手で顔を洗うと良いです。床にある物を拾う時などは、頭だけ下げるのではなく、しっかりと膝を曲げて、体も下げます。要は、心臓の位置よりも頭が下に来ると、顔に血液が一気に流れ込んで、鼻炎を誘発するんです。
朝、くしゃみを連発してしまった時は、その前に自分がどういった動きをしたのかをチェックしてみましょう。
正しい鼻のかみ方を知っている人は少ない
まず、朝起きてすぐに、鼻をかむ習慣がある人は、極力優しく鼻を押さえてかむようにしましょう。たまにエンドレスで鼻をかみ続けている人がいますが、そういう人は鼻のかみ方が下手で、
鼻をかむ⇒鼻が刺激され炎症を起こす⇒鼻水が出る⇒さらに鼻をかむ⇒さらに炎症が悪化する・・・という負のスパイラルから抜け出せないのです。
出来る限り鼻の穴に近い部分を押さえて鼻をかむのがポイントです。小鼻の上のあたりは、敏感になっていると、触れただけでムズムズするので、そこを押さえてしまうと、どんどん鼻炎症状が悪化していきます。鼻を触ってみて、「ここを押すとムズムズする!」というポイントがあれば、そこは炎症を起こしている場合が多いので、出来るだけ触れないようにして炎症の沈静化を待ちます。
洗顔時の水の温度に注意
寒い時季は特に注意が必要です。洗顔時はぬるま湯を使うのが良いでしょう。冷たすぎても熱すぎても刺激になってしまうので、ぬるいくらいが一番良いのです。それと、男性の方は特に顔をごしごしと洗う人が多いですが、これも鼻を刺激する要因になるので注意が必要です。
マスクで冷気を遮断する
冬の朝は特に、鼻から冷気を吸うだけで、鼻を刺激してしまいます。枕元にマスクを置いておいて、朝起きてすぐに着用するのもお勧めです。
口を動かすと鼻も動く
そして、意外と盲点になっているのが、咀嚼による鼻への刺激です。食べ物を口いっぱいに頬張って咀嚼していると、思いのほか鼻が刺激されるのです。食事中に鼻水が止まらないという方、多いですよね。
朝食を食べる時は、いつもよりも少ない量を口に入れて、口の上下運動を最小限にとどめる意識をすると良いでしょう。イメージ的には上品な女優さんの様な食べ方が良いですね。ただ、咀嚼自体は食物を分解するだけではなく、健康上非常に重要な事なので、奥歯でしっかりと噛む事は意識してみて下さい。あくまで上下運動を抑えて、鼻への刺激を最小限に抑える事が目的です。
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アレルギー性鼻炎を根元から絶つ!
ここまでで、朝食や朝の過ごし方について書いてきました。毎日実践していただければ、相当効果を実感できるはずです。しかし、さらに症状を改善していくためには、朝以外の時間に出来る事もたくさんあります。
朝の鼻水とくしゃみの原因の一つとして、ハウスダストや花粉などのアレルゲン(アレルギーの原因物質)の存在を忘れてはいけません。
突然ですが、あなたは毎日部屋の掃除をしていますか?
毎日欠かさずに掃除をしている方なら分かると思いますが、私たちが住んでいる空間には、想像以上にハウスダストや花粉が漂っています。朝掃除をしても、夜には床に多くのほこりが落ちているのです。ハウスダストや花粉は、非常に軽いため、ゆっくりと時間をかけて落ちていき、床や家具の上に積もっていくのです。
ハウスダストの発生源は?
では、そのハウスダストの発生源はどこなのか?というと、ほとんどは布団と衣服です。ハウスダストの5割以上は、布団や衣服の繊維なんですね。夏よりも冬の方が圧倒的にほこりが溜まりやすいのは、冬は毛布やセーターなど、繊維をたくさん使った物が部屋に溢れているからなんです。
そして、朝の鼻水とくしゃみを解消していくには、空気中のハウスダスト量を減らすことが非常に重要になってきます。そのために最も重要なのが掃除です。
最も効果的にハウスダストを除去できる時間帯とは?
理想は、朝起きてすぐと、仕事などから帰って来た直後の2回掃除する事です。その理由は、先ほども言った通り、ハウスダストはゆっくりと時間をかけて落ちてくるため、人の流れの無い夜間(寝ている間)と、日中に徐々に床に溜まっていきます。
ある意味、この時間は掃除をするのに最も適したタイミングと言えます。床に溜まってくれているわけですからね。逆に、この溜まったハウスダストの上を歩いてしまうと、一気に舞い上がってしまい、空気中にハウスダストが散乱する事になります。朝、鼻炎症状が出やすいのはこれが原因とも言われていますね。
掃除方法と毎日継続するためのちょっとした工夫
掃除の方法は、ベストなのは雑巾で水拭きです。床もピカピカになって気持ちよく一日をスタートする事が出来ます。しかし、それが大きな負担になってしまって、毎日継続する事が難しいのであれば、クイックルワイパーなどでサッと床全体を掃除するだけでもOKです。重要なのは毎日欠かさずに続ける事です。
毎日欠かさずに掃除を続ける為のちょっとした工夫ですが、いつでもすぐに掃除を始められるようにしておくことが意外と重要です。例えば、掃除機を買ったけど、あまり使わなかった、という経験はないですか?それは、家のスペース的に掃除機をいつでも使える場所に置けなかったり、コンセントを刺すという一手間が面倒だったするからです。非常に小さな労力ですが、場合によって、人はこういった事を大きなハードルに感じてしまうものです。
毎日ワイパーで床掃除をするとしたら、夜寝る前に寝室の入口付近にワイパーを置いておく、家を出る前に玄関にワイパーを置いておくなどの、ちょっとした工夫で、圧倒的に、掃除をする事への精神的ハードルを低くする事が可能です。
掃除を徹底する事で、室内のアレルゲン量をある程度除去する事が出来るのですが、そもそもアレルゲンを発生させないようにする事も重要です。
先ほども言ったように、ハウスダストの多くは布団と衣服から発生しています。特に布団はアレルゲンの宝庫と言っても良いくらいです。なぜかと言うと、布団はダニが繁殖しやすい環境が整っているからです。ダニの糞や死骸はアレルゲンなので、とにかく、布団のダニを減らす事が重要なんです。
布団内でダニが大量繁殖する理由とは?
布団には、フケ、皮膚などダニの餌が大量に付着しています。さらに、汗によってダニが繁殖しやすい湿度が保たれます。ダニにとっては、まさに至れり尽くせりの環境が整っているというわけです。
こうして、ダニは布団内で大量繁殖を繰り返していくのです。しかも厄介な事に、生きたダニは掃除機でも完全に除去する事は難しく、水洗いしても死なず、天日干ししても、相当な高温にならない限りは生き続けます。ダニは想像以上にタフな生き物なんです。
もちろん、掃除機も天日干しもダニの繁殖を抑制する上では非常に意味のある対策法なので、出来る方はどんどんやって下さい。ですが、毎日天日干しや掃除機をかけるのは労力的にあまり現実的ではないです。天候にも左右されますからね。そこでオススメなのが、防ダニ布団です。
防ダニ布団でアレルゲンを抑制する
防ダニ布団は、ダニの繁殖を防ぐだけではなく、ハウスダストの発生も抑えてくれるので、空気中のアレルゲン量を相当減らしてくれます。ここで防ダニ布団について簡単に説明しておきます。防ダニ布団というのは、ダニが通過出来ないほど、細かく繊維を編みこんだ布団、あるいは布団カバーの事です。
ダニは目に見えないほど小さな生き物です。一般的な布団の場合、繊維の隙間から入り込み、自由に移動することが出来るので、布団内部で爆発的に繁殖していきます。こういった内部に潜むダニは、掃除機や天日干しではどうする事も出来ないのです。
布団の使用年数に比例してダニも増える
布団は使えば使うほど、皮膚やフケなどで汚れていき、ダニが繁殖しやすい環境が出来上がっていきます。購入したての布団には当然ダニは1匹もいませんが、1年もすれば一気に増えていきます。
なので、布団を新しい物に買い替えたら、それだけで鼻炎症状やアトピーが改善した、という事例は、決して珍しくありません。実家やお婆ちゃん家の布団で寝たら、急に鼻水とくしゃみが止まらなくなった!という経験はないですか?私は毎年帰省する度にこの症状に悩まされていました。私が帰省する前に布団を天日干ししたり、掃除機がけしてくれていたようなんですが、やっぱり駄目でした。一度ダニで汚染された布団は、簡単には元に戻らないという事です。
もし、もう何年も布団を買い替えず、掃除や手入れもほとんどしていないという事なら、布団一式(枕も含めて)の買い替えも検討してみて下さい。
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近年、腸に関する書籍やテレビ番組などが増え、腸内環境が健康に重要な意味を持つことは広く知られるようになりました。
がん、痴呆症、心臓病などの大きな疾病との関わりも発見され、病気の8割は胃腸からきているとも言われています。つまり、腸内環境を整えることで、多くの方が長年悩まされている体の様々な問題が改善される可能性があるという事です。
鼻炎やアトピーなどのアレルギー症状もその一つです。花粉症にヨーグルトが効くというのは有名な話ですよね。これは、ヨーグルトに含まれる乳酸菌が、腸内環境を整え、花粉症が改善されるという理屈ですね。
生きたまま腸に届く必要はない?
最近では、生きたまま腸に届く乳酸菌が人気を集めていますが、実は菌の生死は重要ではないと言われています。どういう事かと言うと、実はヨーグルトや発酵食品に含まれる乳酸菌というのは、人の腸内に棲みついて、腸内細菌と同じように活躍してくれるわけでないんです。
外部から取り込んだ菌類が、腸内で繁殖する事は無いんです。では、なぜ乳酸菌を摂取する事が腸内環境を整える事に繋がるのでしょうか?もともと腸内にいない菌が入ってくることで、腸管免疫機能が活性化され、腸内に住むビフィズス菌(善玉菌)が増えるんです。要は、侵入者が入ってくる事で、セキュリティが強化されるという事です。そして、その侵入者は生きていようが死んでいようが、侵入者は侵入者なんですね。
では、ヨーグルトや発酵食品をたくさん食べていれば、腸内環境が整うのかと言うと、話はそんなに単純ではないんですね。人間は雑食ですので、他にもいろいろ食べているわけで、ある食品は善玉菌を増やし、ある食品は悪玉菌を増やす性質を持っています。
便で腸内環境をチェックする方法
例えば、焼き肉を食べた後、お腹が張ったり、便のニオイがきつくなったりしますが、これは腸内が悪玉菌過多の状態です。逆に善玉菌が優位になっていると、便はスルンと出て、ニオイは漬物の様な酸っぱいにおいになり、色は黄土色に近くなります。
要は悪玉菌優位の場合は腐敗で、善玉菌優位の場合は発酵に近いんですね。便を見れば、今の自分の腸内環境は簡単に分かるので、日々チェックするようにしましょう。
腸内環境の整った時の便の特徴は
- 色は黄土色(悪玉菌が増えるほど茶色が濃くなります)
- ニオイはマイルドで芳醇(臭くない)
- 拭いた紙に便がつかない
- 便器にこびりつかない
- 強くいきまずに一本でスルンと出る
- 毎日出る
以上の点が満たされていれば、腸内環境がかなり整っているはずです。
腸内環境が整えば、腸粘膜も本来の力を取り戻すので、本当に驚くほどスルンと出て、しかもお尻を拭いた紙に便が全く付かなくなります。さすがに毎回そういった理想の便を出すのは難しいですが、食事に気を付けていれば、かなり高い確率でスルンと出てくれます。
ヨーグルトだけ食べていれば腸内環境が整うのか?
では、ここからは具体的な食事法の話に入っていきます。と、言いたいところですが、正直、食事に関して言えば、こだわり出すとキリが無いですし、行き過ぎるとどんどん不健康になっていく傾向にあるので、ここでは私が実践している腸内環境を整え、アレルギー性鼻炎を改善する食事法の話をしていきます。
どんな健康法でもそうですが、あれはダメ、これはダメと言い出すと、食べられるものが極端に少なくなり、何よりも食事が楽しくなくなります。好きな物を食べながらも、「これを食べ過ぎると腸がかわいそうだからちょっと抑えて、野菜を多めに摂ろう」とか、そのくらい緩くていいと思います。
腸内環境を改善する4つのルール
私が実践している腸内環境を良くするための食事ルールは
- オリゴ糖を摂取する
- 毎食野菜を食べる
- コンビニで買える食品は極力控える
- 脂っぽい肉は極力控える
この4点のみです。
1,2については、善玉菌を増やす為のルールで、3,4については悪玉菌を増やさない為のルールです。
あまり細かい知識は必要ないので、ここでは、「善玉菌を増やす」、「悪玉菌を増やさない」、このどちらも必要であると覚えておいてください。どうしても腸内環境の話になると、如何に善玉菌を増やすか?という発想になりがちですからね。「ヨーグルトを食べ続けても、便秘が治らない~!!」と嘆いている人が多いのは、悪玉菌を増やさない為の食事が出来ていないからなんです。
悪玉菌を増やさない為の新習慣
もしかしたら3,4については、日頃の食生活が乱れている人にとっては、相当厳しいルールかも知れませんね。コンビニ食は美味しいですし、脂ののったお肉はやはり美味しいです。ですが、悪玉菌を増やさない事は、腸内環境を整える上では、絶対に必須なんです。
私も以前はコンビニにしょっちゅう行ってました。なぜかと言うと、仕事から家に帰るまでの道中にコンビニが幾つもあったからです。だから何となくふらっと寄って、カップ麺やら菓子パンやらスナックやら買っちゃうわけです。それらは強烈に美味しいので、簡単に習慣化されてしまいます。
でも今は、ちょっと足を延ばさないとコンビニが無い所に住んでいます。だからほとんど行くことは無いんですね。要するに、コンビニと言うのは、生活に組み込まれる(習慣化される)事で強烈な誘因力を発揮するだけで、コンビニ自体が好きで毎日通っているという人はいないんですね。
・・・と、かなり脱線してきたので話を戻します。まずは悪玉菌を増やさない食事を1週間くらい徹底的にやってみる事をお勧めします。
具体的には
- コンビニで買える食品は食べない
- 外食はしない
- 肉はほどほどに
- カルビよりササミ
これだけでも腸は相当喜ぶはずです。肉を食べる場合は、とにかく脂身の少ない物を摂りましょう。ササミやヒレがお勧めです。
そして、悪玉菌を抑制しつつも、善玉菌を増やしていきましょう。一番のお勧めは、オリゴ糖の摂取です。これは強烈に効きますよ。
オリゴ糖が腸を元気にするメカニズム
オリゴ糖と言うのは、善玉菌のエサになる糖質です。人間はオリゴ糖を消化する事が出来ないので、胃で消化される事なく腸内まで届き、善玉菌のエサになるんです。そして、善玉菌がオリゴ糖を分解する時に、「有機酸(ゆうきさん)」を合成してくれます。実はこの有機酸が非常に重要な2つの働きをしてくれるんです。それが
- 悪玉菌の抑制
- 腸の蠕動(ぜんどう)運動を促す
悪玉菌というのは、アルカリ性が得意なんです。腸内が悪玉菌優位になるというのは、言い換えれば腸内がアルカリ性に傾くという事なんです。アルカリ性に傾くと、便は臭く、色が濃い茶色になっていくんですね。
善玉菌がオリゴ糖を分解し、有機酸が合成される事で、腸内が酸性に傾き、悪玉菌の抑制に繋がるというわけです。酸性になるから便がちょっと酸っぱく発酵したような匂いになるんですね。
そして、この有機酸の刺激により、腸の蠕動運動(便を肛門まで運ぶ動き)が活発になり、排便を促す力が強くなり、便秘解消にも繋がります。腸内に便が長い期間滞在していると、どうしてもアルカリ性に傾いてしまうのです。そうならないためには、毎日出す事が何より重要になります。
オリゴ糖は粉末を使う
ここで少しオリゴ糖について補足しておきます。スーパーに行けばオリゴ糖が売っていると思いますが、スーパーで売っているオリゴ糖は、あまりオススメできません。というのも、スーパーで売っているオリゴ糖って、シロップの様な液状のものですよね。これ、実はオリゴ糖の純度は相当低いんです。なので、ほとんどオリゴ糖の持つ力を享受することは出来ません。
本当に効果のあるオリゴ糖は純度が100%に近い物です。そして純度の高い物は粉末状で売られています。全然関係ないですが、洗濯用洗剤も液状より、粉末の物の方が洗剤としての純度が高いので、圧倒的に洗浄力が高いそうですよ。
粉末のオリゴ糖は、おそらく普通のスーパーや薬局では手に入りにくいと思います。なので私の場合は、いつもネットで購入しています。AMAZONや楽天などでも売っているので、純度の高い物を選んで使うと良いでしょう。ただ一つ注意点として、オリゴ糖と言っても、いろいろ種類があります。ガラクトオリゴ糖というものがあるんですが、これは原料が乳糖(ラクトース)です。牛乳でお腹が下る人(乳糖不耐症)の人には向かないので止めておきましょう。
オリゴ糖の使い方
私は「ラフィノース」というオリゴ糖を愛用しています。植物性で甘みが少ないので、どんな料理に入れてもOKです。このラフィノースというオリゴ糖は、人工的に生成出来ないので、全て天然由来で安心して使う事が出来るんです。
私の場合は1㎏の物を買って、1人で使用した場合、大体4~5ヶ月くらいは持ちます。
オリゴ糖は一日5~10グラムくらいでOKです。一度に摂取するよりは、毎食少しずつ摂取する方が効果的です。私の場合は、野菜の和え物を、朝3食分くらいまとめて作って、そこにオリゴ糖を入れ、小分けにして食べています。面倒な時は、ヨーグルトや納豆に入れて食べたり、水に溶かして飲んでもOKです。
まとめ
最後に、朝の鼻水くしゃみの対策法について、もう一度おさらいしておきましょう。
- 朝の体温コントロール
- 朝食時、糖質の摂取量を減らす
- 朝出来るだけ鼻を刺激しない
- 掃除をして室内のアレルゲンを減らす
- 布団を見直してアレルゲンを減らす
- 腸内環境を整え、免疫正常化を図る
-朝と帰宅直後の床掃除
-布団の手入れを徹底、防ダニ布団の活用、布団の買い替えの検討
-悪玉菌を抑制しつつ、善玉菌を増やす
どれも非常に有効なので、是非じっくりと各項を読んでから試して頂きたいです。
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