枸杞子の4大効能〜身体が5歳は若返る!?
がん予防効果が期待される漢方成分、枸杞子を紹介!冷え症改善、老化抑制など高齢者に嬉しい効能も多数、報告されている注目成分を徹底検証。どのような方にオススメなのか、その全てをお届けしています!
中華薬膳料理のお粥や杏仁豆腐の上に載っている、鮮やかな赤色の実をご覧になったことがありますか。それが枸杞子です。中国は清王朝第4代皇帝・乾隆帝も愛飲した、枸杞子の効能は次の4つです。
病原菌に対する抵抗力をアップし、日々の健康をサポートしてくれます!
老化した細胞の新陳代謝を活発にして、若々しい健康な身体を取り戻します!
視力の維持に不可欠なビタミンAの吸収効率を高め、目の健康を促進!
血中コレステロール値の改善、高血圧の緩和効果で生活習慣病を予防!
以上のように数々の健康パワーを秘めた漢方成分の枸杞子。中国においては、古来より滋養強壮薬として重宝されてきたことでも非常に有名です。
ここからは、その驚くべき効能を1つずつ取り上げ、より詳しくお伝えしていきたいと思います。
枸杞子に含まれる免疫強化の成分を詳細解説!
枸杞子は、アミノ酸、カルシウム、リン、鉄、ビタミンA、B1、B2、Cを含有します。優れた栄養食でもある枸杞子は、臨床試験でその有効性が確認されています。ヒト試験におけるその効果をご紹介しましょう。
| 試験内容 | 期間 | 被験者 | 結果 |
|---|---|---|---|
| ①枸杞子を毎日50g | 2週間 | 50~80代の男女 | 末梢白血球数、赤血球の増加テストステロン値の上昇 |
| ②枸杞子50gとベータカロテン5mg | 約1ヶ月間 | 30代までの健康な男女 | 視力の改善、目の暗所適応能力の向上 |
| ③枸杞子を毎日50g | 10日間 | 60歳以上 | 消化管・気道、鼻腔の各免疫防御系の活発化 |
①の試験結果から、枸杞子には免疫力アップ、貧血の改善に一定の効果があることが期待されます。
枸杞子を摂取した50代~80代の被験者について、末梢白血球数、赤血球の増加が認められました。白血球はウイルスなどの異物を包み込み、体内に吸収されるのを防ぐなど、免疫をつかさどります。赤血球は身体の細胞に酸素を運搬する役割を負っています。
同試験では枸杞に関する他の健康効果も確認されました。テストステロン値の上昇です。
テストステロンというのは男性ホルモンのことであり、男性だけでなく女性の身体にも存在し、人体の健康維持に関して大きな役割を負っています。(実は女性の身体には、女性ホルモンであるエストロゲンの10倍ものテストステロンが存在します)
肌の代謝にも関わるため、若々しさを保ちたいのならば、意外なことにテストステロンの維持は不可欠なのです。
テストステロンには、心筋梗塞のリスクを半減させ、がんリスクを3割減少させるという他の実験結果もあります。精神作用としては鬱病を防止します。
②の試験結果から枸杞子には視力回復の効果が期待されます。
30代までの男女が1日に枸杞50gとベータカロテン5mg、約5ヶ月間に渡って摂取。すると視力の改善が確認された他、暗い場所でも目がよく見えるようになっていました。
要因として考えられるのが、枸杞子摂取による血中のビタミンA濃度の上昇です。
ベータカロテンは体内でビタミンAに変化します。枸杞子は、ベータカロテンがビタミンAになる効率を著しく向上させたと思われます。ビタミンAは、網膜に作用する栄養素で、極度に不足すれば失明の危険があるほど、目にとって必要不可欠な物質です。
③の試験結果から枸杞子には免疫力を上げる効果が期待されます。
60歳以上の男女が10日間にわたり、枸杞を50g/日、摂取。その結果、血中に最も多く含まれ病原菌を捕らえて生体防御をつかさどるIgG抗体(免疫グロブリンG)、消化管・気道、鼻腔免疫防御系において構成され母子免疫でもあるIgA抗体(免疫グロブリンA)、リンパ球、溶菌酵素リゾチームが活発化しました。
このように、枸杞子には、免疫力アップをはじめとした健康効果が期待できるのです。
中高年の健康を支える!枸杞子の効果まとめ
枸杞子の効能についてまとめます。
免疫力のアップ、老化抑制、視力回復をはじめとして、冷え症の改善や基礎代謝のアップにも優れた効果が期待できます。
枸杞子は中高年の頼もしい味方になりそうです。男性の活力を取り戻す特効薬としても注目です。
ただし、ご自身の体質“証”を知らずに漢方を口にされるのはオススメしません。効果が出ないどころか逆に体質を悪い方へと導いてしまう場合もあります。
例えば枸杞子の多量摂取は血圧を下げる作用が強く働きます。低血圧の方の摂取には注意が必要です。
また枸杞に含まれるベタイン(赤色成分)には、肝機能活性化作用がある一方、月経を促進させるなどの効果もあるため、妊娠中、授乳中の女性は摂取を控える方が無難でしょう。
枸杞子を口にされる前に、一度は専門科や漢方の知識を持った医師にご相談ください。