偏平足

足の水虫

水虫は皮膚病のひとつで、タオルなどを経由して感染します。

水虫のタイプと症状によって治療法が異なりますので、医師の指示を受けるとともに、毎日の足裏ケアが必要です。また、家族の理解と協力がないと、治癒には向かいにくいものです。

もっとも多いタイプが、足指の間が白くふやけたような状態の趾間型です。かゆみが強く、ジュクジュクした湿った状態が続きます。

次に多い小水疱型は、ブツブツした赤く小さな水疱が無数にでき、強いかゆみをともないます。足裏が粉をふいたようになる角質増殖型は、落ちた角質から感染が広がります。かゆみはほとんどありませんが、慢性になることが多いタイプです。

水虫の菌である白癬菌は、足裏の角質層から入り込み、ジメジメした温かい環境で繁殖します。足裏ケアの際のポイントは、清潔と乾燥です。少なくとも、毎日5~10分間はぬるま湯に足を浸します。指を1本ずつ、石鹸などでていねいに洗います。指のつけ根や爪の両脇をもむようにしながら洗うと、マッサージ効果も得られて一石二鳥です。石鹸が残らないように洗い流し、よく乾かします。石鹸の成分が、肌にあわない場合もありますから、石鹸を変えてみるのもよいでしょう。

足裏ケアとともに、バスマットやタオル、スリッパも清潔にすることを心がけましょう。

足のムレと水虫

足の臭いをなくしたいという理由で、足裏ケアを望む人は多いようです。お父さんだけではありません。男女問わず、年齢問わず、足裏の悩みナンバーワンともいえるでしょう。

季節に関係なくブーツを履いたり、徹夜仕事や夜更かしのために入浴しなかったり、健康面を考慮していない衣類や靴下等、原因はたくさんあります。足裏には、汗腺が集中しています。身体の中で、手のひらの次に多い場所にもかかわらず、密閉状態になっていることがほとんどですから、たとえ、臭わなくても足裏ケアをするのは当然でしょう。

最近は、臭いをなくすための足裏ケアグッズとして、いろいろな素材のさまざまなアイテムが開発されています。

足裏にかいた汗がきちんと蒸発しないと、微生物の栄養源となって分解し、変化し、悪臭になるばかりでなく、ムレ状態になります。臭いもムレも、足裏ケアの目的は、清潔にすることです。きちんと洗って、乾かすことが大切です。見落としがちになる指の間は、ムレ状態が続くと、水虫になりやすくなります。

爪の手入れも欠かせません。足裏ケアばかりでなく、靴のケアもしなければなりません。靴は、はずしたインソールとともに、日影の風通しの良い所で乾燥させるようにします。靴の中にスギやブナの木のピースを入れておくと、消臭材として効果があります。

毎日同じ靴を履かないようにすることもポイントです。


子供が扁平足を放置したまま成長し、骨格ができあがってしまうと、治すことがむずかしくなります。その場合足裏ケアとして、靴についてのアドバイスを受けたり、自分に合う靴について研究することです。

子どもの靴に対する意識の高いドイツでは、骨が硬くなっていく6~7歳ころまでは、たとえ値段が高くても、きちんとした良い靴をはかせることが、親の責任であるという考えがあります。

深いアーチをもつ土踏まずになるように、また、正しい歩き方が身につくようにと育てなければならないというのです。かかとをしっかり支え、土踏まずのアーチをサポートするように作られている靴が良いとされています。

どうせ大きくなるからと、子どもに大きめの靴をはかせていては、扁平足の悪化の原因になります。

最近は、裸足やぞうりが子どもの健康に良いとする傾向がありますが、フローリングの床をすべるようにつま先だけで歩いていたり、コンクリートの平坦な道だけでは、かかとの力が安定せず、その効果は案外ないのです。裸足やぞうりで土や草のでこぼこ道を歩くような暮らしであれば、しっかりした土踏まずが形成されるのではないでしょうか。

扁平足であることを自覚していながら放置しているケースが多いようですが、神経・筋肉・骨などがバランス良く機能するように足裏ケアを検討する必要があります。
足つぼと扁平足

足裏ケアが必要な足裏のトラブルには、どんなものがあるでしょうか。

扁平足、外反母趾、水虫、ウオノメ、タコ、むくみ、足の冷え等が代表的なトラブルですが、いずれも足裏だけの問題ではありません。

足裏には血管や末梢神経が集中していて、身体の中でも特に敏感な部分なのですが、手や顔とちがって、自分で見る機会も少なく、靴をはいてしまうので、忘れがちになっています。トラブルに気づいていないこともあるようです。足は健康のバロメーターです。

足裏ケアにより、トラブルを解消し、他の病気を引き起こさないようにする努力が必要です。

足裏の内側にある土踏まずと呼ばれる部分が、アーチ型にならず平坦になっている状態が扁平足です。赤ちゃんが誕生して、歩き始める頃から、アーチ型に形成されていきます。それは、安定良く立つための、身体のつくりです。つまり、扁平足では、きちんと立つことができないということです。体重をかけた時に不安定になるために、疲れやすく、捻挫しやすくなり、骨格がゆがみます。

骨格のゆがみは、さまざまな内臓疾患をも引き起こします。足裏ケアにより、きちんとした対処をすることで、扁平足は高い割合で補うことができます。