「母乳は痩せる」という事はよく聞きますが、一体その仕組みはどんなものなのでしょうか?
また、母乳をあげていて痩せる時期とはいつなのでしょうか?
ここでは、「授乳で痩せるメカニズム」と「痩せる時期」についてみていきましょう。
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母乳で痩せる仕組みと時期
母乳で痩せる仕組み
母乳をあげる時に赤ちゃんに乳頭を吸われますが、この刺激によって脳の下垂体からオキシトシンという子宮収縮を促すホルモンが分泌されます。
このホルモンは体を妊娠前の状態に戻そうとする働きがあるので、体型・体重ともに妊娠前の状態に近づいていきます。
また、妊娠中に脂肪が蓄えられるのですが、これは産後の授乳に備えるためだともいわれていて、授乳中によってカロリーが消費され脂肪の燃焼も行われていくことになります。
さらに、母乳を作って出す時にもオキシトシンというホルモンが分泌されるのですが、このオキシトシンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれ、このホルモンが出ると幸福感を感じるようになります。
そして、こういったホルモンがサポートし心身ともにリラックスした状態になるので、代謝を含めた体の機能も正常に働きやすくなります。
これらの理由から、母乳を与えている人はそれ以外の人と比べて痩せやすいといわれています。
母乳で痩せる時期
痩せる時期については、産後4-6ヶ月が最も痩せるというデータが出ています。
アメリカ・インディアナ州にあるボールステート大学が行った研究によると、産後4-6ヶ月以上授乳をしていた母親はその間の体重が減りやすく、さらにそれ以降も最初の4-6ヶ月に比べると穏やかにではあるものの体重が減り続けることが分かったそうです。
さらに、その体重の減少期間は長く、産後6ヶ月-6年間にも及ぶそうです。
一般的に、授乳をすると1日850kcal消費するといわれていますが、これはプールで1時間泳いだカロリー消費量と同じで、確かにそれだけのカロリー消費を毎日続けていたら痩せますよね?
ただ、一方で母乳育児をしていても痩せないという話も聞きます。
この場合、体質的なものが原因の場合と無意識に行っている間食などが原因になっている場合があります。
体質的なものについては、授乳していても体重が減らない人や、授乳を始めた初めの2ヶ月で体重の減りが止まってしまったという人は体質的なものが原因となっている可能性が高いといわれています。
この場合は、授乳だけで体重を減らすのではなく、軽い運動を取り入れたり食事のカロリーをコントロールしたりして減量していきましょう。
カロリーは食事制限をして栄養不足になると母乳が出なくなったり、ママの体の回復が遅れたりする事があるので、いきなり制限するのではなく徐々に減らしていき1日1800kcalを目指すと良いでしょう。
産後間もない頃は赤ちゃんの夜鳴きやぐずりも多く寝不足が続くことも多いと思います。
寝不足が続くと、それを補う為に本能的に炭水化物を取り入れる傾向があるので、高カロリーのものに手が伸びやすくなります。
ですから、間食を含めたご自身の食生活を一度見直してみるといいかもしれません。
まとめ
ここまで母乳で痩せるメカニズムと痩せる時期についてみてきましたが、過度の食事制限などで無理をすると母乳が止まったり、産後の体が回復しづらくなるので、無理のない範囲で生活を改善していきましょう。
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