炭水化物抜きダイエットは正しく行わないと危険!効果や副作用を徹底解説

ダイエッターやネットで話題となっている痩せられると噂の「炭水化物抜きダイエット」。しかし、このダイエット方法は正しく行わないと危険だと知っていましたか?今回は効果や副作用、正しいやり方など炭水化物抜きダイエットにまつわる様々な情報を徹底解説します。


そもそも「炭水化物抜きダイエット」とは?

「炭水化物抜きダイエット」とは、その名の通り炭水化物を抜く、食べないダイエット方法のことです。

炭水化物と言われて皆さんが思い浮かべるのが、ご飯やパン、うどんやパスタなどの麺類などではないでしょうか?これらは米や小麦を原料とした主食として親しまれています。

炭水化物はとても重要な栄養素

炭水化物抜きダイエットで抜く「炭水化物」は、人間が生命維持する上で欠かすことのできない重要な5大栄養素の一つとなっています。

炭水化物は主に脳を働かせるエネルギー源となったり、臓器や筋肉などを動かすエネルギーとしても使われることから重要であることがわかります。

炭水化物抜きダイエットは女性・男性に大人気?

炭水化物抜きダイエットは炭水化物を普段の食事から抜くだけと言う非常にシンプルなダイエット方法であるため、女性、男性に限らず実践している人が多い人気のダイエット方法です。

しかし、ただ人気と言う波に乗ってダイエットを実践してしまうと痛い目に合うことも・・・。どんなダイエットでもそうですが、そのダイエット法のメリットやデメリット、やり方も含めてしっかりと理解した上で行うことが重要です。

炭水化物抜きダイエットのメリットや効果は?

人間の生命維持に必要な栄養素である炭水化物をあえて抜く「炭水化物抜きダイエット」には、どんなメリットや効果があるのか見ていきましょう。

炭水化物抜きダイエットのメリットまとめ
・脂肪を体に溜め込まない
・今ある脂肪がエネルギーとして燃焼される
・摂取カロリーを大幅に減らすことができる

炭水化物を抜くと脂肪を体に溜め込まない

ご飯やパンなどに代表される炭水化物は食べることで血糖値が急激に上昇することで知られています。血糖値が上昇すると、血液がドロドロの状態となるため動脈硬化が促進されます。それを抑えるためにインシュリンが分泌され血液中の糖を取り除くように作用するのです。

インシュリンが分泌されると炭水化物をエネルギーとして消費しますが、消費されなかった炭水化物を体内に溜め込むことで、脂肪となって残ってしまう可能性があるのです。

脂肪を溜め込まないようにするためには、血糖値を急激に上昇させないことです。炭水化物を抜くことで、自然と血糖値の上昇が緩やかになるため、インシュリンの過剰な分泌を抑えることができ、脂肪を溜め込みにくい体へとなれるのです。

今ある脂肪がエネルギーとして燃焼される

炭水化物を抜くことで新たな糖質を体内に取り込まないため、インシュリンの過剰分泌が抑えられます。抑えられることと同時に、これまで体内に溜め込んだ脂肪をエネルギーに変え、燃焼してくれることからダイエットに効果的だと言われているのです。

摂取カロリーを大幅に減らすことができる

炭水化物はご飯やパンなど私達が普段食べている主食であり、1日の摂取している食べ物の中でもっとも大きなカロリーを占めているといわれています。

ご飯は1膳(160g)で約269キロカロリー、パンは100gあたり約264キロカロリーもあります。ダイエットに効果的だと言われているウォーキングを1時間した消費カロリーが200キロカロリー程度と言われていますので、いかに炭水化物のカロリーが大きいのかがわかります。

「炭水化物抜きダイエット」はこのカロリーの多い炭水化物を食べないダイエットであるため、1日の摂取カロリーが抑えられ、当然のように体重は減るようになるのです。

一般的に知られている「炭水化物抜きダイエット」の方法を解説

炭水化物抜きダイエットの一般的に知られているやり方は、簡単に言ってしまえば食事の際に”炭水化物を食べない”ようにするだけ。炭水化物以外のおかずや野菜などは自由に食べてもOKという方法です。

炭水化物を抜くことで摂取カロリーは減少しますが、栄養のバランスを整えるタンパク質を肉や魚、卵や大豆製品から摂取したり、脂質を補う必要があります

デメリットや注意点は?

炭水化物抜きダイエットは痩せられるメリットがありますが、良いことばかりではありません。そもそも炭水化物を抜くと言うのはこれまで摂取していた栄養素を取り込まないことなので、体に何かしらの影響を与えてしまうことは避けられないのです。

炭水化物抜きダイエットのデメリットまとめ
・脳の働きが鈍くなる
・体のダルさ、無気力になりやすい
・肌や髪の毛にも悪影響を及ぼす
・体臭がキツくなる
・実践しても痩せられない可能性がある
・リバウンドしやすい

脳の働きが悪くなる

炭水化物は脳を働かせるエネルギー源であるため、その炭水化物を1日のうちに全く食べないとなるとエネルギーが不足し脳の働きが鈍くなります

日中でも頭がボーっとして仕事や学業に身が入りづらく、集中力がなくなったり注意力も散漫になりやすいです。イライラも起こりやすくストレスも溜まりやすくなるでしょう。

体がダルくなったり無気力になりやすい

通常の食生活であれば、1日のうちの約半数のカロリーを占める炭水化物を摂取しないことで、エネルギー不足に陥ります。炭水化物は臓器や筋肉を動かす栄養素でもあるため、不足すれば、キビキビと体が動かなくなり、ダルさや無気力感があなたを襲うことになります。

肌や髪の毛にも影響を及ぼす可能性も

炭水化物を抜くことで、人間の体を動かすエネルギーが脂肪やタンパク質から取られ燃焼されることでダイエットが可能となるのです。

脂肪が燃焼されることはダイエッターさんの一番の望みなのでOKなのですが、タンパク質は人間の筋肉や爪、髪の毛や肌などを形成する大事な栄養素の一つであるため、エネルギーとして使われすぎてしまうと筋肉は痩せ細り、爪・髪の毛・肌は潤いやツヤが失われた状態となってしまいます。

またタンパク質は臓器にも影響のある栄養素であるため、減少しすぎることで、胃腸障害などが起きる可能性も否定できません。骨密度が低くなる骨粗しょう症になる可能性もあります。

炭水化物抜きダイエット体臭が起こる

炭水化物抜きダイエットをすると口臭や尿、汗などの臭いを悪化させる可能性があります。

炭水化物を摂取しないことで体は糖の代わりに脂肪を分解・燃焼しエネルギーとするため、ダイエット効果があるのですが、それと同時に「ケトン体」という物質を作り出します。このケトン体は「ケトン臭」を含んでおり、このケトン臭こそが体臭を悪化させる原因となっているのです。

炭水化物抜きダイエットをしても痩せない可能性がある

炭水化物を抜いているからと言っても、必ず痩せる訳ではありません。通常は炭水化物を抜くことで摂取カロリーが抑えられ自然と体重は減少しますが、炭水化物以外のおかずなどを多く摂取しすぎていたり、間食を多く取ってしまうなど、炭水化物を抜いていても、それ以上のカロリーを摂取しすぎてしまっている場合には痩せられない事態に陥ります

もう一つの痩せられない原因として、炭水化物を抜いていると思っていても厳密にはしっかりと抜いていないことも良くあります。

炭水化物はご飯やパン、うどんやパスタなどの主食となる食べ物が多いのですが、さつまいもやじゃがいもなどのイモ類、大豆製品などにも多く含まれているため、知らず知らずのうちにそれら摂取してしまい、痩せられないという現象が起きているのです。

炭水化物抜きダイエットはリバウンドしやすい

炭水化物抜きダイエットは即効で痩せられると言う魅力がありますが、この先もずっと炭水化物抜きダイエットを行うという人はいないでしょうし、行ったとしても体に何らかの不調がでてくる可能性もあるため、ずっと継続するのは困難なダイエット法といえるでしょう。

そんな炭水化物抜きダイエットですが、実はとてもリバウンドしやすいダイエット方法としても有名なのです。

炭水化物抜きダイエットはなぜリバウンドしやすいの?

炭水化物抜きダイエット方法を途中で止めた場合、炭水化物を抜いていた期間中の体というのは炭水化物を異常に欲している状態なのです。減量できたことで、炭水化物の摂取を再開させると今まで以上に体は取り込んだ炭水化物を体内に溜め込もうとします

これは、体内に炭水化物が取り込まれないことを危険と判断した体が食べた炭水化物を少しでも蓄積させておこうと作用するのです。炭水化物を体内に溜め込むとどうなるでしょう?それはやがて脂肪へと変わっていき、以前よりも太る可能性があるのです。

炭水化物を抜いている期間中は摂取カロリーが通常よりも少なくなるため痩せられますが、痩せたと思っていてもその状態をキープするのは容易なことではありません。

炭水化物抜きダイエットには正しいやり方が存在する!

炭水化物抜きダイエットは、食事の際に炭水化物を単純に食べないようにする方法が一般的に知られていますが、実は正しい方法が存在します。

この炭水化物ダイエット、もともとは「低炭水化物ダイエット(ローカーボダイエット・アトキンスダイエット)」とも言われており、炭水化物中毒者向けにアメリカの博士であるロバート.C.アトキンスさんが考えたダイエット方法なのです。

炭水化物を完全に抜かない「低炭水化物ダイエット」を行おう

このアトキンス博士が考案した「低炭水化物ダイエット」は炭水化物ダイエットとは違い、炭水化物を食事の際に完全に「抜く」のではなく「少なくする」ことでダイエットを目指す方法です。

完全に炭水化物を抜かない「低炭水化物ダイエット」を行うことで、栄養素が取り込めるため、脳の働きの低下や体のダルさなどを感じにくくなるメリットがあります。また「低炭水化物ダイエット」を行うことで、通常の食事と近い感覚で体調管理ができるため、ダイエット後のリバウンドも炭水化物抜きダイエットより格段にリスクが少ないと言えるのです。

炭水化物抜きよりも「低炭水化物抜きダイエット」を推奨
・1日3食の炭水化物摂取量をこれまでよりも抑えて食べる「低炭水化物抜きダイエット」が炭水化物を抜くよりもリスクが少なく健康的!

炭水化物を抜くなら「夕食炭水化物抜きダイエット」を行おう

炭水化物抜きダイエットを既に始めてしまっている人も、1日1食、特に夜だけ抜いているのなら問題ありません

なぜ夜が良いのかと言うと、朝や昼に炭水化物を抜いてしまうと、脳の活動が低下しボーっとするため、仕事や学業などに影響を及ぼす可能性があるからです。炭水化物を抜く場合は毎食ではなく必ず1日1食、「夜」のみにしてください。

炭水化物を抜くなら「夜」だけ抜くこと!
・1日3食すべての炭水化物を抜くのは絶対にダメ!
・炭水化物は仕事や学業への影響が少ない夜だけ抜くこと!

夜炭水化物抜きダイエットに効果的なメニューやレシピは?

夜ご飯に炭水化物抜きをするなら、栄養価の高い「もやし」を茹でて主食の代わりに摂取したり、生の「キャベツ」を食前に食べ、満腹感を満たす方法が効果的です。

栄養バランスの偏りをなくすためにの対策は高タンパク質低カロリーな食材を調理して摂取することです。食べすぎはダイエットの天敵ですので、腹八分目を目指してください。

高タンパク質低カロリーな食材
とりの胸肉、とりのササミ、牛や豚の赤身、マグロやかつおなどの赤身、ツナ缶(ノンオイル)、ゆで卵・・・など

炭水化物抜きダイエット中でも食べられる外食メニューは?

一人暮らしをしていて自宅で食事を一切作らない人や、会社の接待や飲み会など、ダイエットをしている時でも外食をする機会というのは非常に多いものです。外食のメニューは揚げ物や濃い味付けの食べ物などカロリーが高く、ダイエットの妨げとなります

もし、外食に行くことになった場合、本当に痩せたいのであれば、定食の”ご飯抜き”を注文したり、居酒屋ではご飯などの炭水化物は摂取しないようにしましょう。ファーストフード店では、ご飯抜きに気軽に対応してくれたり、ハンバーガーのパテをレタスに変更してくれるサービスもあるため利用すると良いでしょう。

飲みの席ではお酒も太る原因となりますので、ダイエット中は控えるようにしてください。

炭水化物抜きダイエット以外のおすすめのダイエット方法は?

炭水化物抜きダイエットはこれまでの食生活から炭水化物を抜いたり、少なくしたりするだけで摂取カロリーを抑え痩せることが可能です。しかし、リバウンドする可能性が非常に高いので、一時の気休めのダイエット方法とも言えるでしょう。

ボディメイクをしっかりと行いたいなど、本格的に肉体を改造したい人は、やはり食事制限だけに頼らず、筋トレや有酸素運動を取り入れることが必要です。

筋トレや有酸素運動を取り入れたダイエットが有効な理由は?

筋トレや有酸素運動を取り入れるダイエット法がなぜ有効なのかと言うと、筋肉量を増すことができ、それにより基礎代謝が向上し、太りにくい体を作ることができるからです。

基礎代謝とは私達が普段何もしていなくても消費されるエネルギーのことを言います。これは筋肉量が多ければ多いほど活発となるため、筋肉をつける運動を行うことで、これまでに蓄積された脂肪を燃焼することができるのです。

健康的に痩せ、一時の気休めのダイエットではなく永遠にスリムな体を維持し続けたいのなら、筋トレや有酸素運動などの運動は欠かせません

ダイエットは食事制限だけに頼らず運動を取り入れる
・食事制限ダイエットである炭水化物抜きはリバウンドする可能性が高い
・痩せた体、痩せ体質を手に入れたいのなら筋トレや有酸素運動を取り入れ、基礎代謝を向上させよう!

「炭水化物抜きダイエット」は減量できるけどデメリットの多いダイエット方法

結論として「炭水化物抜きダイエット」はデメリットの多いダイエット方法と言えるでしょう。一時的に痩せられても、その後、元の食生活に戻ってしまえばリバウンドは必至です。

炭水化物抜きダイエットを行うとしても1日1食夕食のみに行うことが体に害を及ぼさない方法です。できれば、毎食の炭水化物をこれまでよりも少なくする「低炭水化物抜きダイエット」を実践してください。

本格的に肉体改造をしたい人は食事制限だけでなく筋トレや有酸素運動を行うことが必須条件です。ダイエットを決意したのならリバウンドしない方法で減量しましょう!

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