チアマゾール(MMI、抗甲状腺薬)バセドウ病(甲状腺機能亢進症)

概要

甲状腺ホルモンの産生を抑えることで、バセドウ病によるさまざまな症状を抑えます。第一選択薬とされています。

他の治療法に比べての優位性

他の治療法と比較しても効き目が早く副作用も少ないため、第一選択とされています。また、1日1回服用で効果を示すことから、治療をうける方の負担が少なくなっています。

実際に治療を受けた方が選択した理由

手術は適応ではなく、内服薬の治療が有効と言われたが、この薬は一生飲み続けなくてはならないと言われたからです。
他の治療法を試す前に、ひどい副作用が特に出ることもなく飲み始めてすぐにクリアに効いた。
元々バセドウ病薬はチアマゾール、プロピルチオウラシルの二種類しかなく、最初はチアマゾールから始めるというのが原則ということでした。実際費用もそれほど高くなく、体への負担も少なめということでしたので、迷わずこちらにしました。

留意すべきこと

飲み始めてから2ヶ月以内に、ごく稀ですが、無顆粒球症がおこることがあるため、2週間に1回程度の定期的な検査が必要となります。

実際に感じた効果

メルカゾールを内服してから、動悸が楽になり、汗をかかなくなりましたが、チラージンを飲むと眠れなくなり、薬が減量になると、起き上がるのも辛くなり、薬の量が自分に合うまで時間がかかりました。薬の量が合うようになってきてから、体も楽になりました。
メルカゾールを服薬して3カ月でTSH、FT3、FT4が正常値に戻った。TRAbは発覚当初の7.7から現在2.1まで下がってきているけれど、できれば1.0以下まで下げておいた方が再発しにくいという医師の話なので、そこを目指して気長に構えて治療中。薬の副作用を忘れていた頃に、円形脱毛症という形で副作用が現れたので、ちょっとびっくりしました。
一時期が痒くて仕方ありませんでしたが、もう一方の薬にかえてから副作用はなくなりました。現在は寛解しており、半年に一回の定期健診のみです。

副作用と対策

無顆粒球症

白血球にある好中球が著しく減り、抵抗力が弱くなることで高熱やさむけ、のどの痛みなどの症状があらわれることがあります。

投与開始後2~3ヶ月以内に発症することが多いため注意が必要です。気になる症状があらわれた場合、すぐ医師に報告しましょう。

肝機能障害

薬の代謝時に肝臓に負担がかかることで肝機能が低下し、吐き気、嘔吐、腹痛、全身倦怠感、食欲不振、黄疸などの症状があらわれることがあります。

症状があらわれた場合はすぐ医師に報告しましょう。投薬の中止や食事療法によって対処し、軽度場合は徐々に回復しますが中等度以上のものは入院した上で治療を行います。

皮膚症状

ピリピリ感、熱感、かゆみをともなう発疹や赤みなどがあらわれることがあります。発熱することもあります。

軽度の場合はかゆみ止めの使用によってやわらぐことがあります。重度の場合には薬の中止が必要な場合もあるため、医師に相談しましょう。

甲状腺機能低下

甲状腺ホルモンが低下することにより、倦怠感、無気力、まぶたの腫れ、皮膚の乾燥、筋力の低下、寒気、体重増加、記憶力の低下、便秘などの症状があらわれることがあります。

治療の効果によるもので、時間の経過によってやわらぎます。甲状腺ホルモンを飲み続ける必要はありますが、副作用はほとんどなく安全とされています。

こちらには代表的な副作用を記載しております。具体的な薬剤の副作用はこちらからご確認ください。『処方薬』のお薬検索

実際に感じた副作用

メルカゾール1日3錠を服薬して3週間目で、脚にむくみが出た。足首がなくなって靴が履けなくなり、サンダル(つっかけ)で過ごした。肝機能値が悪くなり、メルカゾールを減らして肝機能を助けるウルソを服薬したら、3週間で肝機能値も回復しむくみも取れた。隔日1錠を服薬するようになって2年目に抜け毛がひどくなり、現在も500円玉大の円形脱毛症が複数ある。
投薬から1年後のことでした、朝起きると必ず首が痛くなっており、最初のうちは寝違えただけと思ってました。しかし、ちょっとしたことで体が吊り、悶えるような痛みで思うように動けない状態が続きましたら、そして数日のうちに酷くなり、身体中が痛くて動けない状態となりました。そのため、病院に急遽連絡して緊急で検査をして診てもらいました。結果、筋肉が破壊されている状態ということで急遽投薬中止となりました。
投薬開始から一週間で副作用が出るのはとても早い方だそうです。目の周りが真っ黒になりました。体もふらふらで働ける状態ではなく、39度台の熱を出しました。

費用

※現在調査中です

実際にかかった費用

一般的な所要時間

※現在調査中です

適用される患者

すべての甲状腺機能亢進症の方

妊娠初期、および妊娠4~7週、授乳中の方は、基本的にはチウラジールに変更することが勧められています。

更新日:2015年09月24日

参照元:(バセドウ病治療ガイドライン2011日本甲状腺学会南江堂2011年,医薬品医療機器総合機構Pmdahttp://www.pmda.go.jp/(閲覧日:2015年9月24日))

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