脱毛症に効くレーザー治療の選び方とは?
脱毛症のレーザー治療は原因や頭皮環境によって選ぶことが大切です
脱毛症のレーザー治療には、紫外線を使ったPUVA療法やエキシマライトによる療法、低出力レーザー療法などがあります。
それぞれに光線の種類や出力の強さ、使える症状などが違っており、レーザーによって期待できる作用にも差があります。
そのため、どれが効くということではなく、症状に合うものを探すことが必要です。
リンパ球の異常や頭皮の血行不良などの原因によってレーザーの作用を選んだり、脱毛症が起こっている人の年齢と適応の比較をしたりし自分に合った治療方法を選びましょう。
自己免疫の異常による脱毛症にはレーザー治療が適しています
多くの脱毛症の原因として考えられている「自己免疫機能」の異常による脱毛症には、レーザー治療は基本的に適しているといえそうです。
レーザー治療では、頭皮に光を当てることで直接頭皮の奥まで刺激を与えることができます。
そのため、皮下にある髪の毛を育てる組織や血流、免疫細胞などに働きかける効果が期待できるでしょう。
そのような効果は、免疫機能を刺激して改善したり、血流や細胞の働きの正常化を促したりすることにもつながりそうです。
紫外線によるレーザー治療では、紫外線の刺激がリンパ球の異常な動きを抑制して髪の生育を正常化するといわれています。
具体的には、紫外線で軽い炎症を起こさせることでこうした働きを促すのです。
また、エキシマレーザー治療では、免疫機能をもつT細胞というリンパ球が毛根を敵と判断するのを防ぐといわれています。
頭皮環境を整えたいなら最新式のレーザー治療があります
自己免疫機能の異常で起こる脱毛症もありますが、なかには頭皮環境の悪化によって起こる脱毛症もあります。
頭皮の血行が悪くなることで、毛根まで栄養が届きにくくなり、脱毛症や薄毛が始まりやすくなります。
血行不良の原因には、食生活やストレスなどとさまざまなものが考えられますが、その改善と同時にレーザー治療を行うことで内と外から改善が可能です。
低出力レーザー療法は、新しい脱毛症の治療方法であり、当てた部分の血行が改善されるといわれています。
ただ単に血流を促進するというだけでなく、血管を拡張する働きを持っていることから髪への栄養補給に高い効果が期待できそうです。
またリンパ球には直接働きませんが、血行促進によって細胞分裂も活発になるといわれています。
米国食品医薬局から認められている機械もあるということで、安全性もありアメリカの研究グループの試験で発毛の効果が認められています。
副作用や有害な変化もみられず、子どもの患者の全頭脱毛症によい効果を与えたという報告もあるようです。
家庭用の低出力レーザー育毛器もあるようですが、こちらは自己責任による個人輸入でしか手に入りません。
高価なものですし、マシーンのセルフケアが不安な人にはあまりおすすめできません。
それぞれの脱毛症のレーザー治療にはリスクもあります
脱毛症のレーザー治療は効果の高いものもありますが、その反面副作用が心配されるものもあります。
年齢や脱毛の仕方によっては適応しないと考えられる場合もあるため、自分に合ったレーザー治療を選ぶことが安全と効果の両面から重要と考えられるでしょう。
紫外線を利用したレーザー治療では、一時的にせよ光を当てた刺激によって炎症を与えることになります。
そのため、小さい子供には適していません。
また、治療を受けた当日は頭皮がデリケートな状態となっており、直接太陽に当たらないようにするなどの注意も必要です。
エキシマレーザーは、紫外線レーザーよりも少ない回数で効果が期待できるようですが、回数を重ねるうちに日焼けのようになり痛みが起こることもあります。
低出力レーザー治療は、安全性は高いものの頭皮の血行促進が基本の効果であるため、原因によっては内服薬などと併用して治療を行うことが必要です。
(まとめ)脱毛症に効くレーザー治療の選び方とは?
脱毛症のレーザー治療の方法は、いくつかのものがありますが選ぶ際には自分との相性が大切です。
レーザーの種類により効果や使える範囲も違うため、単なる効果の有無ではなく自分の症状の治療に適したレーザーを選ぶことが必要となります。
自己免疫機能によって起こる脱毛症は、脱毛に影響を与えている皮膚の奥に効果を与えるレーザー治療が適しています。
頭皮に光を当てることでその奥にあるリンパ球などに刺激を与えることができます。
脱毛症のなかでも頭皮環境の悪化が原因のものの治療では、低出力レーザー治療が適しています。
レーザーによって血行不良を改善して、頭皮に栄養を十分に送るという方法です。
安全性も高く、効果も期待できるといわれています。
脱毛症のレーザー治療には、副作用のリスクや適応外の症状があります。
また、治療後の一時的な痛みや生活上の制限などが起こることもあるため、治療の選択には注意が必要です。