パタノールがよくわかる

パタノールは安心な医療薬であるのか?

パタノール点眼液は、アレルギー性結膜炎の治療に用いられる点眼薬です。
抗アレルギー薬に分類されるヒスタミンH1拮抗薬(選択的ヒスタミンH1受容体拮抗剤)で、有効成分オロパタジン塩酸塩はアレルギー症状を引き起こすヒスタミンなどの原因物質の産出や放出をおさえて、アレルギーによる目のかゆみや充血、涙目などの症状を予防し、緩和・改善します。またパタノール点眼液は花粉症にもよく使われます。パタノール点眼液はステロイド点眼薬ほど強力ではありませんが、副作用の心配も少なく、長期での使用も安心です。
使用上の注意
パタノール点眼液を使用の際の注意として、コンタクトレンズをつけている方はレンズを外し、点眼後10分以上経過してから再装着してください。点眼の際は、パタノール点眼液の容器の先端が目に触れないように気をつけて下さい。またパタノール点眼薬などの抗アレルギー薬は初期治療として早期の使用が好ましく、ひどくなってからでは効果があまり出ません。そのため毎年花粉症などのアレルギーが出る方は、早めに受診することをおすすめします。
副作用
眼痛、角膜炎、眼そう痒症などが報告されています。これらの症状が気になったら医師または薬剤師にご相談下さい。

そもそもパタノールって?

パタノールは厚生労働省の承認を受けています。
パタノールは、ヒスタミンH1拮抗薬と呼ばれる第2世代抗ヒスタミンで、アレルギー性結膜炎の治療薬に用いられる点眼薬です。

パタノールの有効成分はオロパタジン塩酸塩

パタノールは有効成分オロパタジン塩酸塩を0.1%含有した点眼薬です。
パタノールを扱う協和発酵キリンは、2008年10月に協和発酵工業株式会社とキリンファーマ株式会社が合併して誕生しました。抗体技術など最先端のバイオテクノロジーを基盤とした医療用医薬品の製造販売を行っています。パタノールは、アルコン・グループにより開発、製造および販売されており、現在84カ国で承認されています。米国では1997年に発売され、現在では抗アレルギー点眼剤市場の65%を越えるシェアを占めるトップブランドとなっています。日本におけるパタノールの臨床試験は日本アルコンによって行われ、本年7月26日に日本アルコンが製造販売承認を取得、9月15日に薬価基準収載されました。
有効成分オロパタジン塩酸塩は広く抗アレルギー薬に分類される第2世代の抗ヒスタミン薬(ヒスタミンH1拮抗薬)です。その特徴は、ヒスタミン受容体に対する選択性が高く、抗コリン作用などよけいな作用が減弱されている点です。このため、第1世代に多い口の渇きや排尿障害などの副作用がほとんどみられません。また、脂溶性が低く脳に入りにくいので、眠気の副作用もやや軽減されています。このような利点から、アレルギー性疾患に幅広く用いられるようになりました。

パタノールの効果・効能のメカニズム

パタノールは、ヒスタミンH1拮抗薬と呼ばれる第2世代抗ヒスタミンで、アレルギー性結膜炎の治療薬に用いられる点眼薬です。
アレルギー結膜炎は、季節性と通年性があります。 季節性は空気が乾燥する季節、または花粉の飛散する季節などに限定的に過敏症の症状が現れますが、通年性の場合はハウスダウストやカビなどを抗原として過敏症の症状が継続的に現れます。主な症状は、目やまぶたのかゆみです。 かゆみを紛らわすため目をこすったりかいたりすると、次第に痛みが加わり、目がゴロゴロとした感じになります。 そのまま症状を放置すると炎症が進行して結膜が充血し、まぶたがはれ、さらに悪化すると透明な角膜の周囲が赤紫色になり、結膜にゼリー状の目やにが出てきます。
有効成分オロパタジン塩酸塩はアレルギー症状を引き起こすヒスタミンなどの原因物質の産出や放出をおさえて、アレルギーによる目のかゆみや充血、涙目などの症状を予防し、緩和・改善します。またパタノール点眼液は花粉症にもよく使われます。
パタノール点眼液はステロイド点眼薬ほど強力ではありませんが、副作用の心配も少なく、長期での使用も安心です。