このブログでは、睡眠時無呼吸症候群(SAS)をテーマに書いているんだけど

時系列通りに記事をアップしてるわけではなく

いま私はCPAP治療をやめてマウスピース治療をしています。
で、いま書いている記事はCPAP時代のことです。

前回、前々回(闘病記5,6)で、SASの診断が下ってCPAPを使い始めるまでの経緯を書いたのですが、なんというか、優れた機械だとは思いますよ。

ただ、①使い続けられるかどうかが問題。

それと、②半永久的に使い続けなくてはならない、というのが希望を持てない。

①について。
医療機器メーカーの営業マンが自宅に来て、使い方を教えてくれる。それはいいが、マスクをマジックテープを使って頭や額に固定するんだけど、額の固定具合なんかよくわかんないんだよね。一度きりのレクチャーで、電話相談室はあるんだけど、こういう微妙な部分ってフォローが難しい。

週に一度はマスクやホースを分解して洗え、というわけだが、これも面倒な上に組み立てた時に額のアジャスターやらマジックテープの締め具合やら、何がベストかわかんなくなっちゃうわけ。

この程度のことに人を呼ぶわけにもいかない。伴侶がいるならまだいいが、それでも答えは自分で探すしかない。

それと、機械そのものも3年使ったが点検やオーバーホールは一度もなかった。使っていて、いつごろからかエアの出が弱くなったような気がするのだ。

毎月の診察に機械を制御するチップを病院に持参し、そのチップでエアの圧力等々、制御しているそうだがセンセイに聞いても「設定を変えた覚えはない」と。あとは「メーカーの人に電話しなさい」になっちまう。メーカーも差しさわりのないことしか言わないし。

毎日使う機械に、定期点検ぐらいあってもいいんじゃないかと思うけどね。


それと、②について。
機械のメンテ以前に毎晩ああいうホースをつながったマスクをちゃんとつけて寝れるかどうか、という問題。それこそ個人の問題となるが、疲れているときや飲んだ晩など、たかがマスクをつけるだけのことが出来ないんだな。

その上、目標が見えない。こんな生活がいつまで続くんだ?という。

センセイはCPAP導入時に、向こう8か月ぐらい使って今後の治療にメドを…みたいに言ったが、「もっと使わないとダメだねえ」「まだだねえ」と1年2年とあてもなく続いていく。

いつまでやるんですか?としびれを切らして質問したときには

「ずっとだよ」

とあっさり言われ、一気にこの医師を信頼する気がうせた。「なんだ、医者とメーカーにリース料払うだけの養分かよ」と、気が付きましたね、さすがに。

もちろん、使い続けることにメリットを感じる人には、メリットだと思う。

でも、SASを「治したいんです」と目標には合致しない。だってはっきりわかるもん。SASの対症療法であって、快癒するための方法ではないことは。そこは医者も言っていた。

「CPAPを使っても治りません」と。

なんだそりゃ、ってことで、CPAPの使用をやめたいと医師に相談し、卒業しました。ただ、マウスピースはこの医師に紹介状を書いてもらわないと歯科で(保険適用の上で)作ってもらえません。だから、よほど軽症の人でない限り、マウスピースに至るにはCPAPを経る必要があります。

私はそうやってズルズル3年も時間を使いましたが、その間具体的な治療ってのはなくて、毎月病院へ行ってデータを出力してもらって、それを医者がちらっと見て「がんばりなさい」だけ言われて次の予約日を設定するだけ。それで窓口で5000円近く支払って。要するにリース料の支払いだけですよ、実態は。医者を悪く言うわけではなくて、それがただ実態だと。

「まず痩せなさい」とは言われた。確かに、痩せられない時間が続いた。センセイからしたら、体型に変化もないんだからSASがよくなるわけもない。そうだよね。ただ、CPAPを「見限る」覚悟をしたとたんに、私は人生初のダイエットを決意し、そして成功しました。13キロ減です。

ところが、痩せたら痩せたで「東洋人は骨格的にいびきをかきやすいから、痩せたからいいというもんでもない」と同じ医師に言われて、続けるモチベーションなぞ、あるわけないじゃないですか。

でもセンセイのいうことも本当です。13キロ痩せても、私はイビキをかくのです。このへんが、マウスピースに切り替えた後の、いま私が抱える課題。

そのへんは、またいずれ。

ここではCPAPの現実に文句みたいなこと言いましたが、前述のとおり、マウスピースへ至るまでに必ず通る道です。それから、ダイエットができたのもこの医師との出会いによります。実際のところ、私はとても感謝をしております。

だから、同じ病気や症状を抱える方も、SAS治療を通して、医師がどう、病院がどう、CPAPがどう、で思考停止せずに、まずはご自分というものと向き合うことこそ治療なのだと考えればよいと、私は心から思いました。

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