美容や健康に興味がある女性なら一度は耳にしたことがあるはずの言葉が「デトックス」です。本来の意味は「解毒」という意味です。(英語ではdetoxと書きます)どうして解毒が健康や美容と関係するのかといえば、「毒素などの体に悪いものを外に出して、内側から健康を取り戻してキレイになる」という考え方がベースになっているからです。
- 正しいデトックス法とは何か?
- サプリメントでデトックスは可能か?
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あなたのそのデトックス法は本当に正しいですか?デトックスとは?
したがって正式にはデトックスという言葉はなく、美容業界や健康業界が作り出した造語のような物であるということになります。
・アルコールや薬物依存症の治療
にも用いられる言葉ですが、一般的には「体内の毒素や老廃物を排泄して、体の内側から健康を取り戻しキレイになる」という美容業界での使われかたが広く広まりました。
「現代社会を暮らす上で、人体にとって特に有害な物質(主に重金属や合成化合物、薬物)が蓄積され、人間の体内でも活性酸素のような有害物質が生成されている」
というものがあり、その中で特に人体に蓄積していくものを積極的に排泄しようというものです。
デトックスとキレーション
上記の考え方では水俣病の原因とされているカドミウムや水銀毒(昔は梅毒の治療薬や消毒用として用いられていました)を排泄することもデトックスになりますが、医学的にはこれらの有害ミネラルを排泄する解毒治療を行うことを「キレーション」といい、治療にはキレート剤が用いられます。
*( )内が治療に用いられるキレート剤
- 水銀(DMPS、DMSA)
- ヒ素(DMPS、DMSA)
- 鉛(EDTA)
- カドミウム(EDTA)
- ベリリウム
- アルミニウム(EDTA)
キレートサプリメントとは
上記のような有害ミネラルが体内に蓄積することで、健康被害をもたらすということは明白ですが、キレーション治療を受けるには体内にどれだけの有害ミネラルが蓄積しているかを調べる必要があります。
*( )内が対抗ミネラル
- 水銀(セレニウム、亜鉛)
- ヒ素(セレニウム)
- 鉛(カルシウム、亜鉛、鉄)
- カドミウム(亜鉛)
- ベリリウム(セレニウム)
- アルミニウム(マグネシウム、鉄)
というのも、そもそもスクリーニング検査で陽性反応が出ないような量の有害ミネラルがどれほどの健康被害をもたらすかというのに疑義がありますし、確実なキレート効果を得るためにはやはり医薬品による治療がもっとも効果的だからです。
デトックスサプリメントに配合されている代表的な成分について
現在市販されているデトックスサプリメントには代表的な成分として以下のようなものが含まれています。
- 水素水:抗酸化作用
- レスベラトロール:ポリフェノールの一種で抗酸化作用
- プロアントシアニン:ポリフェノールの一種で抗酸化作用
- αリポ酸:抗酸化作用
- ヘルスカーボン(食用活性炭):毒素や老廃物の吸着と排泄
- 含硫アミノ酸:水銀やカドニウムなどの有毒ミネラル、環境ホルモンの排泄
抗酸化作用とは
デトックスサプリメントでは往々にして「抗酸化作用」が取り上げられますが、これは「活性酸素を除去する力
」と解釈できます。
また次のパートで詳しく書きますが、活性酸素は本来免疫系の最先端で働く重要な物質であり、除去しすぎるというのは逆に健康を害することになります。
これについては先日某大手サプリメント会社が販売している水素水の抗酸化作用については完全否定され、ただのミネラルウォーターであることが報道されました。
サプリメントで摂取できるキレート効果について
では、上記成分のキレート効果についてはどうでしょう?前のパートでも述べたように、基本的にキレーションとは治療行為であり、具体的なキレート効果が得られるような成分をサプリメントとして流通させることはできません。
したがって市販のサプリメントで摂取できる成分量でのキレート効果については有用性はあってもごく少ないと言わざるをえないのが現実です。
“英国の国民保健サービス(NHS)は「デトックスという言葉には何の科学的根拠もなく、そのような製品を購入する必要はない」と断言している。また、英国の博士号取得者や大学院生300人以上でつくるVoice of Young Scienceが行った調査によると、中毒症状などに対する医療行為以外のデトックス製品の効果は、ほとんど「無意味」なものだったと主張している
市販デトックスサプリメントの主眼は「抗酸化作用」
今では美容や健康にとって大敵とされているのが「活性酸素」です。健康、美容に関するものは猫も杓子も「抗酸化作用」を競って売られているような印象すらあります。
「抗酸化作用」とは活性酸素を除去する効果のことです。この効果が高いほどデトックスサプリメントとしては高品質であるかのような売られ方をしているのです。
ここからはこの知られざる「活性酸素」の実態に迫っていきましょう。
活性酸素と悪玉活性酸素
一口に活性酸素と言っても色々な種類があります。自然界に存在する活性酸素の中で有名なものといえば「オゾン(O3)」ですが、人体内で発生する活性酸素は4種類の存在が確認されています。
- スーパーオキシドアニオンラジカル(通称スーパーオキシド)
- ヒドロキシルラジカル
- 過酸化水素
- 一重項酸素
この中で特殊な存在が「一重項酸素」で、非フリーラジカルであり安定した組成を持っているのでこの活性酸素は人体にとってほとんど無害です。問題視されているのが「スーパーオキシド(フリーラジカル)」を前駆体として作られる「ヒドロキシラジカル(フリーラジカル)」と「過酸化水素(非フリーラジカル)」です。
“スーパーオキシド→ヒドロキシラジカル→過酸化水素”
の順です。
もともと活性酸素は不安定な組成を持ち、すぐに他の物質と結びつきやすいという性質を有しています。活性酸素のもつ毒性もこの性質によるもので、体内で発生した「フリーラジカル」が突然凶暴化し健康な細胞を攻撃することで体内をさび付かせると言われています。
過酸化水素は非フリーラジカルですが、過剰につくられると人体に悪影響をもたらします。
なぜ活性酸素は作られるのか?について
活性酸素はストレスを感じたときに脳(自律神経)からの指令で作られる「抗ストレスホルモン」が生成される際の副産物として作られます。そして活性酸素が持つ「不安定で何とでも結合しやすい」という性質を利用してストレスをもたらす物質(ストレッサー)を無毒化するという働きがあります。
つまり免疫系の切り込み隊長的な存在なのです。
スーパーオキシドはヒドロキシラジカルや過酸化水素の前駆体なので数が最も多く善玉活性酸素として消費されるのが「スーパーオキシド」です。つまり、できたもののうち大半が消費されたのちに残ったスーパーオキシドだけがヒドロキシラジカルになるということです。
このような状況で残ったわずかなヒドロキシラジカルと過酸化水素だけをデトックスサプリメントで除去しても除去しきれていないのが現状なのです。
活性酸素とダイエット
「デトックスサプリメント」が人気を呼んでいるもう一つの理由が「ダイエット効果が高い」と言われている点です。
これは肥満は脂肪分が酸化することで燃焼しにくくなるという理屈からですが、実際には活性酸素をいくらデトックスサプリメントなどで除去しても、絶えず作り続けられるものですし、除去したところで脂肪が燃焼するわけではありません。
ジンセノサイドについて
ここまでの説明でも分かる通り、いくらデトックスサプリメントを飲んだところで納得のいく効果が得られるかどうかは非常に疑問が残るところです。
- 免疫機能を上げる
- 動脈硬化を防ぐ
- 便秘を改善する
- 血糖値をコントロールする
- 血流を改善する
- 肝機能を上げる
同様の作用をもつサポニンには過剰摂取すると毒性を示すというデメリットがありますが、同じサポニンの仲間でもジンセノサイドにはこのデメリットがありません。したがって毎日安心して飲む事ができます。
まとめ
実は前のパートで紹介した「ジンセノサイド」は高麗人参にしか含まれていない成分なのです。
つまり高麗人参でめぐりを良くして、調整を図ることでデトックス効果も燃焼力も高まり緩やかながらより確実性のある働きが期待できるのです。
もし飲むだけで人々が思っているようなダイエット効果が得られるような薬が開発されたらノーベル医学賞は確実だろうとさえ言われているのです。
追伸:
美容系高麗人参で売り上げNo.1は?
高麗人参はあなたが望む美容への願望すべてをかなえてくれる魔法の薬ではないかもしれません。が、決して理想から遠い商品でもないと思います。二千年の時を経て古今の美女に愛用されてきたという事実が「高麗人参は美容に良い」ということを物語っています。そんな高麗人参の中で「美容」をアピールしている商品はたくさんありますが、実際にどの商品が一番売れているか調べてみたところ「高麗美人」というサプリが圧倒的に売れていることが分かりました。「高麗美人」ですべてが解決するわけはではないと思いますが「美容系サプリで一番売れている」というのは軽視できないデータです。