治らなかったニキビも治せる?皮膚科の顎ニキビ治療法
顔の中でも結構目立つのが「顎のニキビ」です。
大きなしこりができていたり、広範囲に炎症して赤や紫ニキビになっている場合は、自己流のケアだと跡が残る可能性があります。
そんなニキビの解決には「皮膚科」という専門家を頼るのが一番です。
では、皮膚科ではどんな治療をしてくれるのでしょうか?
そこで、ここでは皮膚科での顎ニキビの治療法について詳しく紹介していきます。
治療で顎ニキビが治るまでの期間は?
ニキビができたら、できるだけ早くキレイに治したい、と思うのが当然です。
顎ニキビを治療する場合、完治するまではどのくらいかかるのでしょうか?
白ニキビならすぐにでも!
白ニキビはニキビの初期段階なので、自宅ケアであっても3日程で治ることも。
一方、赤ニキビなど、炎症があるニキビでは、2~3か月以上かかる場合があります。
「赤ニキビは触ると3日治るのが遅れる」といわれるほど治りにくいので、専門家の手に頼るのが一番になります。
美容皮膚科の治療なら?
美容皮膚科では、ケミカルピーリングやレーザー、イオン導入などを組み合わせてニキビやニキビ跡の治療を行います。
美容皮膚科では、ニキビの治療をするのはもちろんですが、お肌をキレイにするのも目的になります。
気になる治療期間は、ニキビの状態にもよりますが、2~3か月ほどで完治するようです。
手軽さは?料金は?皮膚科のニキビ治療法
皮膚科での顎ニキビ治療はいくつかの方法があります。
それぞれの治療法を見ていきましょう。
処方薬
まずは皮膚科で処方される処方薬があります。
これは「塗り薬」と「内服薬」になります。
塗り薬にはニキビの原因、アクネ菌を抑えるダラシンTやアクアチムクリーム、ピーリング作用のあるディフェリンゲルなどの塗り薬が処方されます。
費用は130円~530円程度です。
内服薬は、抗生物質や皮脂の過剰分泌を抑える作用のあるリポビックスやFADというビタミン剤などが処方されます。
費用は初診料など含めると、1,000~2,000円程度です。
塗り薬も内服薬も保険が適用されます。
漢方
顎ニキビの治療では漢方も用いられます。
顎ニキビに処方される漢方は、ニキビの状態によって変わってきます。
大きく腫れたような炎症があるニキビには熱や腫れを抑える「清上防風湯」や「荊芥連翹湯」が処方されます。
また、生理前後のニキビには血行を促しホルモンバランスを整える「当帰芍薬散」などが処方されます。
漢方薬は、体質を改善するものなので、内服薬よりも長期的に続けて服用する必要があります。
費用は初診料を含めて、1か月で5000~7000円位です。
保険が適用されますが、少し高めです。
面皰圧出
これはニキビに針で穴を開け、炎症の原因である膿を潰して炎症を抑えたり、毛穴に詰まった角栓を専用の器具で出す方法です。
炎症前の初期ニキビによく使われます。面皰圧出をすることで、炎症を防ぐことができます。
費用はニキビの数にもよりますが、保険が適用されるので390円位からになります。
ケミカルピーリング
フルーツ酸などの力で古い角質を除去する方法です。
古い角質が溜まっているとニキビの原因になるため、これを取り除きます。
ピーリングをすると、古い角質が除去され、お肌の「ターンオーバー」が促進されます。
すると、新たなニキビを防ぐことができます。
この治療では皮膚の乾燥を防ぐため、イオン導入で水分も補います。
ケミカルピーリングは保険適用の対象外になります。
費用は1回で5000~10000円程です。
イオン導入
イオン導入は、電気を使って有効成分をお肌に浸透させる治療法です。
ビタミンC誘導体や保湿成分などをお肌の奥へしっかりと入れ込みます。
イオン導入は、保険適用外になります。
費用は使用する有効成分によって変わってきますが、5000円位からです。
ホルモン治療
ホルモンバランスの乱れを整えて、過剰に出る皮脂を抑える治療法です。
女性ホルモンを優位にして、ニキビを抑えます。
そのため、男性ホルモンの働きを抑える内服薬や女性ホルモンを含んだ外用薬で治療します。
この治療法はホルモンバランスの乱れからくる大人ニキビによく効きます。
保険適用外で、費用は初診料込みで15000円位です。
レーザー治療
レーザー治療は、ニキビの状態や種類によって使うレーザーが変わってきます。
具体的には、
・ニキビの跡や跡がシミになるのを除去する「アレキサンドライトレーザー」
・面皰圧出時に穴を開ける「CO2レーザー」
・ピーリング効果でニキビをできにくくする「ロングパルスYAGレーザー」
などがあり、治療の用途別でさまざまなレーザーが用いられます。
レーザー治療は保険適用外です。
費用は1か所につき10,000円位からになります。
フォトセラピー(光学治療)
ニキビとニキビ跡がある方におすすめの治療法です。
一定の波長のある光を顔に当て、ニキビの原因である「アクネ菌」を殺菌します。
この治療法はニキビの赤みやニキビ跡に効果があります。
薬が飲めない方や抗生物質が効きにくい方に向いているといわれています。
保険適用外で、費用は15,000円位からです。
悪化した顎ニキビは皮膚科で治療を
赤や紫に炎症してしまった顎ニキビは、皮膚の奥深くまで細胞を傷つけている可能性があります。
悪化させたニキビがたくさんできているときは、市販薬やニキビ対策化粧品で治すことは難しいでしょう。
ニキビ跡ができてしまう前に、早めに皮膚科を受診することが大切です。