「ダイエットのために、胃に風船を入れる」
「何をおかしなことを言っているのだろう?」と思ってしまう一文ですね。しかし、胃に風船を入れる方法は、医学的にも注目されているダイエット方法です。
手術で胃の中に特殊な風船を入れると、少量の食事で満腹感が得られるようになります。すると結果的に食べる量が減り、肥満治療になるというのです。
ダイエット効果は、体重が7キロ~30キロ減少するほど劇的。
医学的にも痩せるとされ、日本肥満学会も支持している方法です。
こうした情報を聞いて「本当に痩せる効果があるの?」「やり方は?」「料金はどれくらいかかるの?」「口コミはどうなの?」と、様々な方が疑問を持っているようですね。
そこで今回は、胃に風船を入れるダイエット方法について、調べてまとめてみました。
胃に風船を入れるダイエット方法って
さて、胃に風船を入れるダイエット方法とは、そもそもどのようなものなのでしょうか?
正式名称は「胃内バルーン」などと呼ばれ、欧米圏で発明された方法です。
風船といっても、使うのはシリコンでできた特殊なもので、中に生理食塩水を入れて使います。
そして、半年ほどそのまま風船をお腹の中に入れて生活するのです。すると、その半年間はお腹に入れられる食べ物の量が減ります。
それによって、食事が制限され、痩せられるという仕組みです。
医学的な肥満治療としては「胃を切除する」ものが有名ですよね。しかし、切り取ってしまうのは身体への負担が大きく、危険もあります。
その点、風船を入れる方法なら、比較的安全性が高めです。
手術である以上、多少のリスクはありますが、切ったり縫ったりはしないのです。
何キロくらい痩せる?風船の効果は?
では、気になるのが「もし、自分がやったら何キロくらい痩せるの?」ということですよね。
ズバリお答えすると、体重が40%くらい減るダイエット効果があります。
重さで言えば、7キロ~35キロくらい減ると言われます。
十分すぎる効果ですね。
もちろん、ダイエット前の時点で肥満体であることは前提となります。
最初から痩せている人はそんなに減りません。というかそもそも、痩せている人は手術を受けられません。
医療行為ですから、「ちょっとウエストが気になってきた」程度の人は対象外です。
対象者は、BMIが27以上の肥満者と決められています。
つまり、100キロの人が70キロとか60キロになるようなイメージでしょうか。
ただ、医師によっては「減っても20キロくらい」と言っている人もいるようです。
個人差はあるようですが、10キロ単位で減る効果は間違いありませんね。
胃に風船を入れるやり方は?
では、「風船を入れる」というのはどのような方法で入れるのでしょうか?
個人でもできるやり方はあるのでしょうか?
残念ながら、自分でできるやり方はありません。
胃に風船を入れるダイエットは、以下のような流れで手術をします。
0.対象の病院へ行く
1.事前検査。
2.麻酔で眠る。
3.寝ている間に口から風船を入れる。(30分くらい)
4.安全のため、2日ほど入院しておく
5.退院して、定期的に病院で健康状態のチェック
6.半年以内に風船を胃から取り出す
寝ている間に口から入れるという点がいいですね。手術中の痛みや苦しさはほとんど感じないそうです。
ただ、入れたあとの日常生活はお腹の痛みなどで辛いときもあります。
入れた風船が割れたりおかしくなるトラブルは、数万件に1件あるかないか、くらいの確率だと言われますね。
対象者や費用・料金は?
ちなみに、対象者や費用・料金は以下のようになっています。
・胃の手術歴がない20歳~60歳
・BMI27以上の肥満
・心身の病気がなく、医師が手術できると判断した方
・手術料金:30万円前後+入院費など
・保険適用なし
実費で支払いできる範囲の金額ですし、条件もあまり厳しすぎないので実用的ですね。
胃に風船ダイエットの口コミは?
では、そんな胃に風船ダイエットの口コミはどうなのでしょうか?
・最初は水を飲んでも吐き気がして食べられない
・お腹の違和感で仕事に集中できなかった
・飲んだり食べたりするとお腹が痛む
・寝返りをうつとバルーンでお腹が重たい
・空腹感はやはりあったが食べられなかった
・胃潰瘍予防の薬を飲み続けるのが大変だった
・3ヶ月で15キロ減った
・体重は減ったのでやって良かった
・バルーン(風船)を入れても努力しないといけないと分かった
・間食してると、風船を入れてもあまり痩せない
口コミによると、最初の一週間は吐き気と痛みでキツイようですね。
また、風船はあくまで食べられる量を減らす道具の一種。
詰め込むように無理矢理食べたりしていると、結局はあまり痩せないようです。
一方、お腹の違和感と戦いつつも、食生活を見直していった方は見事に痩せているようですね。
まとめ
というわけで、胃に風船を入れるダイエットについてでした。
約30万円という個人で支払える程度の料金で、効果的な医学ダイエット療法を使えるのは素晴らしいですね。
切除などと違って、身体への負担が小さいこともメリットです。
とは言え、お腹の痛みや吐き気はあるようです。また、風船を入れた後も間食を続けていたら痩せないケースもあるという現実が分かりました。
メリット・デメリットをよく検討した上で、「それでも痩せたい」「肥満すぎて病気になりそう」というような方は、手術を考えるのも1つの選択肢になりますね。