肌に水分は必要というけどその役割はなに?
肌における水分の役割は肌質を保つことにあります
肌に水分を与える保湿が大切ということを聞いたことがある方も多いでしょう。
これは肌から水分が失われて乾燥すると、柔軟性がなくなりもろくなってしまうからです。
その結果、外部の刺激に対しても弱くなってしまって、肌トラブルなどが起こりやすくなります。
肌が乾燥するとバリア機能が弱くなるため、肌を守るために層を厚くしようとし肌のごわつきも引き起こしてしまいます。
肌のターンオーバーには水分が必要不可欠です
肌は古い細胞は剥がれ落ち、それに代わって新しい肌が作られています。
この新陳代謝の一種をターンオーバーと言います。
美肌を維持するためには、このターンオーバーを正常にして新しい肌をどんどん作り出す必要があります。
もし肌の水分量が少なくなって乾燥肌の状態になると、このターンオーバーのペースが遅れるリスクがあります。
保湿が十分になされていない乾燥肌の場合、肌を守ろうとして角質を厚くすることで対処することもあります。
角質に厚みを増すと、肌が硬い感じになってしまいます。
肌が硬い感じになってしまうと、肌に十分な栄養分が供給できなくなります。
お餅を例にすると分かりやすいため紹介します。
お餅は水分を多く含んでいるとやわらかくてこねやすい状態です。
しかし、しばらく放置して乾燥した状態になると硬くなってこねにくくなります。
また、無理にこねようとすると、お餅にひび割れの発生する危険性もあります。
同様に肌に充分な水分がないと、肌が硬くなってしまいます。
栄養分は、新しい肌細胞を作るために欠かせないものです。
栄養分の供給が滞ると新しい肌細胞を作るのが難しくなり、ターンオーバーも順調に進まなくなってしまいます。
肌の水分量を維持するにはスキンケアが大切です
肌における水分の役割を果たさせるためには、水分量を上げる必要があります。
そのためには水分を肌に与えることも大事ですが、その水分が逃げないようにするための対策が重要になります。
そこで重要になるのは、私たちの肌がもともと持っている水分保持力を高めることです。
肌の保湿成分として最重要といわれてるのが、セラミドです。
販売されているスキンケア化粧品の中に配合されているものも多いですが、人間の肌を乾燥させないために私たちの肌の内部で作り出されている成分です。
十分な量のセラミドがあれば、肌表面に十分な水分量を保てます。
そのため、水分の果たす役割である外部刺激から肌を守る機能が働くのです。
乾燥肌で肌がごわつく、カサカサするという人は、このセラミドを作る機能が低下していることが考えられます。
そのため、化粧水などで肌に潤いを与えても肌の水分はすぐに逃げてしまい、乾燥肌の状態に陥りやすくなるわけです。
保湿といわれると、肌にいかに水分を与えるかを重視する人が多いでしょう。
水分を与えることも大事ですが、その水分がいかに肌から逃げないようにするかという対策も必要なのです。
肌で水分が機能しない原因は睡眠かもしれません
上記で紹介したように水分の役割は重要ですが、乾燥肌で肌の水分が十分でない人もいるでしょう。
その原因として、睡眠不足が関係している可能性があります。
これは、睡眠不足が肌のターンオーバーに影響していることがあるためです。
私たちの肌は日々新しい細胞に生まれ変わっていることはすでに紹介しました。
この肌のターンオーバーは、眠っている間に成長ホルモンが分泌されることで活発になるといわれています。
この成長ホルモンが、肌の水分保持に重要な役割を果たしているセラミドの生成も促すといわれています。
睡眠時間が十分でないと成長ホルモンの分泌が悪くなり、セラミドの生成も鈍くなります。
その結果、肌の水分量が下がってしまい乾燥肌になってしまいます。
成長ホルモンは、夜10時から深夜2時まで盛んに分泌されるといわれています。
そのため、この時間帯はなるべく睡眠をとるように心がけましょう。
また睡眠時間も十分とることも大事です。
少なくても毎日6~7時間程度睡眠時間を確保できるように、1日のスケジュールを調整するように心がけることが大事です。
(まとめ)肌に水分は必要?その役割は?
保湿ケアをすることがスキンケアで大事といわれています。
肌における水分の役割は重要であり、肌を守るための機能を高める働きがあります。
乾燥すると肌がごわつく、肌トラブルになりやすくなるなどのデメリットが出てきます。
美肌を保つためには肌のターンオーバーを進め、新しい肌細胞に変えていくことが大切です。
しかし、肌に充分な水分がないと、このターンオーバーの進行具合に支障が出る場合があります。
肌の水分量を上げるためには、保湿のためのスキンケアをすることが大事です。
また肌に水分を与えるだけでなく、肌から水分が逃げないようにするための対策を講じる必要があります。
肌の水分量が少ない乾燥肌の人は、寝不足の状態が慢性的になっていることが原因かもしれません。
寝不足だとセラミドを十分に生成できなくなり、肌に水分を保つことが難しくなります。