本当に実効性のある中性脂肪を下げる対策とは?

中性脂肪は脂肪の一種であることからダイエットと同じかなと勘違いし、思い浮かぶ対策として「食事を制限する」「脂分はひかえる」「栄養バランスに気をつける」「運動をして脂肪を燃焼させる」などを実施される方が多いと思います。 中性脂肪を下げる概念としては正しいのですが、長く下げ続けるという実施ベースの観点に立つと2つの大きな盲点があります。

一つ目は「中性脂肪を下げるという大まかな戦略目標はあるものの、具体的な戦術については欠けている」ということ。つまり「概要はわかるけど、毎日何をするかまではわからない」のです。特に中性脂肪対策は長く続けていく必要があるので、手探りで始めても、結局3日坊主で終わることが多くなると思います。

もうひとつは、欲求本能に起因する問題です。アブラハム・マズローの「欲求階層論」によれば、「人間は、ある欲求が満たされると、より高次の欲求を満たそうとする」と定義されています。この中で中性脂肪に関係する欲求といえば「食欲」になります。

これは最も基本的な「生理的な欲求」であり、食事制限メインの対策だと、この欲求を阻害するものになります。よほどの信念があるか、もしくはライザップでも行かない限り続けていくのは難しいでしょう。続けられたとしても、ストレスの増加は半端ないものが予想されます。

また、食欲を満たしたとしても、例えば「青魚ばかりではなくハンバークも食べたい」「野菜ばっかり食べたくない」などさらに高次な欲求が発生します。となると、「毎日青魚を食べる」「脂分を控え野菜を一日350g摂る」といった対策も、毎日続けるという観点では実効性の少ない対策とも言えなくはありません。

では、いったいどのような中性脂肪を下げる対策を行えばよいのか、私の経験に基づくと以下の3つのポイントに集約されます。

1.食事に抑制は必要なし。「置き換え」と「よりまし」な食べ方をする

まず、最も重要である食事に関しては「制限する」「何か特別な食材を毎日摂る」といったことは続けるという観点からいって好ましくありません。いつもドカ食いしている人は制限は必要でしょうが、普通にご飯を食べている人には、今までの食事はそのままに、食べたいものは食べるけど、「味は似たようなものだけど別の食材にする」「同じ食材だけど調理法を変える」「好きなメニューだけど材料構成を変える」といった置き換え、もしくはよりましな選択をしていくことです。

その指標となるのがどの食材でも存在する「カロリー(kcal)」です。カロリーの摂取と脂肪の増加は比例します。カロリーを控えることが中性脂肪の削減につながるので、食材や調理法レベルで削減していくわけです。「具体的にどうやってカロリーの低いメニューをみつけていくんだ?」と疑問のみなさん。安心してください、ありますよ。以下のページに私がこれまでに集積したカロリー計算に基づく具体的な対策法を書いていますのでご覧ください。

2.運動はあくまで毎日の生活に溶け込めるメニューにする

「食事」が中性脂肪の増加を抑える防御的な対策であれば、「運動」は中性脂肪を減らす攻撃的な対策であるといえるでしょう。消費カロリーが摂取カロリーを上回る必要があり、ジョギング、ウォーキングといった有酸素運動、もしくは筋肉量を増やすためジム通いをすることがあります。

ただし、何度も書くように続けるという観点では「今営んでいる生活にプラスオンする」対策はたいてい失敗します。本当に数日程度集中的に行うわけではなく、毎日続けていくとなると、時間的、経済的、さらには精神的な面で貫徹出来る人は実際に少ないのではないでしょうか?

大きな効果は見込めなくても、長期的に取り組め、さらには普通の生活に負担なくできる対策法のほうが結果論として、中性脂肪削減に寄与できると思います。私は、その方法として絶対人間の活動に必要でありやめられない「呼吸」を中性脂肪を下げる方法の一つとして取り入れています。その詳細は以下ページで解説しています。

3.サプリメントをヘルパーとして使う

上2つの方法は、手軽に始められる分、減らす量はやはり食事制限などと比べて小さくなりがちです。そこで、その効果を高めるためにサプリメントを利用することをおすすめします。最近ではエパテールTという中性脂肪を下げる大衆薬品も登場していますが、毎月の費用が高額になりがちですし、境界領域である150mg/dL以上300mg/dL未満の方にしか対応することができず、どこでも買えるというわけではなく、一部の薬局に限られてしまいます。

本格的な薬よりも、下げ幅は少ないものの(平均して20%程度の削減)中性脂肪に効果的なサプリメントが多数販売されており、毎月のコスト面においてかなり有利かつ気軽に飲み続けることができます。もちろんサプリメントにも「飲み忘れ」「途中で諦める」リスクが存在しますが、サプリメント単体の対策よりも、意識の問題で忘れることは少ないと思いますし、毎月かかる費用や、味、携帯性などの飲みやすさなど個人の好みを加味して選べばよいでしょう。

私もいくつかの中性脂肪対策サプリメントを試した使用記を書いていますのでぜひ御覧ください。ちなみにおすすめは「黒烏龍茶カプセル」。費用の安さやクセのないカプセル状の飲みやすさが気に入って愛用しています!

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