大気汚染や騒音などの公害、あるいは食生活や生活環境の変化、また現代社会の複雑な人間関係などから生じるストレスにともない、近年多くの女性が何らかの形で肌を敏感肌だと感じているといわれています。
検索数も右肩上がりです。
敏感肌やカブレはアレルギー性の皮膚炎とも考えられます。
主な敏感肌に関する症状解説
敏感肌
一般の人が肌に塗布してもなんの障害をおこすことの無い物質に対しても接触性皮膚炎を起こしやすい刺激に弱い肌
接触性皮膚炎の症状
化学物質やその他の異物が直接的に皮膚に触れたことによって起こるカブレともいいます。
- 発赤・・・皮膚が赤くなる
- 掻痒・・・痒くなる
- 腫脹・・・皮膚が腫れる
- 疼痛・・・皮膚の痛みが出る
一時刺激性皮膚炎
作用の強い化学物質、毒性のある植物や昆虫、肌に合わない化粧品などの接触によって起こる皮膚の抵抗力が、それらの外的刺激に負けるとカブレを起こします。
アレルギー性皮膚炎
一般の人にはカブれることのないある特定のものに対して接触するたびにカブレをおこします。
色素性皮膚炎
接触性皮膚炎の症状がおさまった後に皮膚の黒ずみなどシミを残す場合があります。
女子顔面黒皮症(リール黒皮症)
化粧品のカブレにより炎症が先行して発症し、メラニンの真皮への落下によって青銅色になること。
回復が難しい。
ベルロック皮膚炎
香水やオーデコロンをつけ紫外線に当たることによって起こる色素沈着。
皮膚の防御機構
皮膚は外界の刺激から体内を保護するためにいくつかの特性を備えています。
- 広い面積と体重の約16%の重量を持つ
- 絶えず下から上に向かって新しい細胞がつくられる再生力をもっている
- 面液体を産み出し、細菌の侵入を抑え、発病を防ぐ抗体をつくる
- 毛細血管に富み、外部刺激に対する抵抗力を強めており、有害な物質が発生しても毛細血管が拡張し、すみやかに体外に洗い流すことができる
鼻や口からだけでなく花粉やダニなどのアレルゲン物質は肌からも侵入します。
肌も重要な免疫機関であることを覚えておきましょう。
花粉やアトピーなどのアレルギー反応から来る敏感肌は身体の抗体が誤作動している状態です。
つまり、抗体が身体の中に残っている間はずっとアレルギー反応が出続けることになります。
またアレルギー性皮膚炎の原因物質は数え切れないほど多く、自然環境、生活環境の中にあふれています。
主なアレルギー物質
- 季節変化、気温、湿度の変化は過分になりやすい
- 花粉
- カビ
- ほこり
- 日光
- 外用薬
- 化粧品などの化学物質
- 犬やネコなどの動物
- うるしやいちょうなどの植物
- 衣服や寝具など身体に接触するもの
身体のメカニズム
肝機能が衰えると栄養貯蔵能力が悪くなり、敏感肌を招きやすくなります。
肝臓はいわずと知れた、解毒機能をもつ臓器です。その解毒昨日が衰えると有害物質が体内にめぐり、湿疹や肌荒れを起こします。
糖質の摂りすぎは血管を拡張させ血管の透過性を亢進させ、肌をかぶれやすくさせます。
またストレスなどにより自律神経が不安定になると、皮膚が発赤したり、発汗したり、発疹などの反応を起こします。これは血管が拡張したり収縮したりすることが原因です。
会社でのストレスで原因不明の蕁麻疹がでたり、緊張で手に汗をかくなども神経が過敏になっている証拠です。
季節の変わり目は肌や体調を崩すという方もいると思いますが、それは秋~冬の間は交感神経が優位になり血管が収縮しやすくなり、反対に春~夏は副交感神経が優位になり血管拡張しやすくなるという自律神経のメカニズムがあるからです。
この自律神経のスイッチの時期に当たる季節の変わり目にアレルギー症状がでやすくなります。
敏感肌のケア
敏感肌のケアは大きくわけて保護、鎮静、抗炎症の3点が重要になります。
1、保護
抵抗力の弱い肌を外的刺激から守り、水分、油分を与えバリア機能を高める。
2、鎮静
肌にリラックス感を与え、血流を正常にし落ち着かせる。
3、抗炎症
炎症は心にも大きな負担となり、そのストレスが肌に悪影響をおよぼし悪循環となる。
敏感肌にオススメの化粧品の有効成分紹介
- カモミールエキス・・・鎮静、抗炎症作用
- イリペバター・・・抗炎症作用
- アーモンドミルク・・・保護作用
- 甘草エキス・・・抗炎症作用
- アラントイン・・・抗炎症作用
- ライムブロッサム・・・リラックス、鎮静、柔軟
(菩提樹エキス) - トウキンセンカエキス・・・鎮静
- オトギリ草・・・鎮静
- ヤグルマギクエキス・・・鎮静
- アズレン・・・鎮静
(カモミール精油) - ローズエキス・・・鎮静、消炎
- ラベンダーエキス・・・鎮静、消炎
アレルギー体質自己診断
- 両親のどちらかがアレルギー体質である
- 特定の食物で蕁麻疹を起したことがある
- 春先にくしゃみ、鼻づまりが起こる
- これまで化粧品でカブれたことがある
- 下着で擦れる部分がかゆくなったことがある
- ほこりがたつとくしゃみが止まらなくなる
- 喘息や気管支炎になったことがある
- 金属性アクセサリーでかぶれたことがある
- 肌が粉をふいたように乾燥する
- 口の周りやほほが時々かゆい
- 洗剤・シャンプーで指先がかぶれる
以上のうち3つ以上当てはまれば、アレルギー体質かもしれません。
アレルギーには腸内環境を整え、免疫バランスの調整が重要です。
まずはヨーグルトやサプリメントで腸内環境を整えましょう。