「ニラ」の冷えとり効果

元々は冬野菜だったイメージのあるニラですが、最近ではスタミナ食・夏バテ対策食材としての地位をしっかりと獲得しているような気がします。ギョウザとかレバニラとか(笑)

スタミナ野菜として知られているニラですが、もう一つ聞き捨てならないのが「体を温める野菜」と古くから言われていたこと。2000年以上前(というか紀元前)から「野菜の中で最も体を温める作用が強く、人体を益する」と言われていたそうですから、冷え・体のだるさを抱える私にはものすごく魅力的に思えます。
そんなに高い野菜じゃなく、ニンニクほど臭いが残らないのも嬉しいところですね♪↑ニラと体を温める発酵食品「味噌」の組み合わせ
ニラのお味噌汁が一番好きなニラ料理かもしれない^^;
 

ニラの冷えとり効果は凄かった

いきなりですが、ニラがなぜ体を温めるのか…というと、冷えとりに繋がる成分・作用は様々ですが硫化アリル(アリシン)の働きが最も大きいのではないかと思います。「アリシン」と呼ばれる成分は、ニラの独特の臭さの元となる成分の一つで、ネギなどにも含まれている。
アリシンには強力な抗酸化作用と殺菌作用、そしてビタミンB1の吸収促進・体内で働く時間を引き伸ばすという働きを持っています。

【①体内の熱生産をアップ】
ニラなどに含まれているアリシンはビタミンB1をサポートする…ところでビタミンB1の働きとは何でしょうか? 
疲労回復に良いなどと言われているビタミンB1ですが、体内での主な働きは炭水化物を始めとした糖質の代謝(エネルギー生産)を助けること。代謝を促進してエネルギーを送り込むからこその疲労回復なのです。代謝には熱が発生しますから、ビタミンB1をしっかりと摂取して熱生産を向上させることで冷えの解消にも繋がりますね。

ちなみにビタミンB1が不足した場合は慢性疲労感・だるさ・むくみ・手足のしびれなどの肉体面、イライラ・情緒不安定など精神面と、心身両方に対して幅広い不調を引き起こすとされています。体がだるい・重い・塩分とかとってないのにむくむし、気分もどんより~なんて時はビタミンB1の働きがしっかり行われていない可能性もありそうですね。
【②血流を改善する】
アリシンの抗酸化作用はコレステロールの酸化などによって起こる「ドロドロ血液」をサラサラな状態に整えるのに効果を発揮してくれます。血栓や動脈効果など生活習慣病の予防に役立つとされていることからも、血液サラサラ効果があることがわかりますね。

しかもニラはアリシンだけではなく、ここ最近人気のクロロフィル(葉緑素)や冷えとりに役立つビタミンEを含んでいます。クロロフィルもまた血液サラサラ効果が期待出来ると言われていますし、ビタミンEは毛細血管を拡張することで抹消まで血液がしっかり循環する手助けをしてくれます。
熱生成しっかりと行われ、その熱が血液にのって温かいうちに体内に巡る…冷え性解消の基本項目ですね。

【③貧血の改善に役立つ】

冷えの解消に必要なもの…熱生成と血液循環の改善に役立つ成分をニラは含んでいます。
ところがニラのスゴイのは女性に多いもう一つの冷えの原因、冷えとりの落とし穴である「貧血」予防にも役立つ野菜であるということ。といってもニラがものすごい量の鉄分を含んでいるとかそういうわけではなく、クロロフィル(葉緑素)が血液中のヘモグロビンと非常に似た構造をしていることによります。

クロロフィルは植物の血液とも言える存在なんだって。
鉄分の代わりはしてくれませんが、葉緑素を摂取することで血色素(ヘモグロビン)の生成が促進されるそう。逆を言えばサプリメントなどで鉄分ばかりを摂っていても、ちゃんと血液に変換できていない可能性があるということですよね。
ニラ単体では鉄分が足りないかもしれませんが、鉄分が豊富な食材と合わせて摂取することで貧血の改善に効果が期待出来るでしょう。食生活がそれほど偏ってない人ならニラだけでも効果があるかもしれません^^

熱生成・熱を運ぶ血液・血液の循環、これで冷え解消要素が3つ揃いました。

 

嬉しい美容効果もある

冷えの改善に効果が期待できるニラですが、それ以外にも嬉しい効果が期待出来ます。

まず食物繊維が豊富な上、体を温めて胃腸機能を促進してくれることによる便秘解消。ニラは昔「食べる下剤」とも呼ばれていたほど便通促進作用がある野菜として知られていたようです。便秘の不快感は勿論ですが、お腹ポッコリや代謝低下・肌荒れなど便秘から引き起こされる不調にも効果が期待できますね。

アリシン、β-カロテン、ビタミンC、ビタミンEなど抗酸化力の高い成分が豊富なことからアンチエイジング、肌など見た目の老化防止にも役立ってくれると考えられます。また貧血や冷え性の改善によって、お肌に酸素や栄養素を行き渡らせて肌の新陳代謝・ターンオーバーを整えてくれることで美肌効果が期待できますし、肌くすみの解消にも役立ちます。

今更ですが、ニラはネギ科の野菜だそう。黄ニラや花ニラなどのちょっと変わった種類もありますが、無理して特殊なものを購入しなくても普通の緑色のニラ(葉ニラ)が栄養価的に無難なようです。
子供の頃、実家では溶き卵に茹でたニラを付けて食べた記憶があります。結構さっぱり系だったからやってみようかな。もはや料理ではないね、これ(笑)
 

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