医療脱毛で高い脱毛効果を得るには複数回の照射が必要な理由

体毛には毛周期と呼ばれるサイクルがあり、一定の周期で常に生え変わっています。
毛周期は成長期・退行期・休止期に分けられ、レーザー脱毛やフラッシュランプ脱毛は、毛の毛根に毛が存在しない休止期の毛根には効果的がありません。ですから、初回の脱毛を受けた後は、休止期にあった体毛が成長期になるのを待って、2回目の脱毛を行わなければなりません。
毛周期は、人種、性別、年齢、部位によって数カ月から数年と大きな差があるため、脱毛間隔の目安は、休止期の毛が発毛し、毛がやや太くなる約2カ月になります。
半分の一カ月間隔で照射した場合はどうなるのでしょうか?
脱毛後一カ月というと、まだまだ生えてきた毛も細く、毛根のメラニン量も少ないため、脱毛の効果はどうしても少なくなります。永久脱毛を希望される場合は、場合によっては2カ月以上間隔をあけて、毛が太くなるのを待っていただいた方がいい場合もあります。

良く言われる永久脱毛とは、ツルツルな状態をいうのではなく、米国電気脱毛協会(American Electrology Association)がさだめる、永久脱毛の定義は、『最終脱毛から2年後の毛の再生率が20%以下である脱毛法』となっています。現在の医療脱毛は5回程度の照射を行えば、もっと高い減毛率を長期間維持できます。
医療脱毛であれば軟毛(うぶ毛)にも効果的なため、現在では針脱毛のメリットはほとんどないと考えられます。もちろん減毛率や確実性では、レーザー脱毛より針脱毛の方が少し上です。
しかしながら、針脱毛はレーザー脱毛や医療用フラッシュランプ(光脱毛)よりはるかに痛みが強く、時間がかかり、料金面でもかなりの高額となってしまいます。デメリットの方が大きいとおもいます。

  • フラッシュランプ脱毛、IPL脱毛、プラズマ脱毛と呼ばれることもあります。原理は、さまざまな波長の光から、フィルターを通すことで脱毛効果が有る波長の光のみを抽出し照射することで、毛根・毛包に作用させます。
    エステティックサロンで最も使われているタイプですが、法律で出力が低く抑えられているため、うぶ毛や軟毛の毛根を破壊するのは無理で、永久脱毛は困難です。当院で導入しているprowave770は医療機関専用高出力光脱毛機であり、スイッチの選択で、フィルターを使うことなくアレキサンドライトやダイオードと同じ波長の光を照射するため効果が高く、レーザー脱毛と同等の永久脱毛効果が得られます。
    レーザー脱毛と違い、フォトフェイシャル(IPL)と同じ波長の光も同時にあてるため、肌のくすみも同時に改善させることができます。

  • メラニンに良く吸収される波長のレーザーを用い、脱毛をおこなう方法です。メラニンは、肌の表皮以外では、毛の毛根、毛乳頭に多く存在し、レーザーを当てるとメラニンにそのエネルギーが吸収され、特にメラニンが多い毛根が燃焼し、変性することによって永久脱毛を期待できる方法です 。

    [ルビーレーザー]
    毛根よりも、表皮のメラニンに強く反応してしまうため、日本では主流にはなりませんでした。
    [アレキサンドライトレーザー]
    あざの治療機として導入されましたが、脱毛にも効果があると認められ、日本で良くつかられているレーザーです。やけどを防ぐための冷却装置は本体には組み込まれていません。
    [ダイオードレーザー]
    日本で最も良く使われているレーザーです。 特に男性のヒゲに対する治療効果が高く認められています。
  • 毛穴にひとつ一つ丁寧に電気針を刺して電流を流し、毛の毛根を焼いてしまう方法です。
    しかし一回治療あたりの時間がかなり必要なこと、痛みがとても強いことから、レーザー脱毛医療機の普及以降、医療機関ではほとんどがレーザー脱毛や光脱毛に移行しました。
    医療機関で現在でも針脱毛が行われているのは、逆まつ毛治療など、ごくわずかになっています。

、御自宅では、毛抜き,クリーム,ワックスやテープ,家庭用電気(レーザー)機,カミソリやシェーバー,脱色剤など、人それぞれのムダ毛の処理方法は違います。

1毛嚢炎
毛抜きやカミソリでムダ毛処理した後に、毛穴から細菌が入って毛穴の中の毛根に炎症を起こす皮膚の症状です。ひどい場合は化膿して色素沈着として跡に残る場合があります。この毛膿炎は不衛生的な環境でムダ毛処理した場合や、無理なムダ毛処理した場合に発生しやすいです。剃る際は清潔を心がけ、深剃りしないようにする必要があります。
2埋没毛
剃刀で剃る習慣の人でも、たまには毛穴の開口部を傷つけてしまうこともあるはずです。
またピンセットなどで引き抜いている人でも深く差し込んで傷つけてしまうこともあるかもしれません。そうすると、傷どうしが癒着して毛穴が塞がってしまうことがあります。
塞がれた天井を突き破れずに、成長してきた毛は毛包の中でトグロを巻くしかないのです
そういった状態を埋没毛といいます。数が少なければ、清潔な針を用いて埋没毛を取り出せますが、範囲が広い場合は、治療も兼ねて医療脱毛を行うのも良いと思います。
3色素沈着
脱色剤による肌荒れ、毛嚢炎や、埋没毛を繰り返すと感染がおこったり、色素沈着が残る場合があります。通常、色素沈着が生じても数カ月で改善するのですが、色素沈着の状態や体質によっては、半永久的に残ることがあります。特に脱色剤は、肌に対する刺激が強いため、極力利用しない方がいいです。