昨日は早く寝たはずなのに、どうにも疲れが取れない。最近、なぜか肩が凝って仕方がない。
一見、大したことのないように見えるこれらの悩み。もしかしたら、現代病の一つである「食いしばり」のせいかもしれません。食いしばりは、歯ぎしりと違って気づきにくく、知らないうちに私たちの体をむしばんでいます。あなたは気づいていますか?
さっそくチェックしてみましょう!
あなたの食いしばり度はどれくらい?
| □ Q1. | しっかり寝たのに疲れが取れない。 |
|---|---|
| □ Q2. | 起きると舌に歯型がついている。 |
| □ Q3. | 起きたら頭痛がする時がある。 |
| □ Q4. | 起きたら歯が痛んだり、動揺するような感覚がある。 |
| □ Q5. | 最近、肩こりがひどい。 |
| □ Q6. | リラックスしている時も、歯と歯がくっついている。 |
| □ Q7. | あごに鈍い痛いがある。 |
| □ Q8. | 歯がしみることがある。 |
| □ Q9. | 歯肉炎が気になる。 |
| □ Q10. | 食事をしていると、歯に痛みがある。 |
| □ Q11. | 最近、歯茎が痩せたと感じる。 |
| □ Q12. | 最近、ストレスが溜まっている。 |
| □ Q13. | 何もしていないのに目が疲れる。 |
| □ Q14. | 最近、ほうれい線が深くなった。 |
| □ Q15. | 歯並びや、歯の形が変化しているような気がする。 |
あなたは何個当てはまりましたか?
チェックが多い人ほど要注意。寝ている間に強く歯を食いしばっている可能性があります。
▼0個
食いしばりをしている可能性はほぼゼロ。歯や歯茎のためにも今後も注意しながらケアしていきましょう。
▼1~5個
食いしばりをしている可能性アリ。ストレスや口内環境を見直してみる必要があります。
▼6~9個
寝ている間、食いしばりをしている可能性が非常に高いです。今一度、生活習慣から見直して、できるだけ歯を食いしばらないように気をつけましょう。
▼10個以上
かなり重度な食いしばりをしている可能性があります。早急に歯科医院に相談されてみてはいかがでしょうか。
食いしばりと歯ぎしりってどう違うの?
歯ぎしりは、皆さんよくご存知の通り、寝ている間に歯をこすり合わせることで「カチカチ」「ギリギリ」といった音がするアレのことです。こちらは、音がするため家族や恋人に気づいてもらいやすく、早めに対策を打つことができます。
一方で食いしばりは、音を立てずに上下の歯を噛み合わせ、ぐっと力を入れている状態のことを言います。一番多い原因としては、心因性、ストレス性のものです。また、力仕事をされている方やスポーツ選手は、仕事上食いしばることが多く、日常から食いしばる癖がある人ほど寝ている間も同様の現象が起こっている可能性が高いのだそうです。
ひと晩の食いしばりは、一生分の咀しゃくに及ぶほどの負荷が歯にかかるとも言われています。そんな力が、毎晩あなたの歯にもかかっているとしたら、どうでしょう?
音がしないため気づかれにくく、発覚した時にはすでに相当悪化していた、なんてこともあるので、食いしばりには相当な注意が必要です。
本当に怖い食いしばりの二次障害
食いしばりは様々な二次障害を引き起こしますが、その中にはとっても恐ろしいものも……。
歯が割れる、欠ける
歯の食いしばりや歯ぎしりが悪化することによって、歯が割れたり欠けたりすることもあります。また、すり減って歯自体が平らになってしまうことも。一度そうなると、もう元に戻ることはありません。
また、一度歯の神経を抜いてしまうと、通常のホワイトニングでは思うような白さにならないという問題もあります。美しい歯を保つためにも、食いしばりは未然に防ぎたいですね。
歯茎が痩せる
実は、食いしばりの中でも注意が必要なのは、歯周病の症状がある人なのです。食いしばりによって口内に力がかかると、歯茎を支えている骨にダメージを与え、歯周病を急速に悪化させることも。酷くなると、歯並びが変わったり、歯が抜けてしまう、という恐れもあります。
歯周病は歯科での治療で治すことが可能です。取り返しのつかないことになる前に、できるだけ早く歯科の診察を受けましょう。
睡眠障害が起こる
睡眠時、ストレス性の食いしばりをしている際、体はかなりの緊張状態にあります。そうなると、睡眠が浅くなりやすく、不眠症などの睡眠障害が起こりやすくなり、慢性的な疲労感や倦怠感の原因になります。また、睡眠時無呼吸症候群という、眠っている間に呼吸が止まる病気を引き起こすこともあるので、注意が必要です。
ぐっすりとリラックスして眠っている時には食いしばりをすることも少ないので、まずはストレスを解消し、リラックス状態を作ることが食いしばりをなくすための近道です。
取り返しがつかなくなる前に、相談を
こちらで紹介した二次障害は、一部にすぎません。自律神経失調症や、歯の周りの骨が異常に突出する外骨腫など、他にも恐ろしい病気を引き起こす可能性が有ります。女性にとっては、美容の大敵にもなりかねません。
寝ている間に相当な力をかけ続ける食いしばりは、やはり放っておいて良いものではありません。心がけ次第で症状を軽減することもできますから、気づいたら早めに対策を打つことをおすすめします。
不安に思う方は一度歯科に行って食いしばりの痕跡がないかを歯科医に指摘してもらうのも良いかもしれません。歯科医と一緒に食いしばりを直すための対策を考えましょう!