流行りのデトックス…でも本当にあなたの身体に良いのでしょうか?
Date:2013.12.12
デトックスは‘食事制限’:健康な体は自然にデトックスしています
スープデトックス、レモン・キウイ デトックス等々、今、流行りの体の中から悪い物を全て排出してしまうというデトックス。
確かにデトックスダイエットをして減量に成功された方もいらっしゃるとは思いますが、デトックスって要するにただの‘食事制限’をしたダイエットですよね?
しかも、レモン、キウイ デトックスの様に一種類の食べ物でダイエットするのは既に体に悪いと専門家の話も有ります。利益を上げたい企業の甘い誘い文句や誤った情報に惑わされない様に、改めてデトックスについてご紹介します。
私達の身体の内臓は自然にデトックスする様に出来ている
30、40年と年齢を重ねれば、体内に良くない物も溜まるのではと心配になります。でも、肝臓・腎臓など身体に異常が見られない健康体であれば、私達の内臓は自然に体に良くない物質を見つけだし、体外へ排出しようとするものなのです。
実際、アメリカ ハーバード大学の医療専門家によると、人間生物学上あるいは医学において、絶食及びデトックスを人間の身体は必要とせず、本来の体が持つデトックス作用に任せておくのが一番良いのだそうです。
無計画で過剰なデトックス ダイエットは太りやすい身体を作る
ハリウッドのセレブ達も舞台初日やオスカーなどの大舞台に立つ前はデトックスをして体調を整えるとメディアに話している人も多いのですが、デトックス後、体重増加に苦しんでいるスターも実際に多い様です。
リバウンドが起こりやすいデトックス
高い糖分、高脂肪、高カロリーの食事を一挙に止め、低カロリー、低脂肪の食事あるいは水分だけで数日を過ごす事になり、カロリーが体内に入ってこない様になると自ずと身体は脂肪を蓄えようとして、カロリーの消費量を少なくする為、代謝量を減らす様になります。
そして、晴れてファスティング及びデトックスの期間を無事終了し、食事を取り始めると身体が過剰に反応し、今まで取れなかった高脂肪や糖分の多い炭水化物などへの食欲の抑制が難しくなり、結果ダイエット以前の体重あるいはそれ以上に体重が増加してしまう事も少なくないのです。
しかも、専門家の話ではデトックスで減量できる体重というのはいわゆる‘体内水分量’が減っているのが主な理由で実際に皮下脂肪が減る事は難しいそうです。
デトックスで起きる弊害
更に、無理な食事制限で低血糖値や空腹感で思考力や判断力も鈍り、体は怠くなり、最悪の場合はめまいや吐き気などの症状が出てダイエットの為のエクササイズもままならなくなります。
そして無理に、エクササイズをしようとすると思わぬケガや筋肉の損傷など、身体を痛める事になりかねません。また、過剰な食事制限による筋肉の減少はダイエット後に、定期的にジムなどに通い筋肉を作り直さなければ、その後の代謝量が減り、また太る原因になるのです。
一番避けたいデトックスは腸を洗浄し浄化する腸内デトックス。これをしてしまうと腸内の菌、電解質、体内分泌物のバランスを一気に壊してしまい、それこそ体が本来持つ自然なデトックス能力を損なってしまう恐れがあるのです。
デトックスへの適応性は人それぞれ異なる
それではなぜデトックスをしてダイエットや健康が改善された人達の前例があるのでしょうか?それはやはり向き不向きが人それぞれで異なる様なのです。
デトックスに向いている人
なので、そういう健康を害する食生活から抜け出せない人達には、デトックスダイエットを利用して、一旦ジャンクフードや保存料や防腐剤を多く含む加工食品から離し、肝臓・腎臓を生のフルーツや野菜中心の健康的な食事に戻す事で休ませる事が出来るのです。
本来のデトックスの効果というのはこの食べ物の中毒症状を改善する事に有るのですが、この場合もやはりまずは専門医や栄養士に相談した上で行うとよりデトックス効果が上がります。
デトックスに向いていない人
そして健康な人でも、デトックス中は充分な水を取るようにしてください。スープやジュースデトックスなどで充分水分が取れていると思っていても脱水症状を起こす人も多いそうです。
宣伝広告のキャッチコピーは確かに魅力的な言葉が書いてあるのですが、要するにデトックスとは自然食品を中心とした食事習慣を目的としているので、あえて一品ダイエットをするより、赤身肉から豆腐や鳥のささみの様な低脂肪で高たんぱくの食肉に切り替え、お菓子では無くフルーツをおやつに取り、野菜中心の食事をすれば自ずと体のデトックス作用を高めて促すことになるのです。
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