水虫治療薬に含まれる尿素って何?おしっこの素?

尿素は女性の方は普段から使用しているものなので、ご存じの方が多いのですが男性はあまりなじみがないですね。
ハンドクリームなんかでよく使用されているもので、尿の素と書きますが、尿からできているものではありません。

尿のなかの成分から発見されたから尿とついていますが、おしっこから生成されているものではなく工場で生産したものになります。
尿素は元々人が持っている成分で、保湿剤として薬で使用されるようになりました。

肌の乾燥を防ぐ保水作用・古い角質を除去して肌をツルツルにするなどで使われているものです。
ハンドクリームでは、かかとの角化症・手湿疹・老人性乾皮症などで使われている成分になります。

肌の表皮の入れ替わりサイクルの乱れによって、角質がカサカサした状態に尿素を塗ることで角質を溶かしてツルツルにするのです。
あまり使いすぎると、敏感肌になってしまうこともあります。

この尿素の成分は水虫の治療薬にも含まれ使用されていますが、水虫のどの症状に使用されるがご紹介します。

尿素が含まれる水虫治療薬

水虫タイプ

足にできる水虫には4つの種類のものがあります。

足の指の間の皮膚が白くふやけてむけてかゆみがある趾間型(しかんがた)と呼ばれるものは、じゅくじゅくした湿潤型とカサカサした乾燥型があります。

足側面にかゆみをともない水ぶくれ・赤い湿疹ができるものは小水疱型(しょうすいほうがた)になります。

この2つは水虫のなかでもメジャーなもので夏場に水虫になり、症状は別々になる場合といっぺんになることがあります。

足裏全体の皮膚が厚く硬くなってかかとは白い粉がふいてカサカサになって裂けたりするのは角質増殖型(かくしつぞうしょくがた)になります。

爪の色が黄白色になったり爪が変形してボロボロとかけたりするのは爪白癬(つめはくせん)になります。

角質増殖型と爪白癬はかゆみなどの自覚症状がなく進行していくもので、水虫の症状としては重症になります。

趾間型・小水疱型の水虫の治療が完全に完治していない、もしくは放置している場合に、水虫の菌である白癬菌(はくせんきん)が角質奥に入って角質増殖型・爪に感染して爪白癬になるのです。

かかと水虫

かかと水虫と呼ばれるものは角質増殖型の水虫タイプになります。

かかとがカサカサしている症状から肌のターンオーバーでなる角化症(かくかしょう)と見間違えることがある水虫になります。

角化症であれば、尿素を含むクリームを塗って古い角質を除去することで、肌はツルツルになるのですが、角質増殖型は尿素クリームでは治療することはできません。

市販薬もしくは皮膚科での処方薬を使用して治療するのですが、角質増殖型でも悪化しているときは、外用薬の治療ではなかなか治りづらいこともあり内服薬を併用して治療にあたることもあります。

かかと水虫の治療期間は、最低でも6か月はかかると言われていますので、早期に治療を開始しないと角質増殖型だけでなく爪にも感染していくことになるのです。

そうなれば、1年から1年半の治療を継続していかないと完治することはできなくなります。

角質増殖型の治療薬の成分は、抗真菌剤と尿素が含まれたものを使用するようになります。

尿素を塗ることでカサカサになっている角質を柔らかくして抗真菌剤の浸透をしやすくするのです。

水虫治療薬で尿素が含まれている治療薬

水虫市販薬に使用している有名な成分としては、ブテナフィン塩酸塩・テルビナフィン塩酸塩・ラノコゾール・ミコナゾール塩酸塩などになります。

この成分が含まれている水虫治療薬を使うことになりますが、かかと水虫には尿素も含まれていないと抗真菌剤の浸透がよくありません。

有名に水虫治療薬では、ブカナロックVa・メディータム・ラミシールAT・ラミシールプラス・ダマリングランテ・メンソレータムエクシブ・メンソレータムエクシブ10・ビロエースZ・ダマリンLなどがあります。

このなかで、尿素が含まれている治療薬は、ラミシールプラス・メンソレータムエクシブ10・ダマリンLになります。

市販薬は日進月歩で良い成分のものが研究開発され販売されているので、薬剤師に一番効き目がある成分で尿素が含まれているものを選んでもらってください。

選ぶ際の注意点としては1日の使用回数もチェックが必要で、1日何度も使用しないと効果が期待できないものは選ばないでください。

水虫が1週間ぐらいで完治するのなら1日2回とか3回でも継続できるのですが、数か月間治療していくことになるので、1日1回で効果がでるものを選んでください。

角質を柔らかくするにはお酢も効果的?

民間療法のひとつとして、角質の改善で有名にものとしてお酢を使用したものがあります。

水虫治療に使う場合は症状が超初期の場合のみで、基本的には水虫予防に使うものと考えてください。

使用方法は簡単で、洗面器に40℃のお湯とお酢を入れて混ぜます・足を洗面器に10分つけます・これで足の角質の改善につながる効果が期待できるのです。

これを毎日することで、足の状態がよくなり白癬菌が付着しても水虫に感染することがないと言われています。

あくまで、民間療法のひとつなので個人差があり、効果が全くない方・皮膚が荒れるなど自己責任での利用になります。

ぜひ参考にしてください。

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