まずは音の名前を覚えよう

ド レ ミ ファ ソ ラ シ 
はイタリア語だったんですね。
日本語では
ハ ニ ホ ヘ ト イ ロ
と呼びます
ちなみに英語だと
C D E F G A B
です。
これはよく覚えてください

また、#がつく(半音上がる)は、「嬰」がつきます。
たとえばドのシャープは「嬰ハ」と呼びます
♭がつく(半音下がる)は、「変」がつきます。
ミのフラットなら「変ホ」と呼びます。
英語の場合はC# E♭ と表記すればOKです。

調号ってなに?

すごく簡単にいうと、調号とはその曲の調性を示すもので、調性とは「どの音が主役になるか」を決めるものです。

ちなみにこの調号は
イ長調(A Major)か、
嬰へ短調(F# Minor)
を示します。
つまりこの調号を使った曲は「ラ」か、「ファ#」が主役ってことですね。

*一つの調号には、長調と短調が必ずセットになっています。詳しくは後で説明します。

シャープ系の調号を見てみよう

「ラ」の音がシャープになりました。
どうやら前にシャープがついた音を含めて5つ上の音にシャープがついていくようです。
つまり前回は「レ」にシャープがついたので
[レ-ミ-ファ-ソ-ラ]
5つ上の音にシャープがついてますよね。
5つ上の音のことを「5度上の音」と呼びます。これは覚えておいてください。
そうすると次はどの音にシャープがつくでしょうか・・

「ミ」にシャープがつきました。前回は「ラ」だったので、その5つ上(ラ-シ-ド-レ-ミ)の音が#になっています。
「ラ」の5度上になっていますね。
ところでピアノをやっている人は「ミ#」という言葉に違和感を覚える人もいると思います。
「ミ」と「ファ」の間には黒鍵がありません。
「ミ」のシャープはない?

いやいや、「ミ」のシャープはちゃんとあります。
シャープは「半音上げる」という意味です。「ミ」と隣あう音は「ファ」です。
だから「ミ」のシャープは「ファ」と同じ音です。
*厳密にいうと同じではないのですが、ここでは便宜上同じとしておきます。

☆まとめ☆ シャープ系の調号は、「ファ」にシャープがつき、それ以降は5度上の音にシャープがついていく

シャープの付く順番は「ファ- ド - ソ - レ - ラ - ミ - シ」 調名はシャープがついた音の次の音になっている

すでにお気づきの人もいるかと思いますが、調名にも規則があります。実は調名も同じように「5度上」に進んでいきます。もう一つの覚え方としては、新しくシャープが付いた音の次の音が調名になります。たとえばト長調は「ファ」にシャープがついていましたね。「ファ」の次の音は「ソ」ですから、「ソ=ト」つまりト長調になります。ほかの調性もそうなっているか確認してみてください。
嬰ヘ長調や嬰ハ長調は、「ミ」の次の音「ファ」、「シ」の次の音「ド」となりますが、それらはすでにシャープがついているので「嬰ヘ」、「嬰ハ」となります。

また、シャープを5線譜のどこにつけるか?ですが、上に向かってつけていきます。
五線をはみ出してしまう場合(加線が必要になる場合)、一番下に戻ってまた上に向かっていきます。
言葉だと分かりずらいでしょうが、ここまでの調号をみていけばわかってもらえると思います。

次はフラットの調号を見ていきましょう

「ミ」にフラットがついていきます。
前の音からの変化を見てみると「シ-ド-レ-ミ」4つ上の音、「4度上」の音にフラットがついています。
答えを先に言ってしまうと、フラット系の場合「4度上」の音にフラットがついていきます。
さらに調名は、1つ前の調性でフラットが付いた音になります。
前回は「シ」にフラットがついていましたね。
日本語だとシ=ロ 、 フラットは「変」が付くと最初に説明しましたね。だから、この調名は「変ロ長調」となります。
フラット系の方が覚えやすいですね

☆まとめ☆ フラット系の調号は最初に、「シ」にフラットがつき、それ以降は4度上の音にフラットがついていく

フラットの付く順番は「シ-ミ-ラ-レ-ソ-ド-ファ」 調名は「前にフラットが付いた音」になっている

もうひとつの覚え方として、「フラットがついた音の4度下の音が調名になる」という覚え方もあります。ヘ長調の場合「シ」のフラットの4つ下「シーラーソーファ」4度下の音「ヘ」が調名になっていますよね。

以上すべての調性を紹介しましたが、短調についての説明がありませんでした。
ひとつの調号には長調と短調がワンセットになっていると説明しましたよね?

短調は、長調の6度上の音の名前になっている

たとえばハ長調を見てみると、短調はイ短調となっています。
主役の音「ド」の6度上(ドーレーミーファーソーラ)の音である
「ラ」=イ が短調の主役の音になっています。
いままで説明した調性をみてください。
全部そうなっているはずです。

 ちなみに6度上の音は調号の影響をうけます。
たとえば「変ニ長調」の主音「レのフラット」の6度上は「シ」ですが、「シ」は調号により既にフラットになっています。なので変ニ長調とセットの短調は、「変ロ短調」となります。

 ちなみに、同じ調号の長調と短調の関係を「平行調」と呼び、相関関係の強い(相性が良い)調性になっています。
 たとえば、「ハ長調」の平行調は「イ短調」、「イ短調」の平行調は「ハ長調」です。
1つの曲の中で、この平行調に調性が変わる「転調」はよく使われる手法なのですが、相性が良いので、聞き心地もとても良いんですよ♪♪

最後に復習まとめ これだけ覚えよう