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■人相学の歴史について

人相学の研究は、古くからヨーロッパで盛んに行われていたと言われています。
古代ギリシャでは、西洋医学に貢献したヒポクラテス、ソクラテスや、プラトン、アリストテレスといった哲学者などが、古代西洋人相学の基礎を築きました。
18世紀に突入するとスイスの牧師・思想家であったヨハン・カスパー・ラヴァーターが今までの文献をまとめ、顔立ちや体格から人物の性格を見ることができると「人相学断章」を作成し、現代の人相学の祖をつくり上げたと言われています。
さらにドイツの医学・心理学者であったエルンスト・クレッチマーは顔立ちだけではなく、人体から現代科学の側面で研究を行い、体型と気質の結び付けには3タイプがあると説きました。
そのクレッチマーの3気質は、以下のものです。

・細長型

便列気質で、性格は静かで控え目、まじめな人が多いです。

・肥満型

躁鬱気質がありますが、社交的で温厚、親切な人が多いです。

・闘士型

粘着気質で、几帳面で頑固、熱中・興奮しやすい人が多いです。

一方、日本で最も古い人相学は、室町時代に僧侶であった天山阿闍(てんざんあじゃ)が書いた「先天相法」です。
元禄時代にはアジア各地より人相学の本が輸入されるようになり、民間に人相学が広まりました。
さらにこの頃から浮世絵などの人物の性格をあらわす際にも、人相学が用いられるようになったんです。
明治時代に突入すると目黒玄竜子(めぐろげんりゅうし)が熱心に人相学の研究に励み、さらに2代目の目黒玄竜子が日本の人相学を体系づけたと言われています。

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■人相の基礎とは

人相学では「人の相」を見て占います。
一見すると人の相を見ることは難しいと思いますが、普段の生活から人々は常に人相を見ているのです。例えば、家族や友人などが「嬉しそう」「悲しそう」と感じたり、初対面の人に「頭がよさそう」「優しそう」と印象を感じたりするかと思います。
この感じる印象やイメージが、人相に繋がっているのです。
そして人々は今まで経験や抱いた気持ちなどから、感覚的に人の顔を無意識に判断してタイプ分けをしています。
このタイプ分けが人相学での基礎となります。
人の顔とは個々で全く異なりますが、大きく分けると8タイプに当てはめることができ、そこからその人物の性質を占うことができるのです。
さらに、人相学では8つのタイプをベースに、各パーツの形や大きさ、色などを観察・分析して、その人の性格や性質、運勢を占っていきます。

■人生設計に役立つバイブル

顔にはその人が持つ才能を理解し、仕事にどう活かせるか、どんな将来となるかという啓示まで表していると言われています。
その人の長所と短所も見ることができるので、人相を知ることで自分のことを見つめ直すことが可能です。
もし自分の短所に気付いたのであれば、短所を意識して改善し、長所となる部分を伸ばす努力を行いましょう。
努力することで心や精神は磨かれ、人として大きな成長に繋げることができます。
人間が成熟するということは、実は運を切り開く上でも重要なのです。
これからお話する人相学を活用し、運気を上昇して良い将来を送るためのバイブルとして是非、活かしてください。

■人相に欠かせないものとは

顔は生まれつきなものであり、一生変わることはないと思う方も多いでしょう。
しかし、人相というものは環境などによって多くの変化を起こしています。
例えば朝起きた時の顔、外出する時の顔、就寝前の顔などは、それぞれ同じ顔でも少し違います。
子どもの頃と学生時代、中年や晩年期と年を重ねるごとに、人の顔は変化しています。
また、現在いる場所によっても変わってきます。
家の中にいる時、会社や学校にいる時、パーティでの顔、レジャーでの顔もそれぞれ自分では同じように感じても、人から見ると少し違っているように見えます。
さらに、顔の変化は関わっている人によっても変化しているものです。
好きな相手、一緒にいて楽しい、幸せだと思える相手となら、自然と良い相をしています。
ですが、一緒にいる相手がイライラしている人などであれば、自分自身も悪い相になってしまうことがあります。
このように、時や場所、関わる相手によっても人の顔は大きく変化しているのです。

■人相を自分で作って運を呼ぶ

人相は人生と同様に選択を繰り返し、その積み重ねによって構築されています。
良い相が多い人は、人生の日々をとても大切にし、正しい生活習慣とゆとりある気持ちを持つことができ、穏やかな生活を過ごしている人に多いです。
どんなに容姿端麗な人でも、悲観的、後ろ向きな考え方が強ければ、相に暗さがでて、魅力も半減してしまうでしょう。
逆に三枚目だといじられている人でも、明るく前向きな気持ちの持ち主はエネルギーに満ち溢れ、その輝きから人を自然に引き寄せる力を持っています。
このように、明るく輝く人が幸福を呼び寄せる傾向があるのです。
人相を良くすることで人を呼び、そして運も呼ぶことで豊かな人生を送ることができるでしょう。
そんな良い人相は、心掛ける気持ちや行動によって変化させることが可能です。
人相学から自分が生まれ持つ性格や性質、才能を把握し、長所はとことん伸ばしつつ、短所を改善して幸運を呼ぶ人相へと変化させていきましょう。