背中ニキビの原因はアトピー?どう判断すればいいの?対策は?

ある日、気がついたら背中がアトピーのようなものが沢山出ていた……、こんな場合は凄くビックリしますよね。

背中に出来たアトピーのようなものは、どのように対策すれば良いのか説明して行きたいと思います。

この背中のブツブツはニキビ?アトピー?

まず、背中がアトピーのように肌がガサガサになっている場合、大きく分けていくつか種類があります。

  • 背中に出来たアトピー性皮膚炎
  • 背中ニキビ
  • 単なる湿疹
  • 単純な肌トラブル

このように種別がいくつか分かれます。まずは背中のアトピー性皮膚炎かどうか判断が必要です。

この見分け方のキーとなるのは、背中以外の場所にも同じような炎症があるか、膿などが無いか、などがキーポイントとなります。

背中のニキビがアトピー性皮膚炎の場合

一般的にアトピー性皮膚炎の場合は、他の部位もザラザラしたような皮膚だったり、炎症などが発生していたり、皮膚がパサパサしている感じになります。

他の部位というのは、良くアトピー性皮膚炎が発症しやすいのが、汗をかく部位です。

汗のかきやすい部位は、顔全般や、首周り、胸元(デコルテ)、上腕と前腕の折り曲げた部分のくぼみ、ひざの裏などです。

この部分が背中と同じようにザラザラしていたり、肌が薄い感覚があったり、炎症が起きていたりする場合は、アレルギー性皮膚炎の可能性が高いです。

また、慢性的な鼻炎や、ぜんそく、目のかゆみなどのアレルギー症状が他にある場合も同様です。

背中ニキビがアトピーでは無い場合

背中に赤い炎症があり、膿などが出来ているが、背中や顔、胸元以外の部位に、肌がザラザラしていたり、粉をふいていたりしていない場合。

また、思春期や生理などのホルモンバランスが崩れる時期などに発症しているケースだと単純な背中ニキビの可能性が高いと言えます。

最後に、肌のトラブルがそれほど長期間続かないケース。

例えば2週間以上は続かないケースなどは、単なる湿疹や単純な肌トラブルの可能性が高いです。

貴方の背中はどれに当てはまるでしょうか?

アレルギー症状とは

人間の体には、ホコリ、細菌、ウイルス、食物、ダニ、花粉などが体の中に入ってくるとこれを異物として認識し、排除する仕組みがあります。これは免疫の働きです。

アレルギー症状とは、この異物に対して過剰に反応してしまう一種の免疫不全です。

ダニやホコリなどのアレルゲンとなる物質が血液中のIgE抗体と結合します。すると、脂肪細胞はヒスタミンなど炎症性物質を放出し、運ばれた先で炎症が発生してしまうのです。

この為、アレルギー検査とよばれるパッチテストを行い、どの物質に対してIgE抗体が高いのかを調査して、どのアレルギーがあるのかを判断します。

正確には、このパッチテストを行い、どのアレルギーがあるのかによってアトピー性皮膚炎なのか、そうでは無いのかを判定しないと正確にアトピー性皮膚炎だとは診断がおりません。

ただし、先ほど述べたような要件に合致する場合は、アレルギー性皮膚炎の可能性が高いので、皮膚科に受診し、明確化するのがオススメです。

また、後ほど対策についてお知らせします。

背中ニキビとは

背中だけにニキビが出来ていたり、肌がガサガサしていたり、膿が出来ている場合は背中ニキビの可能性が高いです。

これは思春期や生理時期などのホルモンのバランスが崩れたり、ストレスで体調が悪かったり、皮脂が多く分泌される脂っこい食ことが多かったり、不眠により肌のターンオーバーがちゃんと働いてなかったりする場合に起きる可能性があります。

どのような原因によって背中ニキビが起きているのか、色々なケースがありますので、一概にコレ、というのは言えません。

ただ、どんな原因があったとしても、その原因のせいで、背中ニキビの原因の一つである肌の常在菌の一つのアクネ菌が悪さをしているケースが多いもの。

この為、実施していくケアのやり方は、背中に余計な皮脂を溜め込まないようにし、ターンオーバーを正常にしていく方法がメインとなっていきます。

背中ニキビやアトピー性皮膚炎をどうケアしていくか

背中ニキビの場合も、アトピー性皮膚炎が出来てしまっている場合も、実は同じようなケア方法になります。

ちょっと意外でしたか?

これは何故かというと、現状、アトピー性皮膚炎は残念ながら、なぜ特定のアレルゲン(ダニやホコリ、花粉など)に過剰に免疫反応が起こるのかが判明していない為です。

この為、一般的に治療方法としては、出来てしまった背中の炎症を、抗炎症作用の高い医薬品であるステロイドを利用して、炎症を鎮める、という対処療法しかないのが原因です。

(対処療法とは根本原因は解決しないが、とりあえず使っている限り症状を抑えられる療法)

背中ニキビの場合も、アレルギー性皮膚炎と同じように背中の炎症を、抗炎症作用のある医薬品でケアしていく以外のケアはありません。これも所詮は対処療法です。

どちらの場合も、炎症を薬で鎮め、劣った背中の皮膚のバリア機能を補てんする為にクリームや軟膏をぬって、出来るだけ清潔さとターンオーバーの能力を保つ方法しかありません。

炎症を抑えるのに利用する抗炎症作用が高いのは、市販薬ではグリチルリチン酸2Kやアラントインなど、医薬品ではステロイド剤が有名です。