< Profile >
メガバンクにてミドル・ホールセールの営業・融資審査・経営企画等に従事。また、大手証券会社では、経営企画・投資銀行業務に従事した経歴を有する。
企業/事業再編および再生案件、事業DD、財務DD 、M&AにおけるFA・企業価値評価、など多数のプロジェクトにおいて業務提供の実績あり。業界実績としては、各種製造業、商社、運送業、建設業、テレコム、テクノロジー、金融等がある。

クラアント先へ常駐しクライアントとともに経営課題に取り組むやりがい

リストラクチャリング部門では、クライアントが抱える事業再構築、事業再生、事業撤退などの命題に対して、事業再構築/再生/撤退などのプラン策定、これらプランの実行サポートやアドバイスなどのサービスを提供しています。
これらの命題は、解決に時間を要すれば要する程、企業価値毀損の要因となるものであり、スピーディな意思決定と遂行が求められる企業経営における最重要課題の一つであるといえます。こうした経営課題にクライアントとともに取組み、企業価値の維持そして回復のお手伝いをするのが私たちの役割なのです。

このように私たちは大企業から中堅企業までの各クライアントが抱える経営課題の解決に日々取り組んでおります。これまでにご提供した数多くのプロジェクトの中で、最も印象に残っているものとして、大手メーカー様におけるある不振事業に対する対応策の検討および実行のサポートを提供したプロジェクトを挙げることが出来ます。
このプロジェクトは、クライアント上場企業における不振事業の将来の方向性(あるべき姿)を検討し、対応策の策定と遂行をサポートするというものでした。
当該事業は、クライアントの注力事業として、それまでに多額の資金を投じて拡大を図ってきた事業ではありましたが、技術革新への対応の遅れや市況の読み違えなどの要因があり、数年間赤字を計上し続けていました。私たちは先ず当該事業の実態を徹底的に洗い出すことから始めました。プロジェクトでは通常、私たちはクライアント先へ常駐し、関係者へのヒアリングや議論を活発に行い、クライアントの状況をつまびらかにするアプローチをとっています。当該事業はクライアントとしても思い入れの強い事業ではあり、関係者においては、ついつい甘く物事をとらえてしまう傾向が見受けられましたが、私たちは客観的な視点から事業の実態を洗い出し、見える化することを通じて、当該事業の健康診断を行い、その内容をクライアントとともに共有し、厳しい現実を改めてご認識頂きました。
その結果内容を踏まえ、関係者と将来に向けてとるべき方向性に関する議論を膝詰めで日々行いました。さまざまなシナリオを想定し、さまざまな視点からシミレーションを行った結果、当該事業からの撤退が最良の選択肢であるという結論に至りました。各関係者のさまざまな思いも錯綜し、何度も紆余曲折を経た上での結論となりましたが、徹底的に検討し尽くした上での結論であったことから、最後には関係者の納得感も熟成され、このことがその後のプロセスをスムーズにしたとプロジェクト完了後にしみじみ感じたものです。
その後具体的な撤退手法を検討の上、事業売却という選択肢に決定し、想定したスケジュールで無事に売却を完了させることが出来ました。この過程においても私たちは常にクライアント先に常駐し、撤退手法の検討から売却先候補の抽出や選定、交渉などのサポートやアドバイスを提供してきました。
完了した後、クライアントのプロジェクトリーダーから「EYさんがいなかったらどうなっていたか・・・お願いして本当に良かった。」としみじみ仰って頂けた瞬間は今でも忘れることが出来ません。また、このクライアントからは他の事業の再構築プロジェクトのサポート依頼を頂きました。

経営の醍醐味と社会貢献の醍醐味を肌で感じることのできるプロジェクト

このプロジェクトは、企業全体の将来を見据えた前向きな決断として新聞などに取り上げられました。このことはプロジェクトに取り組んだ私たちチームメンバーの達成感を更に高めてくれました。
私たちはこうした事業撤退に限らず、事業再構築や事業再建計画の策定のサポートも提供しています。こうしたプロジェクトでも、私たちは常にクライアント先に常駐し、日々クライアントとともに解決策を検討しその遂行を一緒に行っています。コンサルタントの独りよがりでなくクライアントが納得感を持った事業再構築策や事業再建計画でなければ、絵に描いた餅に終わってしまうと考えているからです。地に足のついた対応策こそが、クライアントの企業価値を維持・回復できるものなのです。
私たちの仕事の醍醐味は、自分がクライアントと一体となり、クライアントの経営課題にともに取り組んでいくことが出来ることです。クライアントへ提言を行い、クライアントがそれに真摯に耳を傾けてくれる、さらには、クライアント企業が変わっていく様を目の当たりにすることで、クライアントの経営に関与しているという経営の醍醐味を肌で実感することが出来るのです。また、事業再構築や事業再建を通じて、一つ一つの企業の再生を図ることで、地域経済や日本経済に対して何らかの影響を与えることができるという点も醍醐味の一つではないかと考えています。

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