アトピー肌
アトピー肌の保湿方法や保湿アイテムの選び方、注意点をわかりやすく解説します。
かゆくて夜も眠れません!アトピー肌はツラい
アトピー性皮膚炎の症状には段階があります。軽度の場合は、軽い皮膚炎といった程度。狭い範囲で、少し赤くなるといった感じです。程度が少し重くなると、腕などにかなり赤い炎症が生じます。また、炎症を起こした皮膚が固くなったり、かゆみがひどくなったり、かゆみのため睡眠障害を起こすこともあります。
かなり重度になると、皮膚の炎症や硬化だけでなく、広範囲にわたりひび割れや化膿を起こす場合もあります。
アトピー肌の正しいスキンケア&気を付けたいこと
- シャンプーや石鹸はアトピー肌用、敏感肌用のものを使用しましょう。一般的な石鹸やボディーソープなどは、刺激が強すぎるので避けます。
- 体を洗うときは、ゴシゴシとこすり過ぎないようにしましょう。もとから弱い皮膚を、削り取ってしまうことにもなりかねません。
- 炎症が著しい日には、石鹸を使わずにぬるま湯のシャワーで体を流すだけにしましょう。
- 長風呂は皮脂を多く溶かしてしまうため、なるべく避けましょう。
- とくにお風呂上りの保湿ケアは欠かさないようにしましょう。ワセリンによる保護が効果的です。
- 肌への刺激を避けるため、肌着は綿製のものを使用しましょう。化学繊維は極力避けるように。
- 刺激の強い整髪料などの使用はやめましょう。化粧水や乳液についても、アルコール入りのものは刺激が強いので避けます。
- ハウスダストや花粉など、アレルゲンとなるものをなるべく除去しましょう。ペットの毛にも要注意です。常に部屋の中を掃除機で清潔に保ちます。
- ストレスをためないようにしましょう。ストレスはアトピー症状を悪化させる一因です。適度な運動などで、ストレスを発散しましょう。
- タバコは吸わないようにしましょう。血行不良となり、全身の乾燥を助長します。
- 食生活に気を使いましょう。栄養バランスの良い食事を摂ることが大事ですが、とくに魚、また乳酸菌などがアトピー改善には良いとされています。
- 時々、旅行やハイキングなどに出かけましょう。転地療法といい、場所を変えることでストレス解消となって、アトピーが改善する例は多く見られます。
アトピー肌さん用保湿ケアアイテム選びのポイント
アトピー性皮膚炎とは、さまざまなアレルゲンを原因としたアレルギー症状によって肌に炎症が起こること。
そのため、炎症が現れてる場合には必ず医師の診断を受け、刺激となるコスメ用品の使用は控えるようにするのが賢明です。
炎症が起こっているわけではないけれど皮膚炎が発生しやすかったり、皮膚炎を発症したあとのガサガサとした状態のときには保湿ケアも有効。
アトピー肌の人は角質層に問題があり、水分の保持力が非常に低下していたり、外部からの刺激を防ぐ肌バリア機能が弱かったりといった問題を抱えがちですから、たっぷりの保湿で改善していきましょう。
アトピー肌さんが保湿アイテムを選ぶ際に気をつけたいポイントは、以下の3点。
- 保湿効果の高いものを選ぶ
- 刺激が少ないものを選ぶ
- 季節ごとに種類を変えてみる
化粧水を使用する際は、必ずアレルギー反応が起こるかどうかのパッチテストをしてから使うようにしましょう。
また、夏にはサッパリした化粧水、冬にはしっとりする化粧水など季節に合ったテクスチャーにしてみるのもオススメ。
季節の変わり目や体調によっても肌の状態が変化していきますから、ずっと使ってきた化粧水でも異変が起きた場合は使用を中止し、皮膚科医に見てもらいましょう。
アトピー肌さんにおすすめ保湿化粧水3選
アトピー肌さんに使ってほしい、おすすめ保湿化粧水を紹介しています。
ディセンシア アヤナスRCローション(125ml/4,860円)
保湿成分ヒト型セラミド配合の化粧水。
2度付けが推奨されているのでコスパはあまり良くないかもしれませんが、その通り重ねたほうが浸透力と持続力がアップします。
非常にさっぱりとした使い心地でテクスチャは軽く伸びもいいです。
dプログラム モイストケアローションW(125ml/3,780円)
アレルギーテスト済みの製品で、低刺激、薬用効果あり。
炎症を抑える「グリチルリチン酸塩」と、肌荒れ防止の「m-トラネキサム酸」が配合されています。
付けるとしっとりと良くなじみ、潤いのキープ力も高いのですが、汗などかくと落ちてしまう場合も。
潤いをしっかり持続させたいときにはクリームを上から塗ったほうがよさそうです。
ヒフミド エッセンスローション(120ml/3,240円)
肌バリア機能を補うセラミド1と、高い水分保持作用のあるセラミド2配合。
肌なじみが良く、推奨されている2度付けでも1度だけでも十分潤いが感じられる製品です。
潤い成分が深く浸透し、長い時間を置いても肌はしっとり保湿されます。
アトピー肌さん向け化粧水の使い方
アトピー肌さんは、とにかく肌にしっかり化粧水を浸透させることがポイント。
コットンは刺激になりやすいので、手を使ってつけるようにしましょう。化粧水をつけるまえに、あらかじめ手を温めておくと、肌に入っていきやすくなります。
適量の化粧水を手にとったら、手の温度で少し温めてから肌に塗っていきます。
顔全体にサッと馴染ませたら、しっかり手でおさえて肌に押し込みましょう。
乾燥しやすい目のまわりや口元は、優しく抑えるように馴染ませていきます。