- 脱腸とは?その症状(画像有り)・原因・発見法から手術までがわかる!
脱腸とは?その症状(画像有り)・原因・発見法から手術までがわかる!
脱腸とは?
誰でもがなり得る病気なのに、ほとんどの人はこの脱腸のことについて、全く知りません。
脱腸は、消化器の外科手術No1で、年間の手術数は16万件もあります。
虫垂炎の手術数が6万件ですので、いかに多いかがわかります。
あなたは脱腸と聞いて、腸がお尻から飛び出している状態だと思っていませんでしたか?
でもこれは間違いなのです。
一度動画で、その画像を確かめてください。
もしかしたら、あなたも脱腸かも?
脱腸とは(脱腸の画像必見!)
「鼠径」とは太ももの付け根の部分を指し、「ヘルニア」はカラダの組織が正しい位置からはみ出た状態を表しています。
つまり、本来お腹の筋肉の壁ー腹膜の中に収まっているはずの小腸の一部が、太ももの付け根のところに飛び出している状態、これがが脱腸です。
脱腸は、多くの人が思っているように、腸がお尻から飛び出しているのではありません。
下腹のところで、腸が出っぱっているのです。
脱腸がどういうものかよ~くわかります。
1割が脱腸なのに気づいてない!
街での調査では、30歳以上の男女100人のうち、10人が脱腸でした。
しかも10人のうち3人は、自分が脱腸であることさえ気づいていなかったのです。
何故か?
竹内厚(67歳)さんの場合は、下腹の所で、腸が盛り上がっているだけで、特に痛みもなかったから気づかなかったのです。
ところが、友だちの小林さんの場合は、猛烈な痛みで救急車で病院に運ばれたのです。
取材によると、腸が出っぱっているのには気づいていたそうですが、痛くなかったのでそのまま2年位放置していたら、突然、激痛に襲われたとのことです。
救急車で運ばれ病院で診てもらったら、こぶし大の出っぱりがあり壊死がみられたのです。
このように脱腸は痛みがないからと言って、そのまま放置しておくと、ものすごく痛い思いをする場合があるのです。
脱腸の原因と早期発見方法、手術
聖路加国際病院 ヘルニアセンター長の柵瀬信太郎先生によると、脱腸と力みとの関係は全くないということでした。
でも、昔は腹圧が脱腸の原因と考えらていたとのことです。
脱腸の原因は、生まれる前、男女の性別が決まる時期まで遡ります。
未分化の性腺が精嚢や卵巣に変わるとき、精嚢や卵巣が本来収まるべきところに収まるため移動するために、腹壁の穴が開いているとのことです。
その穴の開いている場所が鼠径部分とのことです。
脱腸になる人とならない人の違いは?
誰でもその穴から腸が出てこないように、ヘルニアの防御機構が備わっているそうですが、その防御機構が何らかの原因で弱ってくるとヘルニア、つまり脱腸状態になるのです。
なぜその防御機構が弱ってくるのかはっきりとした原因はわかっていませんが、運動不足が原因のひとつにあげられています。
特に中年以上の男性に多く見られ、年間およそ14万人が発症しています。
男女比4:1で女性の発症者が少ないのは、鼠径管が男性より小さいので、腸が飛び出しにくいからだと考えられています。
脱腸のタマゴの早期発見方法から手術まで
太ももの付け根に小指を添えて、手のひらを当てて、咳をすると、脱腸はすぐわかります。
脱腸の人は、咳をしただけで、開いている穴から腸が飛び出してくるからです。
また、ほとんどの人は腸が出ぱってても、痛みもなく、押さえると引っ込むのですぐ慣れてしまいます。
ただ、飛び出した部分が戻らなくなったり、硬くなったら注意が必要です。
放っておくと、強い腹痛や吐き気、嘔吐を伴い、腸閉塞を起こしたり、腸が強く締め付けられて血行が滞り、腸が腐り始めてしまうことだってあるのです。
脱腸の自覚症状がある場合は、すぐに病院に行くことをオススメします。
主な治療方法は手術になりますが、近年では人工膜(メッシュ)を用いて補強する方法が主流ですので、局所麻酔で短時間で終わりますし、早い段階で日常生活に戻ることもできます。
昔は筋肉の隙間を引き寄せて縫い合わせる手術を行なっていましたので、術後の痛みがあり、また再発率も10%と高かったため長期の安静が必要でしたが・・・・・
もし今、脱腸でお悩みなら、「外鼠径ヘルニア」がオススメです。
ウォーキングなどの運動を心がけ、生活習慣病に効果のある薬草茶をお勧めします。
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