「ほくろ」と呼ばれるものには、様々なものが含まれます。良性である「単純黒子」や「色素細胞母斑」、比較的悪性度の低い癌の一種である「基底細胞腫」、そして悪性度の高い癌の「悪性黒色腫」まであります。外観である程度は診断できますが、最終的には細胞を取って病理検査をしないとわからない場合もあります。そのような場合には、局所麻酔をし切除して検査を行います。もしも悪性の場合には、より広い切除手術が必要になる場合があります。悪性のほくろには、基本的にはレーザー治療は行いません。 悪性の心配がないほくろで、外見上、目立つと大変気になり、時には患者さんの大きな悩みとなる場合があります。そのような場合には炭酸ガスレーザー治療が有効です。少量の局所麻酔で簡単に受けられ、跡もきれいに治ります。 | | いぼは「ゆうぜい」と呼ばれますが、中でもウイルスの感染によって生じる「尋常性ゆうぜい」は、むず痒く、ひっかくことによりうつるのでやっかいです。足の裏などにできると歩いた時に痛くて困ることもあります。いぼは本来、液体窒素による治療法が主流でした。しかし液体窒素治療ではなかなか取りきれない大きなものや根の深いものは、炭酸ガスレーザー治療が有効です。局所麻酔をしておこなうと、痛みもほとんどなく、1回の治療できれいに取り除くことができます。 また、お年をとってくることによって顔などにできるいぼは「老人性ゆうぜい」(別名「脂漏性角化症」)と呼び、とても目立つものですが、同様の治療により大変きれいに取り除くことができます。 その他にも、首周りにできる細かいぶらぶらしたいぼ(アクロコルドン)も、同様の治療できれいに切除できます。 |