「クレンジング」とは簡単に言うと「洗顔」です。
あまり男性には馴染みのない言葉ですが、普段の洗顔もクレンジングの一種です。その中でも水性汚れ(皮脂・汗など)を落とすことに特化しているのが普段の「洗顔料」。
お化粧など、油性のメイクアップ料を落とすことに特化しているのが「クレンジング」です。ですからクレンジングは洗顔料の一種で、何か特別なものではないということを押さえておきましょう。
一般的に、男性はお化粧をしない(化粧水や乳液とは違います)ためクレンジングは必要ありません。
しかし紫外線の気になる夏場には、日焼け止めの種類によっては男性もクレンジングが必要になることがあります。具体的には、夏場ゴルフやリゾート地へ行く方は、薬品濃度が強い日焼け止めを使うでしょうから、ここにまとめているクレンジングの方法・基本を覚えておきましょう。
基本的にはクレンジングを行わないスタンス
男性であっても化粧をされる方はいらっしゃいます。
例えば芸能人の方。役者さんでも、歌手でも、お笑い芸人でも、テレビに映る方は皆さんお化粧をされています。また今では男性用のBBクリーム、CCクリーム、シワやシミを隠すメイクアップ料がたくさん市販されています。
「男性だから不要」というわけではなく、油性の成分が肌に乗る機会が少ないため必要ないだけです。汗や皮脂、化粧水や乳液などの基礎化粧品は水性の油分が中心であるため、通常の洗顔料で十分に洗い落とせます。
日焼け止めはクレンジングで落としたほうがいいの?
化粧をする・しないに関わらずクレンジングが必要になるケースは日焼け止めを使用するときです。日焼け止めは水では流せない油分で構成されているため、例え洗顔料を使って洗っても中々落ちません。
具体的にはSPF30以上、PA++以上の日焼け止めを使用する場合は、クレンジングが必要(クレンジングをしないと日焼け止めが落ちない)です。なお、SPFやPAなどの用語の解説についてはを参考にしてください。
SPF40~50 … クレンジング
PA+~PA++ … 洗顔料
PA+++ … クレンジング
例えば、私が持っている日焼け止めであればこんな感じです…
SPF20のPA++
従って、クレンジングを利用する必要はないということですね。
ですが、洗顔後も肌に違和感を感じたり、残留感があるときはクレンジングを利用されるべきです。上記の数値はあくまで目安。うまく取ることができず肌をこすってしまう方がよっぽど危険なため、洗顔後は肌の状態を必ず確認してください。
通常、クレンジングが必要な場合は日焼け止めの裏面説明書きに記載があります。特に見当たらなければこの数値を参考にして下さい。
SPF
日焼け止め化粧品の効果の程度を示す表示。SPFは日焼け止め化粧品がB紫外線(UVB:ultraviolet B)によるサンバーンをどの程度抑えるかを示す数値。例えばSPF10の日焼け止め化粧品は、何も塗らない時の10倍量のB紫外線に対してもサンバーンを起こさずにいられる。
出典:コトバンク
PA
PAはA紫外線(UVA:ultraviolet A)による皮膚の黒化基準に対する防御効果の程度を示す同連合会独自の分類。「PA+」は効果がある、「PA++」はかなり効果がある、「PA+++」は非常に効果があることを示す。PA分類が1段階上がるとA紫外線防止効果は2倍になる。
出典:コトバンク
どんなクレンジングを選べばいいの?
クレンジングには5種類のタイプがあります。
①シートタイプ
②オイルタイプ
③ジェルタイプ
④クリームタイプ
⑤ミルクタイプ
上に行くほど「刺激が強い=界面活性剤が多く使用されている」と思ってください。
化粧はすぐに取れますが肌への負担が大きいという意味です。
男性の場合、使用頻度はあまり多くはないでしょうが、覚えておいて損はありません。また、使う機会があるときは、わざわざ買わなくても、母親やパートナーの方など、同居されている女性がいればほぼ確実に持ち合わせていますので借りるといいでしょう。
そんなときなどに選んでおくと便利なのは、④クリームタイプもしくは⑤ミルクタイプです。肌への負担も少なく、普段化粧をしない男性なので汚れを落とす必要最低限の力が備わっているもので十分です。実際女性にも人気なのはこの2つのタイプのクレンジングです。クレンジングは男性用・女性用、関係なく使用して問題ありません。
また忘れてはならない点は、クレンジングは「洗剤である」ということです。クレンジングにかける時間は1分以内とし、素早く化粧を落とすようにしましょう。クレンジングの目的は「洗浄」であり、成分を肌へ浸透させることが目的ではありません。