使ったもの勝ち!「スクラブ」が肌を生まれ変わらせる
Date:2013.04.29
お店に立っていれば、自然とお客さまから肌の悩みについてうかがう機会が多くなります。世代によっても肌の悩みは大きく異なりますが、どの世代でも共通して多いのは「毛穴」の悩みだと思います。
それから、若い方は皮脂やニキビの悩み、20代だとフェイスラインにできる大人ニキビや乾燥、30代ではそろそろくすみやシミ、また乾燥…と続きます。
そうして悩みの内容を把握すると、悩みの解決方法としてどんなスキンケアをしているのかをうかがいます。
毛穴対策にシートパックや専用の洗顔、乾燥対策には保湿パックなど、皆さんしっかりとケアを心得ているので、正直アドバイスの仕様がない時もあります。しかし、そこで最近よく思うことがひとつ。『「スクラブ」をしないなんてもったいない!』
スクラブって怖い?
スクラブに関連する商品がある以上、もちろん日常的に使用している人は多くいます。しかし、新たに提案してみると、案外多くの人が「スクラブはできない」と答えます。
「スクラブ」とは、平たく言ってしまえば、細かな粒子を肌に擦り当てて、肌の表面を削ることです。敏感肌さんにとっては、肌をガリガリ削る「スクラブ」というケアは脅威なのかもしれません。
実は、私自身がアレルギー持ちの敏感肌なので、その気持ちは大いにわかります。スクラブケアを始める前まではまさに、「スクラブなんてしたら最後、私の肌は傷だらけになる!」とまで考えていました。
例えば、台所に常備されている塩で、顔の肌をゴリゴリ削ったら…?肌が強い人であればそれなりの効果が現れると思いますが、敏感肌さんは真っ赤になってしまうでしょう。
ただの塩には肌を効果的に保湿する成分は入っていませんし、スクラブを滑らかに行き渡らせる潤滑油的なものもありませんから、角が当たってしまいます。
しかし、これに肌を潤す成分がきちんと入っていて、スクラブが必要以上に肌を削らないように滑りをよくする成分が入っていたら?さらに、スクラブ自体を刺激のより少ないものに変えたら?
スクラブはやったもの勝ち!
スクラブケアは「やったもん勝ち!」と私は思っています。皮膚は日々生まれ変わっています。皮膚を構成する細胞の一番上の層を角質層と言いますが、これが古くなって剥がれ落ち、下にある新しい皮膚が現れます。
これをターンオーバーと言い、ターンオーバーがスムーズに行われていると、くすみのない美しい肌をキープできます。
さて、このターンオーバーですが、新しい皮膚が作られるタイミングというものがあります。実は、角質層が剥がれ落ちた瞬間、信号が送られいづれ皮膚になる細胞が作られるのです。
逆を言えば、角質層が剥がれ落ちないと、新しい皮膚は作られないことになります。肌が古いまま、ターンオーバーのサイクルが乱れると、肌がくすんだり、キメが荒く見えてしまいます。
そこで、スクラブです。自分の肌質に合ったスクラブでケアができれば、もう必要のなくなった角質層が剥がれ落ちることになり、ターンオーバーを促すことができます。
さらに、古くなった角質層は水分が失われて硬くなったり、キメが乱れるたりするために、日頃のスキンケアの成分が浸透しづらくなることもあります。
スクラブケアで邪魔なものを洗い流すことができれば、化粧水や乳液、高価なパックの栄養も余すことなく肌に吸収させることができます。
もちろん、乾燥して盛り上がった角質や毛穴の汚れも落としてくれるので、ザラつきや毛穴の黒ずみなどの悩みにも有効です。このように、最初に挙げた「肌の悩み」の、ほぼすべての改善に繋がるのがスクラブケアなのです。
スクラブの「種類」と「用途」をきちんとチェック
やったもん勝ち、とは言え、スクラブはあくまで肌を擦るケアなので、むやみにやったのでは大変危険です。スクラブの種類として、メジャーな塩のほか、こんにゃくやナッツ類、植物の種子、砂糖、ポリマーなど、さまざまな素材が挙げられます。
中でもメジャーなのが塩ですが、塩はミネラルが豊富でその浸透圧も手伝って、効果的に毛穴に詰まった汚れを落とします。粒子もしっかりした硬さがあるので、肌のざらつきをしっかり落としたい人や、化粧ノリを助けたい人などによいでしょう。
私個人的にも、スクラブ後の肌のつるつる感は他の素材と比べてトップレベルだと思います。ただし、体質によっては塩が刺激になる人もいるので、可能な商品は一度店頭で試させてもらうのが賢明です。
敏感肌さんはスクラブの中でも柔らかめの、ナッツを砕いたものや、こんにゃくなどでできたものがおすすめです。特にナッツ類はスクラブすると同時に保湿をするものも多いので、乾燥対策にも向いています。
また、スクラブそれぞれの用途もしっかりと守りましょう。顔と体の皮膚は厚さが違っているので、ボディ用と書かれたスクラブを顔に使うとスクラブの粒子が大きすぎて、刺激になってしまうことがあります。
また、フェイス用のものは粒が細かすぎて、膝やかかとなど角質が分厚くなってしまっている部分では効果を感じづらいと思われます。
自分の肌質に合った素材、そして使う部位に適したものを探し出せれば、スクラブはツヤ肌美人にとって最高の味方です。
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