皮脂分泌を抑制するには?
ビタミンB2、ビタミンB6は皮脂分泌を抑える
ビタミンB2、ビタミンB6は、脂質の代謝に関与し、皮脂の分泌を抑制してくれます。そのため、不足するとニキビや肌荒れを引き起こす原因になります。また、ビタミンB2には、酸化された脂質(過酸化脂質)を還元する働きがあるため、皮脂酸化にも有効です。
動物性脂肪の摂取を抑える
脂質には飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸がありますが、動物性脂肪は性ホルモンの材料であるコレステロールを増やす飽和脂肪酸を多く含むため、多く摂取すると性ホルモンの分泌を活発にして皮脂分泌を活発にします。
皮膚温を下げる
皮脂分泌は気温や湿度によって左右されますが、皮膚の温度が高いことでも皮脂分泌が活発になります。そこで、洗顔後には必ず冷水で冷やし、皮膚の温度を下げましょう。洗顔後につける化粧水を冷蔵庫などで冷やしておけば、さらに効果は高まります。また、自律神経が乱れて緊張状態になることでも皮膚の温度が高まります。ストレスやイライラを溜めないようにコントロールすることがポイントです。
皮脂抑制効果のある化粧品を
化粧品に配合されるビタミンC誘導体ローション、オウバクエキス、イオウ、リボフラビンなどは皮脂の分泌を抑える効果があります。これらが配合された化粧品を上手に利用して、余計な皮脂分泌を抑えることが出来ます。
水分摂取で皮脂分泌抑制
身体は60%が水分で出来ており、上手に水分代謝ができないと代謝が鈍くなってしまいますが、それに伴い体内のホルモン代謝までも悪くなります。ホルモン代謝が悪くなると、女性でも一定量分泌されている男性ホルモンの代謝が鈍くなり皮脂が増加する原因になります。にきびだけでなく美容に良い水分補給はミネラルウォーターが基本ですが、むぎ茶やハトムギ茶などのノンカフェインな健康茶が良いでしょう。1日に2リットルの水分摂取が目安です。
保湿で皮脂抑制
肌が乾燥すると水分の蒸発を防ぐために多くの皮脂が分泌され、その量は通常の皮脂分泌の約1.5~1.8倍にもなると言われています。例えオイリー肌であっても、きちんと保湿はしなければ余分な皮脂分泌を促してしまいますので、ノンオイリー処方の化粧水でたっぷりと保湿することをが基本です。
メラトニンは性腺刺激ホルモンの分泌を抑える
メラトニンとは、睡眠や免疫力に関与するホルモンで、松果体でトリプトファンからセロトニンを経て合成されます。また、メラトニンは性腺刺激ホルモンを抑える働きがあるため、皮脂分泌の抑制につながります。メラトニンは、アミノ酸であるトリプトファンを材料につくられ、日中に浴びた光の量に比例して多く分泌されるホルモンであるため、たんぱく質を不足しないように十分に摂取して、起床したらカーテンを開けて朝日を浴びるようにすると夜にはメラトニン分泌量が増えます。
皮脂の分泌
皮脂の分泌は、毛穴の開きと関係があります。
皮脂は、汗腺から分泌される汗と混じりあって皮脂膜を作っています。
この膜は、肌や毛髪の表面を潤しています。
皮脂膜が弱酸性に保たれていることで、雑菌等の有害菌やカビ等から、肌や毛髪を守っています。
皮脂の分泌が多い肌は、脂性肌(オイリースキン)と呼ばれます。
過剰な分泌のために、肌がテカテカと脂ぎっています、肌に触るとベタついた感じがします。
皮脂が過剰に分泌されると、鼻等の毛穴が開きます。
脂性肌(オイリースキン)の特徴は、肌のキメが粗く毛穴が大きく、ニキビ等が目立ちます。
顔全体が、脂っぽく光っていて、小鼻の周りに黒ニキビなどがあります。
皮脂の分泌が少ない肌は、乾燥肌(ドライスキン)と呼ばれます。
肌がカサカサして肌荒れが多いのが特徴です。
肌は全体的にキメが細かく乾燥しています。
目や口などのまわりに、小さなシワが目立ちます。
顔全体が乾燥していてツヤ感がありません、乾燥や紫外線に弱い肌で、湿疹ができる場合があります。
皮脂の分泌によって、肌は4つのタイプに分けられます。
脂性肌タイプと乾燥肌タイプ、そして(ノーマルスキン)普通肌タイプと(オイリー&ドライスキン)混合肌タイプです。
皮脂の分泌と肌トラブル
皮脂の分泌によって分けられている、肌のタイプ毎のトラブルを紹介します。
(1)皮脂の分泌が多い、脂性肌タイプの主なトラブルを紹介します。
洗顔しても脂うきします。
肌が汚れやすく、また化粧崩れしやすい肌です。
ニキビの予防の為には、洗顔とスキンケア等が大切です。
(2)皮脂の分泌が少ない、乾燥肌タイプの主なトラブルを紹介します。
洗顔後に肌がツッパリ、こわばったような感じになります。
メイクアップのノリも良くありません。
化粧品にカブレやすく、また油分の補給を怠ると肌荒れになります。
(3)普通肌(ノーマルスキン)は、皮脂の分泌が普通~少なめで、水分の多い肌です。
普通肌タイプは、肌トラブルに強いことが特徴です。
只、体調や年齢によって肌トラブルになることもあります。
生活習慣や食習慣を正しくしていれば、いつまでも美しい肌を保つことができます。
(4)混合肌は、皮脂の分泌は多いのに、乾燥してカサカサしている肌です。
混合肌タイプの主なトラブルには、化粧崩れや洗顔後の肌のツッパリ等、乾燥肌と脂性肌のトラブルが起こります。
トラブル予防には、肌タイプに応じた化粧品とスキンケアが大切です。