知らなきゃ危険!イチゴ鼻に洗顔ブラシを使ってはいけない理由

読了までの目安時間:約8分

 

某ニキビケア商品のテレビCMでもおなじみの洗顔ブラシ。クルクルこすれば、あれだけ悩んでいたイチゴ鼻のぽつぽつも、簡単に取れそうですよね。

 

最近ではいろんな企業がこの洗顔ブラシを販売していることもあり、あなたも気になっているかもしれません。

 

が、スキンケアマンの見解を言わせていただくと…、あんなものは使うべきではありません。

 

 

洗顔ブラシでお肌はよけいにひどくなります

 

結論から言いますと、洗顔ブラシ(フェイスブラシ)はお肌を痛めます。

 

なぜなら、洗顔ブラシなどという人工物でこすられることは、人間の皮膚にとって想定外だからです。

 

電動回転タイプにしろ、音波振動タイプにしろ、洗顔ブラシはお肌の上を滑らせて使います。特に回転式の洗顔ブラシなどは、肌表面をガリガリ削るようなイメージですね。

 

いちご鼻のぽつぽつどころか、正常な角質まで一緒にはがすことになり、お肌にとっては大ダメージ。

 

角質(たんぱく質)を分解する作用のある洗顔料だけでも刺激なのに、シリコンやら毛やらの素材を押し付けられるんです。

 

お肌にしてみれば、たまったものじゃありません。

 

 

ここで、人間の皮膚構造を見てみましょう。

 

皮膚の一番上の層を「角層」または「角質層」と呼びます。下の画像の赤で囲った部分です。

 

※クリックで拡大表示します。

 

角層は、ターンオーバーによってせり上がってきた死んだ角質細胞と、セラミドという細胞間脂質が埋め尽くしています。

 

この角層がバリアの役目をはたすことで、外部刺激から肌内部を守ったり、菌類の侵入を防いでくれたりするわけですね。

 

ところで、この角層。どれくらいの厚さかご存知ですか?

 

 

なんと、約0.02mm。食品保存のラップと同じくらいなんです。

 

よく、「肌をこすりすぎてはいけません」と言われるのは、角層がこんなにも薄いからなんですね。

 

お肌の繊細さを表すなら、ラップよりも果物の桃の皮のほうがイメージとしては合っているかもしれません。指が触れる回数が多ければ多いほど、肌にとっては負担となるからです。

 

こんなにも薄い角層を、シリコンやら毛やらの素材でできた洗顔ブラシでこするということは、自ら肌のバリア機能を壊すことにつながります。

 

正常な角質が意図的にはがされれば、まだ育ち切っていない未熟な角質があらわになります。当然、未熟な角質では満足なバリア機能は果たせず、外部刺激や菌類にさらされて肌荒れに。

 

これでは、イチゴ鼻解消どころではありません。

 

 

ブラシごときが小さな毛穴に入るなんてことはありえない

 

洗顔ブラシやフェイスブラシの謳い文句を見ると、そのほとんどが ”毛穴の奥まで届いて~” を売りにしているものがほとんど。

 

通常の洗顔では取れない、毛穴の奥につまった汚れを落としますよ♪ということですね。

 

ここでハッキリさせておきますが、ブラシの毛ごときがミクロな毛穴に入るなんてことはありません。

 

もし、人工物などがそうやすやすと毛穴に入ってしまうのなら、とっくに私たちの体は細菌におかされているでしょうね(汗)

 

皮脂という保護膜を洗顔料で落とされ、ブラシが物理的に角質をはがす。そのうえで、ブラシの先が毛穴に入り込んだりしたら、もう肌のバリア機能なんて無いも同然です。

 

私たちの毛穴は、ブラシの毛が入るほど大きくありません。もっとミクロな世界なんですよ、毛穴は。

 

 

じゃあなんで、”毛穴の奥まで届いて~” なんて平気で言うの???

 

そのほうが売れるからです(汗)

 

イチゴ鼻や角栓に悩む人には、この ”毛穴の奥まで~” というフレーズがとっても響くんですよ。だから、一部の販売者は平気で言っちゃうんです。

 

 

筆タイプの洗顔ブラシは無意味アイテム

でも、最近は高級な筆タイプの洗顔ブラシが出てるよ。あれなら極細だから、毛穴にも入り込めるんじゃない?

 

そう思ったあなたは、針穴に糸を通すときのことを思い出してください。

 

 

細い糸はフニャフニャで柔らかいため、サクッとスムーズには通りませんよね?

 

筆タイプの洗顔ブラシも同じ。コシがないため、ミクロな毛穴に入り込む前にしなってしまいます。…って、さっきもお話ししたとおり、そもそもサイズ的に入るわけがありませんけど(汗)

 

肌表面をなでるだけなら意味がありませんし、いくら筆とはいえ使えばそれだけ、肌によけいなダメージを与えることになります。

 

仮にですが、もし毛穴の奥まで届く筆タイプの洗顔ブラシがあるとするなら、それはもはや筆ではなくすべての毛を硬い針で、しかも非現実的な細さで作らないといけないでしょうね。

 

想像しただけでも怖いですが(汗)

 

 

結論と洗顔ブラシ以外の提案

イチゴ鼻解消に限らずですが、スキンケアに洗顔ブラシを使うことはおすすめできません。洗顔料だけでも負担なのに、ブラシでこするなんてリスクが大きすぎます。

 

鼻のぶつぶつした角栓が気になるのなら、私は自分の経験上、酵素洗顔をスペシャルケアに取り入れることをご提案します。

 

 

ただ、繰り返しになりますが、酵素洗顔はあくまでスペシャルケアです。普段は、お湯だけで顔を洗う「ぬるま湯洗顔」で十分。

 

これに、ビタミンC誘導体(APPS)入りの化粧水で地道に酸化防止につとめれば、いちご鼻のぶつぶつは次第におさまるでしょう。

 

 

この記事に関連する記事一覧