麹(コウジ酸)が美白にいい理由と化粧品の紹介
ツイート麹とは、米に麹菌をまぶして培養したものです。古来から酒造り・みそ・醤油に使われてきましたが、杜氏(お酒を仕込む職人さん)の手が大変きれいなことから美白効果に注目され、研究されるようになりました。
塩麹や甘麹などのブームにより、売り場が少し広がったスーパーもあるようです。手に入れやすくなった麹の美白効果をまとめました。
麹の美白効果
麹菌の発酵過程で作られるのがコウジ酸です。コウジ酸は化粧品にも配合されている美白成分です。
コウジ酸には
- 美白効果
- 黄ぐすみ防止効果
があります。
コウジ酸の美白効果
コウジ酸は、シミやそばかすのもとになるメラニン色素を作らせない働きがあります。
メラニンはそれ自体は悪者ではありません。紫外線が肌の深部を破壊するのを防止するために生まれる物質です。メラニン色素が盾の役割をしてくれるために、肌は紫外線による細胞破壊から守られています。
ところが、ストレス、喫煙、積み重なった紫外線ダメージなどがメラニン色素を過剰生成する原因となります。
メラニンは私たちの肌の色のもとでもあります。適度に作られているうちはいいのですが、過剰生成されてしまうと排泄しきれずに肌に残ってしまいます。
残ったメラニンが酸化して黒ずんでくると、シミやそばかすの原因となります。
シミやそばかすの原因を絶つためには、メラニンの過剰生成をストップしなければなりません。
コウジ酸はメラニンの生成に関与し、過剰生成をいち早く抑止します。
コウジ酸の黄ぐすみ防止効果
黄ぐすみというのは、老化によって肌が黄ばんでくることです。透明感を失って黄ばんだ肌は老人の象徴です。
肌色の明るさや透明感が黄ぐすみに勝っているのは、実は40代後半まで。40代後半から黄ぐすみのほうが透明感よりも勝ってくるため、肌は透明感を失い「老人の肌」に近づいてきてしまうのです。
黄ぐすみの原因は「糖化」にあります。糖化とは、タンパク質と体内の糖が結合し、AGEsという物質を発生させます。AGEsの色は、透明感のない黄褐色をしていますので、これが肌色を黄色く見せてしまうのです。
糖化していくタンパク質には、肌のハリのもとであるコラーゲンも含まれます。コラーゲンが糖化すると、弾力を失います。すると肌は垂れ下がり、毛穴は開きっぱなしで縦に伸びてしまう「イチゴ肌」を作り出してしまうのです。
コウジ酸は黄ぐすみの原因となるAGEsを作らせない働きがあります。
コウジ酸を使わない状態でのAGEs産生量を100とすると、使ったときのAGEs産生量はわずか3.4となります。約97%も黄ぐすみの原因を減らすことができるのです。
これを、「抗糖化作用」といいます。コウジ酸は優れた抗糖化作用により、透明感のある肌を守ります。
麹のキッチンコスメ
化粧水
麹による化粧水は別名「美白水」とも呼ばれています。
市販のものほど成分が濃いわけではないので即効性はありませんが、使い続けているうちにシミが薄くなったり、口元の小じわが目立たなくなったりという嬉しい効果があるようです。
- 米麹50g
- 60℃の湯(60℃以上になると麹菌が死んでしまいます)400cc
米麹を手でほぐし、清潔な容器に入れます。そこに60度の湯を注ぎ、常温で3時間ほど放置します。
その後、ガーゼなどで濾します。粗熱が取れたら冷蔵庫で。1週間ほど保ちます。
パック
化粧水を取った後のガーゼに残った麹は、麹の生パックとして使えます。
残った麹を肌の気になるところに伸ばし、10分ほどたったら洗い流すだけです。麹は粒が大きいので流しに詰まりやすいのが難点ですが、最初に指でぬぐい取ってから洗顔すると大丈夫です。
麹パックは傷みやすいです。化粧水を作ったその日のみの使用としてください。
化粧品にも配合されている麹
麹由来のコウジ酸は、さまざまな化粧品に配合されています。特に効果の高いものをご紹介します。
アルビオン エクサージュホワイト
美白成分のコウジ酸と、保湿成分のゲンチアナエキス、セイヨウニワトコエキス、ヒアルロン酸で作られた化粧水です。
美白をしながら肌の弾力を取り戻し、しっとりとした白い肌に導きます。
コウジ酸クリーム
皮膚科で処方されるコウジ酸クリーム。ハイドロキノンなどの美白成分が強すぎて使えない方のために処方されています。
デルメッド ホワイトニング クリームⅠ
皮膚科で処方されるものよりはコウジ酸の配合量は落ちますが、市販で買えるコウジ酸クリームがこちらです。コウジ酸配合で顔全体の黄ぐすみ改善に効果があります。
エクシアAL ホワイトニングクリスタルカクテル
美白成分としてコウジ酸の和の力、保湿成分としてイリス根エキス、オウゴンエキスなどの漢方の力を借りて肌を守る美容液です。