パナソニック最新「4K対応ビエラ」は画質とダイレクト音声操作が進化!!
PR企画圧倒的な高画質を武器に、液晶テレビ市場のトレンドを牽引している4K対応テレビ。パナソニックの「4K対応ビエラ」は、プラズマテレビで培ってきた映像技術がもたらす圧倒的な映像美をはじめ、機能面やネットワークとの連携、また操作性においても評価が高い。そして、この秋、最新「4K対応ビエラ」2シリーズ7機種の登場により、ラインアップが全12機種※へと大幅に拡充された。本特集では、最新「4K対応ビエラ」の中でもプレミアムモデルに位置付けられるAX900シリーズの中から、55V型の「TH-55AX900」をピックアップ。従来の「AX800」シリーズからどのような進化を見せているのか、その実力を徹底チェックしていく。
※AX900、AX900F、AX800、AX800F、AX700において各サイズ全12機種をラインアップ
4K対応テレビの本格普及が始まってからまだわずか1年ほど。しかし、その進化のスピードはめざましく、各メーカーから新機能を搭載した製品が次々と発表され、現在市場に並ぶモデルは、早くも「4K第2世代」などと呼ばれている。「ビエラ」のブランドで知られるパナソニックも、2013年10月に初代4K対応モデルとなる「WT600」を、2014年4月には「AX800/AX800F」を発表。そしてこの秋、最新「4K対応ビエラ」として「AX900/AX900F」と「AX700」を市場に投入する。
これまで、「4K対応ビエラ」は製品ラインアップにやや物足りなさがあったというのが正直な印象だが、従来モデルの「AX800/AX800F」5機種に、「AX900/AX900F」と「AX700」の2シリーズ7機種が加わることで、85V型から40V型まで合計12機種がそろうことになる。これは業界でもトップクラスの製品ラインアップ数で、ユーザーは幅広い選択肢から部屋の大きさや必要な機能に合わせて、より最適な1台を選ぶことができるようになった。
その中でもプレミアムモデルに位置付けられる「AX900」は、プラズマテレビで培われた多彩な映像技術がさらに進化しているうえに、それを映し出すパネルには高輝度・広視野角・高色域の「高輝度IPSパネル」を採用。デザインはシンプルでスタイリッシュな従来モデルを踏襲しており、高級感の漂う金属フレームはまさに“プレミアム”にふさわしい仕上がりとなっている。
今回「4K対応ビエラ」のラインアップに加わったのは、「AX900」の55V型、65V型、85V型、スタンド付き「AX900F」の55V型の4機種と、「AX700」の40V型、48V型、55V型の3機種で、合計7機種。従来モデル「AX800/AX800F」を含めた全12機種の中から、最適な1台を選ぶことができる
今回のレビューで使用した「AX900」の55V型モデル「TH-55AX900」は、従来モデル「AX800」を踏襲したシンプルでスタイリッシュなデザイン。本体が自立したように見えるスラントデザインも健在で、画面全体が視認しやすいように、後方に約3度の傾きがつけられている。55V型には省スペース性の高いスタンド付きモデルもラインアップされているので、設置環境に合わせて好みのタイプを選ぶといいだろう
「4K対応ビエラ」には、パナソニックがプラズマテレビで培ってきた多彩な映像技術が搭載されており、従来モデル「AX800」でも、色再現性にすぐれた美しい4K画質が高い評価を得ていた。今回レビューを行う「AX900」の55V型モデル「TH-55AX900」は、「AX800」の色再現テクノロジーである「ヘキサクロマドライブ」を受け継ぎつつ、新たに「高輝度IPS液晶パネル」、「ダイナミックレンジリマスター」、「4KファインリマスターPRO」といった新技術が追加されている。従来モデルからさらにパワーアップした多彩な映像技術によって、画質はどのように進化しているのだろうか。早速チェックしていくことにしよう。
まず注目したいのは、新たに採用された「高輝度IPS液晶パネル」だ。従来モデル比2倍の高輝度、上下左右178度の広視野角を誇り、低い位置からや斜めからでも画面の隅々までハイコントラストな映像を色あせずに楽しむことができる。また、液晶パネルの直下に配置されたLEDバックライトのエリア制御(ローカルディミング)は、業界最高クラスの100分割以上。より緻密に明るさを調整することで、奥行き感や臨場感のある映像表現が可能となっている。
また、ローカルディミングはその副作用として、隣接エリアの光が漏れて黒が白っぽく浮き出て見える、いわゆる黒浮きが発生してしまうケースがある。その点、「TH-55AX900」は独自のアルゴリズムでバックライトの発光を最適化することにより、黒浮きの発生を抑え、引き締まった黒の再現に成功している。実際に、暗い夜道を女性が歩いている映画のワンシーンを視聴してみたが、黒浮きが発生して画面の一部が白っぽくなることもなく、夜空の深い黒が忠実に描き出されていた。
「高輝度IPSパネル」の採用により、上下左右178度の広視野角を実現。実際にテレビの側面に立って視聴してみたが、色が白茶けたり、暗部がつぶれたりすることがほとんどなかった。これなら、家族や友人などと大勢でテレビを見る場合でも、座る場所を選ばず画面の隅々まで明るく鮮やかな映像を楽しむことができる
業界最高クラスとなる100分割以上のバックライトエリア制御で、映像の奥行き感や臨場感が大幅に向上。独自のアルゴリズムによって黒浮きの発生も抑えられており、引き締まった黒やグラデーションなどを忠実に再現することができる
もちろん、パネルの性能がいくらすぐれていても、色が忠実に再現できなければ宝の持ち腐れになってしまう。従来モデルから継承した色再現テクノロジー「ヘキサクロマドライブ」は、色の3原色(RGB)に、補色となる3色(CMY)を加えた6つの座標軸で色を補正。さらに3次元方式のカラーマネジメント回路によって色域のねじれを解消し、暗いシーンの階調から淡い中間調の色合いまでしっかり再現できる。この「ヘキサクロマドライブ」と「高輝度IPS液晶パネル」が融合することで、色彩豊かな4K映像表現が可能になっているのだ。
また、4Kテレビで実力差が出やすい暗部と明部の再現にもこだわりが見える。「ダイナミックレンジリマスター」は、特に明部の表現に効果を発揮する。記録時に圧縮された明部は、繊細な色成分が失われて白飛びしてしまう傾向にあるが、「TH-55AX900」では幅広いレンジでオリジナルに忠実な色再現が可能となっている。暗部についても、「AX800」から受け継がれた「エリアガンマ制御」により、豊かな階調を維持しながらも暗い部分が引き締まり、映像自体の奥行き感と立体感を再現してくれる。このあたりの色再現の正確性は、プラズマテレビで培った技術が惜しみなく投入されていると言えよう。
さらに、地上デジタル放送やブルーレイディスク、インターネット動画まで、さまざまな映像ソースを4K映像に変換(アップコンバート)してくれる「4KファインリマスターエンジンPRO」についても触れておこう。従来モデルでは12万パターンから類似の画像を探し出す「データベース型超解像」だったが、「TH-55AX900」では原画の解像度を自動判別し、最適な超解像処理を行うことが可能。さらにパターン数に制限がない「モデルベース超解像」を採用、より賢く、より最適な高画質化処理が可能となり、たとえば細部の輪郭がぼやけた古い映像なども、鮮明な4K映像クオリティで楽しむことができる。
広色域パネルの性能を最大限に引き出すのが色再現テクノロジー「ヘキサクロマドライブ」だ。色の3原色(RGB)に、補色となる3色(CMY)を加え、さらに3次元方式のカラーマネジメント回路で高画質化処理を行うことで、暗い色から中間調までオリジナルに迫る忠実な色を再現できる
将来の4K放送規格である「ITU-R BT.2020」の広色域信号にも対応。パネルの特性を生かした最適な色変換で、豊かな色彩や自然な階調を再現する
撮影時に圧縮された本来の明るさと色を出力時に復元する「ダイナミックレンジリマスター」を新搭載。上の画像を見てもらえればわかるように、逆光の明るい部分は白飛びすることなく、夜景やイルミネーションの光も色の忠実性を損なうことなく、くっきりと描画できている
新開発の超解像技術「4KファインリマスターPRO」は、原画の解像度を自動判別し、最適な超解像処理を行うことが可能。さらにパターン数に制限がない「モデルベース超解像」を採用することで、地上デジタル放送、ブルーレイディスク、インターネット動画などを高精細な4Kクオリティ映像へとアップコンバートしてくれる
かつてないほどの映像美を実現している「TH-55AX900」だが、映像に加えて、音質にもこだわりが見て取れる。正面に配置されたスリムなスピーカーには、不要な振動を抑える磁性流体を採用。低音から高音まで歪みの少ない高音質サウンドをダイレクトに届けてくれる。目だけでなく耳からも臨場感のある4K映像を体感できるのである。
正面に配置された小型スピーカーには、磁性流体を採用。不要な振動を抑えることで歪みの少ないサウンドを実現。ドラマや映画のセリフなど中高音域の音も聞き取りやすく、4K映像にふさわしい高音質サウンドを存分に味わうことができる
4K対応テレビに求められる最大の資質は言うまでもなく“映像の美しさ”だが、多機能化が進む大型液晶テレビにとって、機能の充実や操作性の高さも見逃せないポイントだ。ここでは、「TH-55AX900」の使い勝手をチェックしていくことにしよう。
今回注目したいのは、新搭載の「ダイレクト音声操作」機能だ。“テレビに直接話しかける”というこれまでにない発想で、未体験の快適なテレビ操作を実現するものである。実は、従来モデルでも音声操作には対応していたものの、リモコンのマイクを通しての操作だったため、たとえば手がふさがっているときや、リモコンが見つからないときなどには使用できなかった。いっぽう、「ダイレクト音声操作」は直接テレビに話しかけるだけでさまざまな操作ができてしまう。電源のオン/オフ、チャンネルや音量の変更、録画予約といった基本操作はもちろんだが、インターネットに接続していれば、Web上にある膨大な動画の中から自分好みの動画を検索することも可能だ。
ちなみに、音声認識は従来モデルと同様に、基本操作のコマンドはテレビ本体メモリーにあるが、検索キーワードなどは、インターネット上のクラウドサーバーを活用しており、さまざまな語彙や新しい単語を次々とデータベース化していくため、時間が経つにつれ認識精度が高まっていくという。
お好みの番組やインターネット動画などを一覧表示してくれる「マイチャンネル」と組み合わせれば、タイル状に表示された動画の番号をテレビに告げるだけで、見たい番組をすぐに見ることができる。このようなハンズフリーでの音声操作は、国内テレビでは初とのことで、まさに最新の「4K第2世代」と呼ぶにふさわしい機能だと言えるだろう。
ダイレクト音声操作を搭載した最新の「AX900」シリーズなら、テレビに向かって話しかけるだけで、電源のオン/オフから録画予約、インターネット検索まで簡単にできてしまう。実際に操作している様子を、ぜひ動画で確認してみてほしい
ダイレクト音声操作のコツは、テレビの正面3m以内の場所から、普段話しているよりも少し大きめの声で話しかけることだ。実際に試してみると誤動作もなく、思った通りにスイスイ操作することができた。テレビとの対話は初めての体験だが、想像していた以上に便利。家事をしながらなど、“ながら”テレビ派の人にもありがたい機能と言えるだろう
「マイチャンネル」とは、放送中の番組はもちろん、録画した番組やインターネット動画など、自分の好みのコンテンツやおすすめ動画を一覧表示してくれる機能だ。「ダイレクト音声操作」と組み合わせて使えば、番組一覧のサムネイルに表示される数字を発話するだけで、すぐに目的のコンテンツを視聴することができる
スマートフォンやタブレット端末などの普及にともない、テレビ視聴のあり方も、「家で見るもの」から「持ち歩くもの」へと大きく様変わりしてきている。当然、ビエラもそうしたニーズに応える機能を用意している。それが視聴アプリ「Panasonic Media Access(パナソニックメディアアクセス)」(無料)を利用した「外からどこでもスマホで視聴」だ。
録画した動画を持ち歩く機能はもはや珍しいものではなくなったが、「TH-55AX900」はテレビとしては唯一、外にいながら放送中の番組を、スマートフォンやタブレット端末からリアルタイムで視聴することができる。また、外出時だけでなく、自室やキッチンなど、家の中の好きな場所で視聴するといった使い方も可能だ。「ワンセグとどう違うの?」と思う人がいるかもしれないが、解像度が高いのはもちろんのこと、ワンセグでは見ることのできないBS/CSデジタル放送も視聴できる。もちろん、画質はワンセグより格段にいいので、テロップや細かな文字表示までしっかり見えるなど、「外からどこでもスマホで視聴」ならではのさまざまなアドバンテージがあるのだ。
「外からどこでもスマホで視聴」を利用すれば、外出先でも放送中の番組をリアルタイムで見ることができる。スポーツ中継のように、どうしても生で見たいという場合はもちろん、自宅がある地域でしか放送されていない番組を、出張先のホテルで視聴するといった用途も考えられる
iOS/Android両対応の無料視聴アプリ「Media Access」。操作方法は実に簡単で、アプリを起動したら、接続する機器を選択。あとは見たい番組を選べば、あっという間に視聴できてしまう。使い方に悩むことはないはずだ
Wi-Fi環境のあるカフェで、放送中の番組を視聴してみた。映像が途切れてしまうといったストレスもなく、「iPhone」の画面で高画質な映像を快適に楽しむことができた
また、「TH-55AX900」は、4K対応機器との連携もスムーズだ。ミラーレスデジタル一眼カメラ「DMC-GH4」やウェアラブルカメラ「HX-A500」などで撮影した4K動画を、SDメモリーカード経由で、「TH-55AX900」の大画面に映し出すことができる。また、ブルーレイディスクレコーダー「ブルーレイディーガ」に保存しておけば好きな時に見返すことも可能だ。パナソニックが提唱する「4Kで撮る、残す、見る」という一歩進んだ楽しみ方ができるのである。
ブルーレイディスクレコーダー「ブルーレイディーガ」、ミラーレスデジタル一眼カメラ「DMC-GH4」、ウェアラブルカメラ「HX-A500」などと連携すれば、「4Kで撮る、残す、見る」といった新しい4Kの楽しみ方も可能だ。これからデジタル一眼カメラやブルーレイディスクレコーダーの購入を考えている人は、4K対応テレビとトータルで検討するのもいいだろう
最新「4K対応ビエラ」のレビューを通して、パナソニックが考える“4Kのあり方”を随所に感じることができた。単に画質がきれいであればいいのではなく、どのように美しいのかが重要で、原画に忠実な美しさをとことん追求した結果が「高輝度IPS液晶パネル」であり、「ヘキサクロマドライブ」であり、「ダイナミックレンジリマスター」なのである。「ダイレクト音声操作」や「外からどこでもスマホで視聴」といった便利な機能からは、4K対応テレビをより便利に、より身近に楽しんでほしいという願いが伝わってきた。さらには「ルミックス」や「ブルーレイディーガ」、ウェアラブルカメラとの連携による新しい4Kライフの提案など、最新「4K対応ビエラ」には、パナソニックの思いや哲学がこれでもかと言うほどに詰め込まれていた。
今後ますます普及が進むであろう4K対応テレビ。パナソニックの「4K対応ビエラ」は、テレビの可能性を示唆する存在として、日本はもちろん、世界中のユーザーから確固たる支持を集めていくであろうことは想像に難くない。