昔にある漢方医からもらったダイエット漢方薬の調合指図書を久しぶりに読みました。中に面白い内容があるので、日本語訳して紹介します。効くといわれましたが、今の仕事柄で、実験することができませんし、研究開発の力もありませんので、興味がある方にどうぞ。
小児肥満に対するダイエット漢方薬の調合指図書
原材料:
ほおの花、ダイダイ、枳売を炒めて、ソウジュツ各30グラム、ウイキョウ、大黄各150グラム、カンフル30グラム(後入)。
制作方法:
まず前の6味を煮まし、エキスを乾燥して粉まで研磨する。それから樟脳を加えて一緒に粉まで研磨する。薄布内にローディングしで、6×6センチの薬のコアを制作され、彩サテンや糸を外用して腹あてに作る。薬のコアを臍に当って、滑らないほどに緊密に当たれば良い。
解説:
小児肥満は6—12歳の方が多い。主要な原因は脂っこい物を食べ過ぎて、活動が好きではないことである。
本調合は芳香化濁の樸花、ダイダイ、ウイキョウを採用して、祛湿に効き、枳売が消積、ソウジュツが燥湿、大黄が積導、破結に効き、胃腸の中の汚い物を体外に排出させる様にする。
更に樟脳は中枢神経を興奮し、胃腸の蠕動を加速出来、消化能力を向上出来る物である。且つ鎮痛、かゆみ、防腐、浸透の機能を備えて、各薬を肌に浸透させる様にすることで、治療の効果を果たす。
老年肥満に対するダイエット漢方薬の調合指図書
原材料:
インヨウカク50グラム、麻黄、磁石の各10グラム(後入)、カワミドリの葉、二醜各30グラム、シナモン、艾葉硫黄の各15グラム(後入)
制作方法:
磁石の粉、硫黄を除いて、他の薬を煮まし、乾燥して粉まで研磨する。それから磁石、硫磺を加えて、細かい粉に研磨する、薄布内にローディングしで、8×8センチの薬のコアを制作され、彩サテンや糸を外用して腹あてに作って、臍に緊密に当る。
此の薬コアは15—30日間、一回を交換して、三つの薬コアを一つの治療コースとし、一般的には1—3の治療コースは体重を正常に戻す。
解説:
老年肥満の主病は腎にあり、本虚標実の候に属し、だから「プラグを採用し、プラグに充てる」療法を採用する。
調合の中でインヨウカク、シナモンは腎臓を補って精力をつけて、温中散寒する。艾葉、藿香は温中健脾臓だ。麻黄は濡れを表より出せて、共に中から排出する。更に硫磺は補火助陽、磁石の潜陽納気、共に各薬を体内に浸透させる様にする。
全調合は合用すれば精力を付けて濡れ除去し、芳香化濁、固本ダイエットの機能を備え、本当に妙方だ。
女性肥満に対するダイエット漢方薬調合指図書
多くの女性の肥満は脾臓の問題で、食べ過ぎ、または、脾臓、胃の熱い、喜逸悪労の為で、脂肪の蓄積を発生する。だから治療方法は以下の様に三つがある。
漢方理論により、三つの女性肥満型がある。それは、脾臓淡湿(ぶよぶよ)型、气滞血瘀型、そして脾胃実熱型がある。
脾臓淡湿(ぶよぶよ)型の調合指図書
原材料:
蘭の20グラム、カラビャクシ、ソウジュツ各社は15グラム、ドクカツ、広モッコウ各10グラム、山椒、艾葉各5グラム、桂枝の15グラム。
制作方法:
上記の生薬を全部煮まし、エキスを乾燥して粉まで研磨する。それから樟脳を加えて一緒に粉まで研磨する。
薄布内にローディングしで、8×8センチの薬のコアを制作され、彩サテンや糸を外用して腹あてに作って臍に緊密に当る。
此の薬コアは15—30日間、一回を交換して、3―6の薬コア使用は一つの治療コースとし、一般的には1—3の治療コースは体重を正常に戻す。
解説:
女性の脾臓がびくびくする。陽の息の不振は寒湿内に生ずる。だからぶよぶよは殆ど湿の為である。
調合中での蘭、ソウジュツは芳香化湿だ。
カラビャクシの辛は暖かくて芳香且つ濁を除去できる。
モッコウは行気鎮痛する。
桂枝、山椒、艾葉は温中散寒、精力付けて通経する。脾臓陽の湿を自ら除去することにより、肥満は退治する。
气滞血瘀型の調合指図書
原材料:
当帰30グラム、センキュウ15グラム、サイシン、三棱各10グラム、莪術、乳香、沒薬、クローブ各5グラム、竜脳香3グラム(後入)
制作方法:
竜脳香を除けば、上記の生薬を全部煮まし、エキスを乾燥して粉まで研磨する。それから竜脳香を加えて一緒に粉まで研磨する。
薄布内にローディングしで、8×8センチの薬のコアを制作され、彩サテンや糸を外用して腹あてに作って臍に緊密に当る。
此の薬コアは15—20日間、一回を交換して、3―6の薬コア使用は一つの治療コースとし、一般的には2—3の治療コースは体重を正常に戻す。
解説:
气滞血瘀、内分泌が乱れているので鬱膨型肥満症を形成する。だから本調合は当帰、センキュウはの血行をよくすることで、ガジュツ、乳香行は気行消積して散結する。三棱、沒薬は血行をよくすることで、サイシンは疎開寒風と寒気を除去し、散結祛湿する。ライラックは内臓を強くして、理气、腎濡れて助陽してふくらみを解消する。または竜脳香は諸生薬の浸透する機能をもっている。
脾胃実熱型の調合指図書
原材料:
センナ、元明粉各30グラム、香たる木、サンザシ、ほおの各15グラム、黄連大黄各10グラム。
制作方法
上記の原材料を全部煮まし、エキスを乾燥して粉まで研磨する。
適量な浸透剤を加える。
8×8センチの薬のコアを制作され、彩サテンや糸を外用して腹あてに作って臍に緊密に当る。
此の薬コアは15—20日間、一回を交換して、3―5の薬コア使用は一つの治療コースとし、一般的には2—3の治療コースは体重を正常に減らす。
解説:
女性は脂っこく、濃い味の食べ物を食べ過ぎ、安逸をむさぼり、脾が陽し、胃腸が炎盛、脂肪の積み重ねで太くなる。
本調合でのセンナは熱を下げて降りる効能があり、胃腸積火を全治し、腹部膨満を解消できる。
元明粉は潟熱できる。
黄連、大黄は熱を下げて、積を取り除くことができる。
全調合は合用すれば、肥満は自ら消える。
以上ですが、ちんぶんかんぶんだと思いますが、漢方用語の日本語訳はこれから勉強するつもりで、一応このへんにして、後で直します。